62 Japan Resurrection 日本復活 -総裁選の結果を受けとめて-
初めにお断りしておきます。私は日本保守党の結成当時からの一般党員です。それまでは自民党を非党員として支持していた。来年(6月末?)までは党員のままでいるつもりです。
まず、私の総裁選後の実感(日記)です。
9/27(金)自民党総裁選。
私は呑気にゴルフを回っていた。お昼過ぎにネットで調べると、なんと、1次投票では高市氏が第1位! となると、決戦投票では、高市氏が必ず勝てる、と安心しきって午後のラウンドを回った。その後、アルバイトの途中で、こっそりスマホで調べたら、唖然としてしまった。正直、途中で仕事を放り出して、家に帰ろうか、とさえ思った。
私自身は、呆然自失、”なかった事にしょう”、と思いたいくらいだった。また身内からも、”日本は終わった”、”もう自民党には投票しない”、という声を聴いた。
9/28土曜日
午前中は仕事の準備、そして昼からは、とにかく総裁選結果は忘れたい、という一心で時間をつぶした。まず、好きなアメリカTVドラマMajor Crimes(重犯罪捜査課? 10年くらい前のドラマ)をを死ぬほど見続けた。このドラマには、私の好きな、G.W. Wiley G.W.ワイリー(ポリス・アケデミーでコミカルな教官(?)を演じていた)や中国系、ラテン系、イタリア系、アイルランド系等々、いかにもハリウッドな国際色豊かな(?)、でも笑いもある、いいドラマと私には思える。
夜は夜で、航空冒険小説(Dale Brown ”オールドドック”という爆撃機とそのクルーを主役にしたテクノ・サスペンス?とでも言うようなエンターテイメント)を読んで、総裁選はきれいに忘れて眠りについた。
ただしその間、どうしても決選投票結果に”腹の虫”が収まらず、門田隆将氏や山口敬之氏のネット解説も見てしまった。ああ、それからマーク金井さんのゴルフのラウンドビデオも見てしまった。
9/29日曜日
気持ちよく目覚めた。昨日一日、ああでもない、こうでもない、とつらつら考えていた事がなんとなくまとめってきた感じがしたので、この記事を書く事にした。
ということで、私なりの今後の予想を以下まとめてみる。
ひとことで言えば、これから我が国は奈落の底に向かって、まっしぐらに落ちていくだろう。想像したくもない悲惨な状況だが、我慢して読んで頂きたい、そして現実を冷徹に見据えて頂きたいと願う。
我が国が奈落の底に突き落とされる、という予想(想像さえしたくはない)
・我が国を取り巻く国際安全保障は、最悪のシナリオ(国土の侵害と国民へ
の迫害)につき進んでいく。
・グローバリズムによって国内産業は壊滅的なまでの打撃を受ける。
中国産(強制労働で作られた)製品が山のように国内に流入する。
日本の美しかった観光地は中国人達に汚染されまくる。
・エコ・テロが加速し、美しかった山林はソーラ・パネルで覆いつくされ、
貴重で豊富だった地下水は枯渇し、がけ崩れが多発する。
コメ作り等の農業は壊滅的な打撃を受け、国産米価格は高騰し庶民には
手が届かなくなるだろう。
・電気代は高騰を続け、国内産業は、安い電気料金を求め海外に流出し続け
るだろう。(それでもトランプが再選すれば、アメリカに逃げて生き延び
る手はあるだろうが)
・我が国の伝統・文化・風習は破壊しつくされるだろう。
例えば女性天皇(女系天皇ではない)が容認される。
夫婦別姓になる。
LGBTQXYZ,,,が強制される。
子供は親の承認なしに性転換手術を受けられるようになる。
・国内に移民があふれ凶悪犯罪が急増するだろう。
・北朝鮮に拉致された被害者救出はおざなりな演出で幕を引かるかもしれな
い。またあり得ない日朝国交樹立さえ画策されるだろう。
仮に国内で拉致された被害者に対しても、北朝鮮拉致被害者に対する、こ
れまでの政府の対応方法をとったとしたら、国民は許さないだろう。まし
てや国外に拉致された被害者を全く救う気さえない政府があって良いはず
はない。
”そこまではいかないだろう”、と多くの人は思うかもしれない。
しかし、これまで我が国はだいたいにおいて、欧米からトラック1周か2周分くらい遅れて、後をひょこひょこついてきたのが実態ではないか。つまり、欧米は上記の最悪状況に、さすがに多くの国民が気が付き始め、各国の良い伝統文化風習を残し、国内産業を復活させようと、今まさに保守への揺り戻しが起こっている、と私には見える。そこから我が国は一周か二週遅れて、ますますどん底への行進を進める事になる。
しかし、私は、我が国がこのようなどん底に落ち切った時、国民一人一人が、本当に目が覚め、欧米の後追いででも、復活の狼煙をあげる時が必ず来ると信じたい。
そのために、私個人にできることはただ一つ。
”死ぬほど働く”、そして、”思いっきり人生を楽しむ”、そのうえで、”政治の捲土重来をじっと待つ”、ことだ。ようするに、”諦めたら負け”、ということ。
私には養うべき家族(特に愛犬の柴犬16歳)がいる。その家族の為、そして何より私自身の長生きのため、”決して諦めず”、今は、”必死に働くこと”、に集中しようと思う。
このスピーチを心に刻もうと思う。
我が国が歴史上はじめて他国に占領された大東亜戦争。あれだけ短期間で、見事に国を復興できたのは、我々の父祖が、”死ぬほど働いた”、からだと思う。この見方は、日本保守党とは結果の捉え方は同じでも、原因分析は全く違う。
私は、"政治の問題”ではなく、”国民一人一人の気構え”の問題だと思う。そして、突き詰めれば、昭和天皇という偉大な陛下が、国民一人一人の心の支えになってくださった、という事が非常に大きかった、と私には思える。
一つだけ例をあげるなら、原爆に焼け放たれた広島を陛下がご訪問されたとき、事前には占領軍の手前”万歳”はしないように、との通達があったにも係わらず、どこからともなく、そして誰からともなく、自然に、”バンザイ、バンザイ”の合唱がおこり、陛下が帽子を振って、そのお答えになられた、ビデオを何度もみた。このようなシーンは枚挙にいとまがないほど多くあるようだ。
私は、前述のどん底に我が国が転がり落ち、それでも国民一人一人が、”死ぬ気で働き”、そして必ず、今上陛下が我々一人一人の国民の安寧と平安をお祈りくださり、結果、国民が立ち上がり政治を変え、おそらくは我が国の歴史上最悪の非常事態から我が国を復活できる、と私は信じたい。
決してレガシーメディア、教育界、そして自民党に巣くっている”ネオコン/グローバリスト=左翼全体主義者”政治家、さらには中国依存企業の言動に惑わされてはいけない。
そして、次の選挙では、こうしたネオコン、左翼政治家を一人でも多く落選させ、真の保守派議員を一人でも多く、国会に送り込む事だと私は思う。実は今回の総裁選で、その兆しというか、ほんの一筋の光は見えたと思う。
それは、
・今の自民党でも高市支持(反石破を含めて)は以外に多かった。
・レガシー・メディアがいかに洗脳報道を垂れ流したが、かなり国民が気が
付いてきた。
まず高市支持について、まとめてみる。
まず高市氏は議員票で173票(362票中47.8%)都道府県票21票(47都道府県中45%) 合計194票(47.4%) 自民党議員368名のはずがなぜ362票なのか?6票はどこにいったのか?どなたかご存じでしたら教えてください。
たしかに、1次投票結果からみると、”裏切られた”感はぬぐえない。しかし、高市ウエーブが起こり始めたのはわずか半年くらい前のはず。アメリカ大統領選でトランプ大統領候補が2020年選挙で落選後、ずーっと3年半もの間、MAGA運動を中心に巻き返しを図ってきた事を考えると、この決選投票結果は、見事な高市ウエーブが起こった、ということではないか。
私自身は、自民党には見切りをつけていたし、自民党議員の8割くらいは、アメリカ共和党のかつての”ネオコン”ばりのグローバリスト(私はイコール左翼全体主義だと思うが)だとみていた。私のこの見方は良い意味で間違えていた。ただ高市票が、純粋に政治思想信条的な賛同を得て、のものではないのだろう。”勝ち馬に乗りたい”、あるいは、”派閥力学”からの圧力、からのものだったのかもしれない。しかし、反石破に乗った、のも事実だ。
都道府県票は、上のようになった。この結果も、反石破力学も合わせて、高市票が大都市を中心に広がった事を示している。(ただし1次投票の結果とは全く異なる事は、みなさんがご存じの通り、決選投票ではいわゆる”ドント”式に決選投票に残った一時投票の上位者が一人勝ちになる)
この投票結果、特に1次投票の結果を予想したレガシー・メディア(TV、新聞)はなかったのではないか。私の知る限り、繰り返しになるが、門田隆将氏、山口敬之氏は少なくとも1次投票結果については、かなり正確に票読みされていたように思う。
総裁選直前のネット番組で、長尾たかし元自民党衆議院議員が、”選挙は、安心したら負け”をこれまで体験してきた、とコメントしたのが記憶に残っている。決戦投票前に、高市陣営がまさか、”安心した”、ことはないと思う。内実は私には知る由もないが、私には、認知症バイデンのポチだった岸田首相が, ”院政”をしきたいがために、石破押しに得意の陰湿極まりない”脅し”、と”甘い汁”で高石はがしに走ったように思えるが。
とにもかくにも、さすがに門田氏も、山口氏もこの決選投票の結果は予想だにできなかった。よく魑魅魍魎といわれるが、自民党の内部ほどどろどろした権力闘争はないのかもしれない。その意味では共産党よりもっとみにくい権力闘争なのかもしれない。
ただし、もう少し現実を見ると、自民党党員数は、たったの百万人程度,つまり日本の有権者約1億人のわずか1%にしか過ぎない。いかにも少なすぎると私には思える。(第19回参議院選挙時の有権者数101,236,029人 総務省開示 以下のリンク参照)
確かに、自民党議員は選挙で選ばれているので、”国民の総意”と言える。さらに、少なくともアメリカ民主党のように、あくどい、選挙詐欺は選挙結果を左右するほどは、我が国では行われていない、と言えると思う。
とはいえ、以下のアメリカ大統領の予備選での投票者数からみると、自民党総裁選での党員数は、アメリカに比べておよそ10分の1,でいかにも少ない感じはぬぐえない。
2024年共和党 大統領予備選 投票者数 22,264,875人(有権者の13.8%)
2024年民主党 大統領予備選 投票者数 16,609,924人(有権者の10.0%)
民主党は予備選ではバイデン氏が選ばれたが、その後、辞退したのはご存じの通りで、予備選なしでなし崩し的にハリスを選出したのは、私にはいかにも民主党らしい民主主義無視、全体主義、の匂いがしてならない。
注:アメリカ有権者数を160百万人としたばあい(人口の50%)
次にレガシーメディアの洗脳報道について。
選挙前のメディア報道が”高市つぶし”のため、大嘘を垂れ流していた(これは洗脳報道だと私は思う)、事に多くの国民が気が付いた。これまでの選挙予想報道と比べて、特に一次投票の結果は、メディア報道の予想との差があまりにも大きく、多くの国民が気づいたしまった。これは、国民のレガシー・メディアからの卒業の第一歩ではないか。もういい加減、TVや新聞の言う事は見ない、聞かない、買わない、を実践しようではないか、と私は言いたい。
そして、とどのつまり、我が国の行く末は、アメリカ大統領選に掛かっていると私は考える。仮に、ハリス当選となったら、もしかしたら我が国復活のシナリオは描けなくなる、と危惧する。逆にトランプ再選となったら、おそらくは、我が国のどん底への落下速度が一時期は加速するだろうが、その分、国民の気づきが早くなり、復活の狼煙も早くあがるようになる、と考える。だからこそ、私はこれからも、アメリカ大統領選(特に、心配なのは、すでに5件のトランプ暗殺計画がある、とされているこれからの暗殺計画だが)の行方を私なりにまとめて、記事にしていきたいと考える。
最後に、故安倍総理がアメリカ両院総会で行った、歴史の残る感動的な演説、”Toward an Alliance of hope" 希望の同盟に向けて(希望への架け橋)の写真を表題に再掲したい。言うまでもなく、この演説は、我が国最初の英語のスピーチライターである、谷口智彦氏が、心血をそそぎ、故安倍総理と二人三脚で成功した演説だ。”HOPE”希望こそが我が国に必要なもの。一人でも多くのみなさんが、”諦めず”、”希望”を胸に、しっかり働き、日本復活を果たす事を祈念してやまない。
おまけ 日本保守党について(批判覚悟です)
プロフィールにも書いてありますが、私は、まだ日本保守党の一般党員で、数ケ月前に1年間の党員費を支払い継続しました。ただし、次も継続するかどうかは、保守党の選挙活動、特に組織化と候補者擁立をみて決めようと思っています。今のところ、保守党の活動は、従来の”仲良しクラブ”のままで、”これは”という新しい候補者も擁立できていないし、新しい支部を作ったという話さえ聞こえてこず、失望しまくっているのが現状です。
保守党党員のみなさまからは反発を受けるでしょうが、私の現在の保守党評価は、今の党執行部には”こころざし”はあっても、”実行力”はない、というものです。ではなぜ党員を継続したのか?それは、今後、実行力(組織づくり、候補者の発掘とリクルート、巨大組織の運営力)のある、言わば国家経営者が現れる事を期待はしているからです。
要するに、アメリカのMAGA運動のような、国を挙げての巨大な波動を引き起こせる人、というイメージです。そしてその巨大な波動には、”みこしに乗る役者”(アメリカならトランプ)が必要だ、と思います。
しかしその国家経営者(企業で言えば、COO運営責任者、CFO財務責任者、CSO戦略責任者当)は、とても一人や二人では回し切れない、と思います。仮に私が保守党執行部なら、いっそのこと大統領選終了後に、MAGA運動の主導者、さらにはトランプ選挙参謀等をヘッドハントして日本に連れてきる、もちろんそのための巨額なギャラは、党員の募金で賄う、それから忘れてはならないのは、党員は、”日本国籍を有する事”、を規約に明示し、厳格な資格検査を行う事も重要と考えます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?