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【投稿企画】『おすすめ名作映画』

おはようございます。ももたろです。

現在note公式様の企画で連続投稿チャレンジがスタートしています。

チャレンジの名は『あなたの”〇〇の秋”を教えて!』

ももたろは先日からこのチャレンジに参加し、1日目に『食欲の秋』から『今日のおうちごはん』

2日目に『運動の秋』から『運動記録』をお題に選び記事を投稿しました。

3日目の本日は『芸術の秋』から『おすすめ名作映画』をチョイス。それでははりきっていってみましょう。


長かった日があっという間に短くなり、夕日が黄色く色付いた景色に沈んでいく。落ち葉が増えて冬の足音が聞こえてくる…。
秋は哀愁を感じる季節でもあります。

そんな秋の夜長に映画を観るのなら、じっくり鑑賞できて切なさややるせなさも感じられる作品が良い。

そこでお勧めするのが『犬神家の一族』です。

『犬神家の一族(1976年版)
◯原作:横溝 正史
◯監督:市川 崑
◯出演:
・石坂 浩二
・島田 陽子
・あおい 輝彦
・高峰 三枝子
・三國 連太郎 他

◯あらすじ:
昭和20年代のとある年、信州財界の大物・犬神佐兵衛(いぬがみさへえ)は裸一貫の身から興した製薬業で築いた莫大な財産を残し、家族に見守られながら他界した。

遺産の配当や事業相続者を記した遺言状は一族全員が揃った場で発表されることになっており、一族の家族達は犬神家本宅で戦地から復員する長女松子の一人息子佐清(すけきよ)を待つ事となる。

佐兵衛は生涯に渡って正妻を持たず、母親の違う娘が3人、皆婿養子をとり、さらにそれぞれに息子が1人ずついたが、お互いが反目し合っていた。

「なにか悪いことが起こるかもしれない」先行きに不安を感じる古館弁護士の依頼で遺産相続に立ち会うこととなった金田一耕助は、人間の欲望と憎悪が渦巻く遺産を巡る惨劇に巻き込まれていくのであった。

言わずと知れたミステリー映画の超名作。
湖から天に向かって生える両脚のシーンはあまりに有名ですね。

『犬神家の一族』の劇場版は片岡千恵蔵主演の1954年版、石坂浩二主演の1976年版とそのリメイク2006年版がありますが、個人的に最もお勧めするのは1976年版です。出演者が名優揃いで映像の重みがまったく違う。

ストーリーの流れはミステリーの王道と言えるもの。ただ登場人物が多く初見は誰が誰やら混乱するかもしれません。

しかし白いゴムマスクを被った佐清の謎、次々に起こる殺人事件、捻れ絡まった人間関係を追う内に否が応でも映画にのめり込まされる。

佐清がマスクを脱ぐシーンは子供の頃に観たらトラウマ級の衝撃

そして凄惨な殺人事件の間に垣間見える親子の愛、男女の愛が心に響きます。

事件発生時はショッキングな映像も多いですが、後を引くグロテクスさはないので大丈夫。ただし小さな子供には辛いかも。

映像、ストーリー、演者、BGM全てが素晴らしい出来で何度観ても飽きることがありません。

というわけで。
皆さんもこの秋『犬神家の一族』を鑑賞してみてはいかがでしょうか?

個人的に好きなシーンは坂口良子(可愛い)が演じる女中に「今日の朝食は全部私の手作りなんです!何が一番美味しかったですか?」と聞かれた金田一耕助が「生卵」と答える場面。石坂さんのとぼけた演技がいい。


本日は秋の鑑賞にお勧めする映画を記載してみました。
明日は連続投稿最終日。ももたろがどのようなお題を選ぶかお楽しみに。


今日も良い1日を。


#おすすめ名作映画

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