赤ちゃんのぐっすりねんねをサポートする「睡眠コンサルタント」
「睡眠コンサルタント」という職業をご存じでしょうか?
赤ちゃんの夜泣きなどの睡眠トラブルに困っているママやパパをサポートする睡眠の専門家です。
記念すべき第1回目の記事は、私が資格取得を目指している米国IPHI認定資格「妊婦と乳幼児の睡眠コンサルタント」について紹介します。
■ 睡眠コンサルタントについて
資格の正式名称は「妊婦と乳幼児の睡眠コンサルタント」になります。
アメリカの機関であるIPHI(International Parenting and Health Institute)が認定している資格です。
一言でいうと、プレママと赤ちゃんの睡眠のお悩みに対してアドバイスをします。
相談したその場でアドバイスをすることもあれば、時間をかけて改善のサポートをしていく伴走タイプのコンサルテーションもあります。
コンサルタントによってやり方は様々ですが、メインはこの2つになるかと思います。
睡眠の専門家は他にもたくさんいますが、IPHIの「妊婦と乳幼児の睡眠コンサルタント」に共通する特徴についてお話しします。
一つは、相談者の方に寄り添ったアドバイスをすること。
当たり前じゃんと思ってしまいますが、赤ちゃんの睡眠トラブルの改善というと○○メソッドや〇〇式を一律におすすめされることがあります。
このメソッド自体は効果があるものと証明されていても、それが本当に赤ちゃんとご家庭にあっているのかは別の話です。
短期間で効果を出すためにも、相談者の方を取り巻く環境などを丁寧に分析し、赤ちゃんとママ、パパにあった方法を提案しています。
二つ目は、科学的根拠に基づいた方法であること。
なぜこれが良いのか、効果があるのかというのを説明できるんです。
私は理屈っぽい話が好きなので、たまに時間を割いて記事にしていきたいと思います。ご興味ある方はぜひ!
■ どんな相談ができるの?
プレママにしても赤ちゃんにしても、睡眠のことって他人に相談しにくいですよね。
お医者さんだとこんなこと聞いていいのかなと遠慮してしまったり、勇気を出して聞いてみると「それはそういうものだから」と言われてしまったり。
なかなか睡眠のことを専門にされているお医者さんは少ないので、こういう話はよく聞きます。
でも、睡眠コンサルタントに対して遠慮はいりません。
プレママと赤ちゃんの睡眠のことならなんでもOK。
医療従事者ではないので診断や医療行為はできませんが、持てる知識でアドバイスをします。
(中にはお医者さんで睡眠コンサルタントの資格保持者の方もいらっしゃいますよ!)
残念ながら、実際はプレママの相談って少ないんです。
でも、妊娠中の睡眠の大切さと妊娠中にできる赤ちゃんのねんねの知識について知ってほしいと思っています。
私自身も妊娠中なかなか眠れない経験をしたので、プレママだけでなく、プレパパなど周りの人向けの記事も公開していく予定です。
■ 私が目指す「ねんね相談士」
「コンサルタント」ってなじみがないですよね。
アメリカ発祥なので、そこは仕方がないのかなと思いつつも、少しでも親しみを感じていただきたいと思って「赤ちゃんのぐっすりねんね相談士(見習い)」と名乗っています。
繰り返しになりますが、私が取得中の資格名は「妊婦と乳幼児の睡眠コンサルタント」です。
プレママと赤ちゃんのねんねに困ったら相談してみましょう。
睡眠コンサルタントにいきなり相談するのがためらわれるときは、お医者さんでも、家族でも、友人でもいいのでまずは話してみてください。
それだけでも気持ちがスッキリしますよ。
参考文献
『ママと赤ちゃんのぐっすり本』 愛波 文著
赤ちゃん及び保育者(ママ、パパ)に関して不安や心配がある場合は、医師等の専門家に相談しましょう。
本記事の内容については注意を払って記載していますが、アドバイスを実行する際は読者の方の判断で行ってください。