54 ワンダーウーマンもトランプ支持！
8月27日、民主党の2020年の大統領候補の一人であったTulsi Gabbard（タルシ・ガバード）氏が、トランプ大統領候補の支援を表明した。
我が国のメディア、保守系論客がどれだけ報道したか分からないが、私は、RFケネディーJr.氏のトランプ支持表明と同じか、あるいは、それ以上の投票インパクトがあるのでは、と期待している。
むろん、RFケネディーJr.氏のほうが知名度は遥かに高い。しかし、同氏の支援者（一説には投票者の約６％程度もいると報じられている）の果たして何割が、トランプ支持に回るのか不透明と思われる。
仮にRFケネディーJr.氏がそのまま独立系の大統領候補のままであったなら、トランプ陣営とハリス陣営の双方にとって、争うべき投票者が６％減っただけ、という事になり、浮動票の多いトランプ側に若干有利になったものと推測される。
しかし今回のトランプ支持表明で、仮に半分がトランプ支持、半分が反トランプでハリス支持になったとしたら、投票数的には、どちらに有利とも言えないのではないか、と拝察する。むろん、信条的にはこのRFケネディJr.のトランプ支持表明を大歓迎しているが。
そのロバートFケネディー氏が、タルシ氏のトランプ支持表明を歓迎している。”Wonder Woman", "Justice League" ワンダー・ウーマンの正義同盟への合流を歓迎する、とのポストを投稿している。映画タイトルからとった、いかにも気の利いたポストだと思うが、ワンダーウーマンのように強く、頼れる女性兵士が、正義のトランプ側に来てくれたことを歓迎する辞と私は考えた。以下、タルシ氏は、映画の1シートかと思えるほど、いかにも凛々しい軍服姿で敬礼している。
一方で、タルシ元大統領候補は、アメリカ陸軍の予備役将校だ。トランプ大統領候補と同席した、8月27日 National Guard Association(アメリカ州兵協会）での集会で、トランプ支持を表明した。この日は、3年前のアフガニスタンからの突然の撤退が、アメリカ兵13名が戦死を遂げた記念日であり、タルシ元大統領候補は、トランプ大統領候補と共に、アーリントン墓地でその戦死した兵のご遺族を弔問したとのことだった。
同氏はすでに民主党からは離党しており、今回の大統領選には立候補していなかった。そして同氏の経歴から、アメリカの軍人の間で、民主党支持者からの支援者も多く、そのうちの大部分がトランプ支持に回るものと期待される。（むろん、反トランプ派もいるだろうが）
これで、トランプ大統領候補には、実業界からイーロン・マスク氏の全面支援を得て、さらに大統領立候補者だったJFケネディーJr.からの支援に加えて、タルシ氏という心強い味方が一人増えた事になる。
以下WiKiのタルシ元大統領候補の紹介記事。
1981年アメリカ領サモアのTutuila島（チューチュイラ？）生まれの第4子。欧州系サモア人の父と、インディアナ州出身の母をもつ。母はヒンズー教に傾注し、ラーマーヤナの一章Bhagavad Gita（バーガーバド・ギタ？）を勉強して、サンスクリット語を自分の全ての子供につけた。タルシは、サンスクリット語で”holy basil”聖なるバジル（高僧）を意味するとのこと。
”一家はその後ハワイに移住し、子供はサーフィン、マーシャルアーツ、そしてヨガを学んだ。
タルシ氏は、サモア系アメリカ人として初の下院議員に当選し、2013-2021ハワイ第２区の民主党下院議員をつとめ、2020年には民主党の大統領候補として立候補した。しかし2022年に民主党を離党し、以降、独立系政治家として活動を続けたきた。
私は、旧来メディア、民主党等からの激しい選挙妨害、誹謗中傷、さらには選挙そのものの詐欺行為に決して負けず、トランプ大統領候補の再選を心から望んでいる。