|2|令和に乾杯
今日は急に思いついたイメージを抽象的に書いてみるね。
令和のイメージ。
こんなかんじでしか書けなかった。
とても短いです。
意味伝わるといいけど。
意味わかんなかったらごめんね。
令和はさ、チルでビビッドで、フラットなのがクールなんでしょ?
悪くないじゃん。
みんな琉球ガラスのコップみたいにいろんな色で、キラキラしてる。
隠れてるものもあんまりなくなってきて、みんなが明るいところに出てこられるようになった。
でも、みんな、もっとキラキラしたい。
まだ足りない。
欲張りな人は、掻き集めた金貨をコップに詰め込んでる。
「もっともっと」って、ギラギラさせて。
耳について離れない音楽を集めて、逃げ場をなくして、ずっとループしてる。
お気に入りはなんでも、ずーっとループしてる。
同じような街並み。
同じような毎日。
ループするものがあると、満たされてる気がする。
あんまり激しくてホットなものは苦手。
強い振動でたやすく壊れるけど、でもガラスに金継ぎは難しいし、今っぽくないから、デコってキラキラで隠してる。
壊れるのは痛いって知ってるから、ぶつかっても壊れないように、あえてぐにゃぐにゃでいるのかもしれない。
でもそれって行き過ぎると自分の色がよくわかんなくなって、透明になっちゃう。
色のないガラスは安っぽい気がして、映えない、価値ないなら、死んでもいい気がしてくる。
コップは、いつもはわりと空っぽなんだけど、
推しに会いに行くときは特別。
とにかくめいっぱい、これでもか!!ってくらい、ありったけをなみなみに注いで、突撃しに行く。
「大好き!!」ってカンパイしたくて、突っ込んでいく。
クラッシュしてとろけるのが幸せ。
ちょっと冷たいって思われるけど、実はそんなことない。
スマドリでええねんって、
ほんとうになんでもいいなら、
こんな自分でもいいなら、
よく響いてしまうこのガラスのコップで、誰かと一緒に、満足に浸りたい。
繋がりに浸って、幸せをつなぎとめていたい。
「ごめんね、おなじものは飲めないかもしれないけど、きみがいてくれて嬉しいよ」
できれば、おんなじくらいの温度の人と、小さな乾杯ができたら、
それって最高の瞬間なのかもしれない。
はて、これは誰の令和なんだろう?
優しい誰かへ。
悲しい誰かへ。
「大丈夫。みんな最強じゃないから。」
ーーー五条悟じゃない人より。
では、このへんで。