情報を共有する の巻(1)
もうすぐ平成が終わり、新しい年号に変わります。
昭和生まれ、特に私たちぐらいの40〜50台の戦後の昭和ど真ん中世代にとっては、平成に変わったことがもう大事件で、まだ心の何処かに、その余韻が平成も31年になった今でも残ってるのに、また次にいっちゃうのね、と困惑とドキドキが混じってしまいます。
ビジネスにとって平成という時代は、ネットが普及し、ビジネスのスタイル、仕事のスタイルが「インターネット」の成長とともに様変わりした時代だったと言えるでしょう。
私が社会人になったのは、まさにバブルがはじけたその直後。
プログラミングもまだ新人は、まず紙に書いてチェックしてから端末に向かって打ち込むというような、今では考えられない、言い換えればの〜んびりとした仕事風景でした。
お客さんとの連絡は電話かFAX。
急ぎの資料を届けるには、「バイク便」のお兄さん呼んで届けてもらう。
そんな時代でした。
それが今では、新人はクラウドの環境でプログラミングをし、それをリアルタイムで共有して「あぁ、そこはそうじゃないよ」「あ、それ前に教えたよね」と離れた席にいる先輩がチャットでフォローする。
お客さんとは、メールすらもう時代遅れ?なんて感覚もなくはありませんよね。
企業の広告は、ネット媒体が主体。入稿までに一言一句、微に入り細に入り夜更けまでチェックして何とかして間に合った紙媒体の広告しかなかった頃からは考えられもしないスピードで発信され、レスポンスをリアルタイムに計測し、見直され、市場の反応を吸収しながらどんどん成果を出していく、まさにそんな時代になりました。