40 WHY HOSTAGES NOW? なんで今人質(交換)なの?
ロシアとの人質交換
ロシアに収監されていた二人のアメリカ人が解放された、との報道があった。
もちろん、アメリカ人が解放されたのは喜ぶべきニュースであるし、一人はWSJ(ウオール・ストレート・ジャーナル紙の記者で16年間の刑期、もう一人は米海兵隊の軍人で6年の刑期を言い渡されていたらしい。(先にワシントンポスト紙の記者が19年間収監されていた、と書いてのは私の間違いでした。訂正します)実際にどのくらいの期間、収監されていたかは不明。捕虜となっていた二人が無事帰国し、家族と再会を喜びあえることを心から願う。
表題の写真は、ハリス副大統領が質問に答えて、”大統領に、、、 外交の成果とか、、、、、 外交の力とか、、、、、 分かってもらえた、、、 今日は素晴らしい日だ”、と私の英語力では意味不明の答えだった。意味不明の話ではあるが、どうも、これは、Equity(平等・公正)を叫ぶハリス副大統領にとっては、公正で平等な取引になる、ということなのか?
私だけでなく、英語ネイティブのボンジーノ氏にとっても、”いつものように”、意味不明な発言だったようだ。”ハリス副大統領は、プロンプターを読むのはうまいが、自分の言葉で話す能力はない。同じ事を繰り返すだけで、ボキャブラリーが貧弱なため、同じ単語を繰り返して使い、ごまかそうとする。認知障害度が7のバイデン大統領のほうがまだましだ”、と酷評している。
ちなみに、トランプ大統領はタッカー・カールソン氏とのインタビュー、”ハリス副大統領はRHYMEだ”とコメントしていた。Rhymeは韻律のことで同じ単語や同じ発音の単語繰り返す事。例えば、”I think this,,,,, I think that,,,,, So, I think this,,," とI think を繰り返すだけで、中身がない、と評していた。
この人質交換について、トランプ大統領は、自身が立ち上げたSNSのTRUTH SOCIALに以下のコメントを発表した。
”今回の捕虜交換の取引条件は、ロシア側に現金を支払ったりしていないのか?またアメリカが釈放したロシア人捕虜は、殺人鬼、人殺し、凶悪犯だったのか?私のとった交渉では相手国に譲歩したことはなかったし、現金をしはらったことなどない。バイデン政権は、今回の交換条件は複雑だと主張しているが、その条件があまりにもアメリカ側に不利なことを明らかにできないから、そういう言い訳をしているのだ。”
このトランプ大統領のコメントについて、”トランプ大統領は、引き換え条件なしに人質を取り戻せる”、とコメントしたがどう思うか、と記者から聞かれ、”じゃあなんで自分が大統領の時に人質を取り戻せなかったのか?”、と事実を時系列に覚えていない(人質はバイデン政権下でとられた)事をまたまた明らかにした。
以下は、このバイデン大統領の反応をみて、”自分が大統領のときには人質になっていなかった人を、どうやって取り戻せるのか?” CNNでは事実確認すらできない。もういいよ、オリンピックのサッカーを見よう、とのXポスト。
一方で、解放されたロシア人人質はどんな表情でモスクワで出迎えたプーチン大統領に会ったのだろうか?人質は、なにか落ち着かず、気まずそうに、ピリピリしているように見えた、とのXポスト(ポストしたのはウクライナ人のようだ)
たしかイランとの捕虜交換でもイラン側のアメリカ人捕虜一人に対して、アメリカの収監していたイラン人捕虜を4,5人くらいの比率で解放し、かつアメリカ側はイラン側に数百億円の金を支払うという、誰が考えても、一方的にイラン側に有利な取引だった、と記憶する。
下は、2023年10月11日のXポストで、イランとの人質交換で、一人のアメリカ人人質を5,6人のイラン人人質と交換し、さらに$6B(60億ドル=9,000億円)も支払った、とても平等な交換とはいえない。しかも交換の3週間後には、新しいアメリカ人人質を取られた。それがバイデン政権のやり方だ”、とのRFケネディー上院議員(当時)のコメント。
この人質解放が、実際にどれほど大統領選挙に影響するのだろうか?少なくとも保守派は、批判こそするものの、全く評価していない。
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