アメリカ大統領選 #24 共和党全国大会 #1
共和党全国大会の初日が大盛況に終わった。今4時間の録画を見終わった。今の気持ちは、”とにかくアメリカがうらやましい。左翼バイデン政権、左翼メディア、左翼教育界、そしてグローバリズム(=左翼)大企業からの、悪質極まりない妨害、詐欺紛いの偏向報道、教育にも負けず、これだけの草の根運動が力強く加速してきていること。そしてもちろん、土曜日(現地時間)の暗殺未遂事件の後も、銃弾で痛めた右耳にプロテクターのようなカバーをしながら、雄々しく登場したトランプ元大統領の雄姿に、会場は興奮のるつぼと化した。
その入場シーンをみて、私は昨日のダン・ボンジーノ氏のRumble放送で、共和党大会でのトランプ大統領警護が十分なされるのか、少し心配していたが、それはどうも危惧に終わったようで、安心した。まず警護要員がトランプ元大統領と同じか、むしろ背が高い屈強な警護員であったこと。ただし、全員がシークレット・サービスなのか、一部には私的なガードを雇ったのかは不明。
暗殺未遂の録画をみて、私は個人的に、銃撃の後、必死にトランプ大統領にしがみつき、さらなる銃撃から守ろうとした女性警護員を、”なんと勇敢な警護員だろう”と思った。しかしボンジーノ氏によると、”彼女はがんばったが、いかんせんトランプ元大統領は背が高く大きいので、彼女がいくらがんばっても、トランプ元大統領の頭が丸見えになり、万一第2第3の狙撃手がいたら、守り切れなかっただろう。警護員は少なくともトランプ大統領と同じか、できればもっと背の高い警護員を選ばなければならない、と評していた。
ダン・ボンジーノ氏は、Rumbleで、”シークレット・サービスはもはや私の知っていた大統領を守り切れるシークレット・サービスではない。こんな警護体制ではトランプ元大統領のみならずバイデン大統領の身辺警護もできない。シークレット・サービスのキンバリー・チートル長官は直ちに辞任しなければない。”と怒りをあらわにした。ボンジーノ氏は、元シークレット・サービスでクリントン大統領の警護にあたり、警護チームの現場指揮官として活躍し、そして警護要員の訓練教官までつとめた経歴を持つ。今回の暗殺未遂事件の現場には、ボンジーノ氏の知り合いのシークレット・サービスがいたとのこと。元シークレット・サービス教官としてのこの批判は非常に重みがある。私は個人的に、銃撃の後、必死にトランプ大統領にしがみつき、さらなる銃撃から守ろうとした女性警護員を、”なんと勇敢な警護員だろう”と思った。なお、ボンジーノ氏のこの批評は、別の記事で紹介したい。
さて、共和党全国大会の印象的だったシーンをいくつか紹介した。Rumbeで無料視聴できるので、英語ではあるが、ビデオを見るだけでその様子はうかがえるので、ぜひ、視聴して頂きたい。
録画時刻 3:25:00-3:28:50
ニカラグアからの移民一世 リンダ・ホーノス女子 以下そのスピーチの概要
「私は60年前ニカラグアからラスベガスに来た。アメリカは私を歓迎してくれ、私は懸命に働き、子供も二人できた。しかし、2020年に自宅が火事になり私達は何もかも無くしてしまった。バイデン政権では私達の生活を立て直す事などできない、と分かってきた。私の息子一人は3つの仕事を掛け持ちし、もう一人は二つの仕事、そして私は保険会社で働いており、合計6つの仕事をしてやっと家族3人が暮らしていけるのが現状だ。
私は愛するラテン系コミュニティーのみなさんに言いたい。目を覚ます時がきた、と。
私は、実はこの会場では言いたくない、大きなミスを犯してしまった。今はひどく後悔している。それは、、、、、、2020年にバイデンに投票したことだ。ごめんなさん。ごめんなさい。(会場からブーイングがあがる)
しかし、今度の11月は、私は決して、決して後悔しない。
”Please join me in voting DONALD J. TRUMP!" (私と一緒にドナルド。J.トランプに投票してください!」
ホーノス女子は決して流暢な英語ではなく、むしろとつとつと、会場を埋め尽くした聴衆に訴えかけていたように思う。特に最後の、DONALD J. TRUMP は少しスペイン語なまりが入り、それだけ、心にせまる感動的スピーチだった。たった一人のスピーチではあったが、ラテン系アメリカ人からの人気が上がっている、と実感させられた。
そして、その名スピーチをうけて、会場の全員がスタンディング・オベーションを与えた。その中で、トランプ元大統領が一瞬涙をこらえそうに私には見えた瞬間を以下に紹介したい。(果たしてそう見えるのは私だけだろうか?)私には、まるでトランプ元大統領は、”こういう人達のため、俺は戦うんだ!”、と自分を鼓舞しているようにも見えた。
このシーンを左翼メディアはどう報道するのか?無視するのか? いや私の推測は、”ただのやらせだ!”と切り捨てるだけと推測する。たしかに、ホーノス氏は、プロンプターを見ていたのかもしれないが、聴衆に心から訴えていたように私には見えた。
また上の写真のトランプ元大統領の表情こそが、いかに人間味あふれる、そして愛情豊かな人物であるか、物語っていると私は思う。まるで能面のように表情がなく、しかし時には声をあらがえ、”米国の敵”とトランプ大統領のののしる、バイデン大統領と比べてみてほしい。あるいは、常に冷静を装い、しかし冷たく人間味のないオバマ元大統領と比べてみて欲しい。
私のトランプびいきが、勝手にそうおまわせているだけだろうか?しかし、独裁者、ファシスト、白人至上主義者、外人嫌い、と罵倒され続けているトランプ大統領が、本当にそういう本性があるなら、これだけの大衆が支持するのだろうか?トランプをあしざまにののしる我が国の評論家たちは、単にアメリカの左翼メディアを口真似しているだけなのか、あるいは保守派を装った実際は全体主義の極右なのか、左翼なんだろうか?私には、多くのアメリカ国民と同様に、とてもとてもそうは思えない。
次に、International Brotherhood of Teamsters(私はよく知らない組織だが、たぶん労働組合?)のSean O'Brien(ショーン・オブライエン)会長のスピーチ一節を紹介したい。(アメリカ流の極めて乱暴な言い方だが、その言い方に尊敬の念を感じる)
「私が、この共和党大会でスピーチをすると知った民主党と一部の共和党員(おそらくネオコンと呼ばれる一派)からは、”裏切り者扱いされた”。しかしトランプ大統領は、私を招待したことで、表現と演説の自由を尊重することを証明した。そして彼が好きかどうかに係わらず、彼は(トランプ元大統領は)土曜日に、とんでもなくタフな男であることを証明した!」 オブライエン氏は、S.O.B と文章では書いてはいけない、本来は侮蔑後を使い、見事に尊敬の念を表したように思う。
そして最後に、インド移民でカリフォルニアで弁護士を務める、Harmeet Dhillon(ハーミート・ディーロン)女子が、(たぶんヒンドウ語だと思うが、)頭にサリー(?)をかぶり、トランプ元大統領が暗殺の銃撃から逃れらえた事を神に感謝し、かつ彼の恐れを知らず、かつ、憎しみを持たない、ありえないような心静かな境地にたどり着いている、と称え、初日の大会が終了した。
最後に繰り返しになるが、私は、このような政治集会が我が国でまでできていないことが、残念だし、悔ししくてならない。本来お祭り好きであるはずの、我々こと、このような大きなイベントで各政党が勢いをつけられるはずではないだろうか?もちろん会場費、さまざまな準備費、そしてそのための準備委員会、動員、さらにはVIP用の要人警護、等々、資金、人、組織は大掛かりになるはず。しかし、現実にアメリカではそれを恒例のイベントのように行ってきているではないか?なぜ我が国ではできないのか?それができるのは、岸田首相はじめ宏池会の政治家が、中国人のパーティー券購入を隠れ蓑にした政治資金の海外からの政治献金か、あるいは大企業をバックにした身のないパーティしかできなのか?
どこかの体育館かコンサートホールを貸し切り、民間警備会社にも警護を委託し、もちろん警察にも警護要請し、警護費用を含めたもろもろの費用は、入場料で賄えるではないか?そういう政治集会があるのなら、そしてそれが保守の集会であるのなら、私は喜んで、本当に喜んで入場料でも献金でもしたいと思う。
要するに、”うらやましい”で終わってはいけないのでしょうね。
では、トランプ元大統領のように、私財をなげうって、かつ仕事もなげうって、”日本を救う”ために戦ってくれるそんな人を望んでいるのは私だけでしょうか?
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
感想やご意見など聞かせていただけると嬉しいですし、今後の励みなります。