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仕事が出来ないのは誰のせい?【仕事の話】

おはようございます。ももたろです。

いきなりですが、私もアラフォーと言われる年齢になりました。

まず仕事における責任の量が増えて四苦八苦。

さらにこの歳になると仕事の後輩が何人も出来るわけですが…どうやったら彼らを一人前に導いてあげられるのか日々迷いが生じます。

そんな時に出会ったのがこちらの動画。

ゲストは『西原亮』氏。

ゲストの御紹介
西原 亮 (にしはら りょう): 慶應義塾大学卒業後、家業の牛乳配達のアルバイトを経て経営コンサルティング会社へ入社。2013年に廃業寸前の牛乳販売店を事業承継し、現在は『株式会社明治クッカー』の代表となる。

↑ メイン事業が牛乳屋さんとは思えないほどオシャレなホームページ。只者ではない!

西原氏はコンサル会社時代に相当苦労し、優秀な上司や同僚の中で揉まれまくったようなのですが…現在はそのノウハウを活かしてコンサルティング業務などもされているようです。

ゲストの紹介終わり。

さて。動画では私達が仕事をこなす上で何となく感じているけれど、上手く表現できない”コツ”の様なものを分かりやすく言語化してくれています。

例えば新人に守ってほしいと思う点を西原氏は”5つのない”と表現して解説してくれています(動画22:28〜)。書き出すと以下のとおり。

①わからない言葉をスルーしない
②答えを当てにいかない
③同期で群れない
④陰口を叩く人の近くに行かない
⑤笑顔を絶やさない

詳しくは動画を観て頂きたいのですが…文章に起こしただけでもなるほどと納得できるものばかりです。

こういうのって、言語化して伝えようとするととても難しいですよね。

「教える」って大変。
出典:https://www.ac-illust.com

また動画内では”仕事ができる人”は業務内容やTODO(すべきこと)に対する工程(プロセス)が一瞬で思い浮かぶこと、

『コンビニで牛乳を買う』という工程を分解した図。
通常の業務でもこの様に段階を踏んで達成まで進んでいく。
出典:紹介動画内28:20〜

そしてこれが”できない(慣れていない)”部下に対して、段階を踏めるよう分けた仕事を用意し渡すのは、”上司の役割である”と解説されています。

出典:紹介動画29:49〜

こ〜れが今に自分に刺さる刺さる。

近年私の職場にも何人かの新人が入職し、各先輩の指導の下日々の業務に励んでいます。

当然中には要領が悪くて仕事が遅い子もいる。
ちなみにいつかの日記に書いた女の子。

その子が不真面目でそうなっているのなら納得できるけれど…彼女は彼女なりに頑張っている。それでも失敗を重ねてしまう。

そして彼女を教える先輩は自分と歳が近い(ていうか友達)男性職員で、彼の指導方針は『見て覚えろ』なタイプなんですね。

「もっと一つずつしっかり教えてあげたら?」というと「いや何度も教えてる。それでも出来ないのは彼女の甘えなんだよ」とか言っちゃう。

※先輩に頼りすぎる彼女が甘いという意見も一理あります。難しいですね。

この指導方針はどう考えても一歩一歩がゆっくりな彼女とは相性が悪い気がしていました。でもどんな方法が良いのかが分からない。

この動画によってその方法を言語化してもらえたので大変ビックリしました。

そうだよな…後輩だけが一方的に悪いわけじゃないよな…。

ちなみに先輩の彼は動画で言及されている『出来る上司ガチャ』ハズレ枠に該当していて笑えました。いや笑い事ではありません。
普段はいいやつなんです。

動画に感銘を受けた私はついつい西原氏の著書も購入してしまいました。

動画で著書の内容を噛み砕いて説明してくれているので、動画だけでも十分といえば十分。興味があればどうぞ。

西原氏が出演する動画と著書のおかげで後輩とどう関わっていくかの道筋が見えたような気がします。

自分もさらに勉強を重ねながら不器用な後輩のフォローもしていきたいと、そんな決心をしたのでした。
この年になっても学ぶことは沢山ありますね。

以上。本日は自分が後輩と向き合う際の気付きを与えてくれた動画を紹介しました。業務のあり方に疑問を感じる方にぜひぜひ視聴をお勧めいたします。


今日も良い一日を。

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