#33 (アメリカ大統領選 改題)Rumbleって何?
今まで、我が国の安全保障、経済、そしてこれからの方向について、我が国内の政治以上に大きな影響があるであろう、アメリカの大統領選について紹介してきた。当たり前のように、Rumbleのダン・ボンジーノ氏、ショーン・ハニティー氏、そしてデニス・ディソーザ氏の番組を紹介したきた。
今朝もいつもように、Rumbleのボンジーノ・ショーをみて、私なりに記事にまとめようとしていたら、ふと気が付いた。”ところで、Rumbleとかボンジーノ氏のことを、どれだけ多くの人が知っているのだろうか?”
私のまわりくどく、分かりにくい紹介記事を読んでくださっているみなさんに、”知っていた当たり前”のように紹介してきたが、”ほとんどの人は、Rumbleも、ボンジーノ氏も知らないはずだ”、とお恥ずかしい話、今頃気づいた。たいへん申し訳ないと、猛省し、”過ぎた事はお許し”頂き、改めて紹介したい。
まず”Rumble”について、概略を以下紹介する。なお、Rumbleはほとんどが無料で視聴できますが、番組中には各々の司会者自らが番組スポンサーの宣伝をします。日本の有料放送のニコニコと違うところです。どちらの方式が良いのか私にはよくわかりませんが、視聴者数を増やすのは、Rumble方式、というか一般の地上波放送と同じに番組内で、スポンサーの宣伝を挟むのが良いのかな、と考えます。
以下をダブルクリックするとHPが表示されるので、一度試して頂きたい。(完全に無料です)
私自身今まで調べた事はなかったが、Wikiで見ると以下の記事がある。
Rumble is an online video platform, web hosting, and cloud services business[3][4] headquartered in Toronto, Ontario, with its U.S. headquarters in Longboat Key, Florida.[5][6] It was founded in 2013 by Chris Pavlovski, a Canadian technology entrepreneur.[7] Rumble's cloud services business hosts Truth Social, and the video platform is popular among American right and far-right users.[8][9][10]
Rumbleは、2013年に、カナダ人の技術系起業家であるChris Pavlovski (クリス・パブロフスキー)氏が立ち上げた、オンライン・ビデオ・プラットフォーム。本社は、カナダのオンタリオ州トロント市、アメリカ本社はフロリダ州ロングボート・キー。Rumbleのクラウドサービス(サーバをインターネット経由で提供する)は、ツルース・ソーシアル(トランプ元大統領が立ち上げたFacebookやXに対抗するSNSで、今は日本からでも無料会員となりアクセスできる)がある。このビデオ公開サイトは、アメリカの保守と極右のユーザに人気だ。
英語でプラットフォームという言葉は、政治思想宗教は中立であり、保守左翼に偏っていない、という事で、法律で定められている。(詳しくは分からないが、政治的に中立を宣言すると、優遇税等があるのかもしれない。Youtube, X, Facebook等SNSサイトはみなプラット・フォームを自称している。一方で、新聞TVは自ら政治信条を明らかにし、民主党支持を公言している。FOXニュースは例外的に歴史的には共和党支持だったが、最近経営陣が交代し、民主党よりになっている、ように見える。
次に現在のRumbleで人気番組を紹介する。(おおむね視聴数の多い順)
アマゾンでKindle(電子書籍)版なら¥1,900で読める。日本語訳版も出版されている(と思う)。私がここ数年読んだ本の中では、最も衝撃を受けた一冊。第2次大戦後アメリカで吹き荒れた”マッカーシズム”赤狩り、がもう一度必要だと感じた。(当時はやりすぎとされていたが、最近は、赤狩りにあった人々(例えばチャップリン)はほとんどが共産主義シンパだったと言われている。)
以上、私の知っているRumble番組を紹介した。
全て英語のみの放送だが、ビデオを見るだけでも参考になると思う。
また各々の番組をポッドキャストで聞くと、スマホ(私はiPhone)だと、スクリプト(おそらくはAIで音声認識し自動で文字おこししたものと思う)が読める。聞き取りにくいところは、スクリプトを読めるので非常に便利に使っている。
ちなみに、私は、以下のBannons War Room等、極右とされているが、彼らはなんらの暴力も振るわず、デモをしても極めて平和的に、そして礼儀正しく振舞っており、何か暴力を働いた、という証拠はない。だから私は極右全体主義とは思わないし、保守派だと信じている。
一方で、アメリカメディアは、”mostly peaceful” (ほとんどは平穏な)と形容していた、BLM (Black Lives Matter) 黒人を大事に(?)、あるいはANTIFA(アンチファシズム)は、警察署の焼き討ち、暴行、殺人等々、まさに暴力集団であることが証拠として残っている。そんな彼ら暴力集団を、どうすれば、”mostly peaceful"と呼べるのか、私には想像すらつかない。
名前は忘れたが、BLMの女性指導者の一人が、声高に、”Defund Police” 警察の予算カットを繰り返し主張し、叫んでいた。これは、黒人の若者が警察官に取り抑えられ、死亡した事件を受けて、”警察は黒人差別主義者の手先で、罪のない黒人まで殺している。だから警察はもういらない、つぶしてしまえ”、という過激な思想だ。後に、その不幸にして志望した黒人犯罪者は、麻薬中毒者で、麻薬の過剰摂取で心臓麻痺を起こした、という説もでてきた。当事者の警察官は裁判にかけられたが、最終的に刑が確定したかどうかは分からない。
ある時、”自分自身には、これだけ大勢のボディーガードをつける一方で、警察の予算はカットしろ、と主張するのは矛盾しているのではないか?”と聞かれ、‷あなたは私に暗殺されろ、と言いたいのか?”、と逆切れしているシーンがネットで広がっていた。その女性指導者は、確かサンフランシスコだかロサンジェルスだかに、数億円するような超高級アパートに住んでいた、と記憶する。
またANTIFAも、無垢な若者、主には大学生を洗脳し活動に巻き込んできた。そのうちの一人(名前は忘れた)黒人活動家は、1月6日議会デモに参加しているところがビデオに移されていたが、トランプ支持者の帽子をかぶり、自分はジャーナリストと偽証していた。
私は会った事はないが、ある著名(だと思う)英語教師は、英語教育セミナーのWebinar(オンラインのセミナー)で、さも自慢げに、”私は授業でBLMを取り上げた”、と堂々と発言し、別のパネリストから賞賛されていたのを思い出す。正直私はこんな英語教師に教えられている学生が不憫に思えてならなかっ。当然、そのオンライン・セミナーには二度と参加しなかった。
当たり前のことだが、教育現場は政治思想そして宗教的には中立であらねばならないと私は考える。教師により多少バイアスがかかるのは仕方ないにしても。仮に政治的発言を許すのであれば、保守、左翼両方の論者を同じくらいの数で出演させ、議論だせるべきではないか。
以上、私自身のつたない体験談を含めて、Rumbleを紹介した。
参考になれば嬉しいですし、