5.Negative Heritage from Biden バイデンからの負の遺産
1/28 ホワイトハウス報道官Karoline Leavitt (キャロライン・レベット)女史が記者会見で、以下の報道をした。これはDOGE ( Department of Government Efficiency:イーロン・マスク氏とヴィヴェック・ラマスワミ氏が主導する新設の”政府効率化省”)とOMB(Office of Management and Budge 行政予算管理局)が発見できたため実施直前で差し止めた二つの案件についてだった。レベット女史は、”国民の血税をこれほど無駄に浪費するのはトランプ政権では絶対に許さないと、バイデンからの負の遺産を暴露した。”
以下、FOXニュースでのオンライン放送。
レベット女史は、先の大統領選でも報道官を務め、トランプ大統領からその高いコミュニケーション力を買われて、史上最年少の27歳でホワイトハウス報道官になった。トランプ大統領は、レベット女史について次のように高く評価している。この人事は、トランプ大統領は、男女に関係なく要するに適材適所でその職位と職責に最も適した人物を配費するという、実効的かつ現実的な人事を行う事を意味している、と私は考える。
私自身はレベット女史の報道を初めてみたが、なるほど、活舌も滑らかで、かつバイデン政権を痛烈に批判しながらも全く動じないその腹の座った会見姿勢に思わず拍手を送ってしまった。自己のプロファイルではまだ初々しさが残る感じだったが、さすがトランプ大統領が見込んだだけあって、記者会見に臨むその姿勢はまさにプロであり、まだまだ若い報道官だが、一言でいうとなんとも頼もしい報道官と感じ入った次第だ。(少し褒めすぎかもしれませんが、任期初めの御祝儀だとお許しください)
特に先のKarine Jean-Pierre(カリーン・ジャン・ピエール)報道官については後述する。
以下その報道を紹介する。
1. WHO脱退後に負担金送付
$37M(56億円)の負担金をWHOに送付しようとしていた。
トランプ政権は、大統領就任初日にWHO脱退の大統領令を出している。だからこの負担金送付は、明らかに大統領令違反のはず。こうした大統領無視がディープステートのやり口なのだろう。
ちなみに、トランプ大統領は第1次政権で数々のサボタージュをディープステートから受けた。今政権では、その痛い体験が生かされ、まずディープステート摘発と排除を大急ぎで進めている。その活動の一貫として、さっそくDOGEが成果をあげたのは、私は素直に喜びたい。
念のため、トランプ大統領がなぜWHOからの脱退を決めたのか、以下簡単に整理しておきたい。
そもそもWHOの事務総長は、Tedros Adhanom Ghebreyesus( Google Text to Speechによるとアメリカ英語では、”テドロス・アドハナム・ゲブリーシスと”発音するようだ)であり、エチオピアのTigray People's Liberation Frontという共産主義運動に参画していた共産主義者だ。
そして、トランプ大統領が先のダボス会議でも明確に指摘した武漢ウイルスを、WHOでは”COVID-19”、と中国共産党に配慮しまくった呼び方をした。しかもPandemic (パンデミック:2大陸以上に疫病が広まる事を指す)とはなかなか認めず、また各国のウイルス対策とその効果を世界に向けて公開しなかった、その罪は極めて重いと考える。
一つの証拠が以下の写真。テドロスが北京に習近平を訪問したとき、皇帝のように鷹揚に待ち構えていた習近平に、まるで小間使いのように駆け寄り、三跪九叩頭こそしなかったが、へりくだりまくった握手をした。噂の域をでないが、WHO事務総長に推挙してもらった義理があるのかもしれない。
また会談の後、全世界に向けて、中国はウイルス対策に素晴らしい成果を上げている、と誰にでも分かる大嘘を平気でついていた。こんな腐った組織に我が国はまだ拠出金を出し続けるのだろうか?私は現政権では到底無理だろうが、次期保守政権が誕生した暁には速攻で脱退して欲しいと願っている。
以下、mRNAワクチンの米国特許9個を取得したマローン博士のX投稿(11月10日) WHOは世界統一されたディジタルワクチン接種証明書を主張している。テドロスは首にするべきだ。
2.ガザ向け50M(75億円)相当の”コンドーム”送付
これは、バイデン政権のもう一つの最後の悪あがきというか、国民を小バカにしたとしか思えない税金の浪費だ。レガシー・メディアが、”ガザ市民は飢えている”、と盛んに喧伝していたが、そもそもそれほど飢えた人々に”コンドーム”(一人当たり7,000個)が必要なのだろうか?
そして、これほど大量のコンドームをハマスは何に使うのだろうか?
以下は、コンドームにへリュウムガスを充てんして膨らませ、いわゆる風船爆弾にする、という投稿をXで見つけた。(2020年8月21日に、ガザとイスラエル国境に近いラファで撮影されたもの)
映画オースティン・パワーのドクター・イーブル(邪悪)のセリフをもじった、”これからマネロンは海外支援と呼ぶことにする” 実際の英語のシーンは、鮫の頭にレーザ砲を積むというおバカアイデアをドクター・イーブルが指示したとき、”LASER”と言うときのものだったと記憶する。左右の人差し指と中指をクイックイと曲げるのは、ダブルクオーテーションの意味、なお、ドクター・イーブルは一人二役だった。(単純に笑えるエンターテイメントで私は好きだ)
この報道に先立ち、トランプ政権に重くのしかかり、本来なすべき新政策の足をひっぱりそうなバイデンからの”負の遺産”について以下紹介しよう。
3.Preemptive Pardon (先制特赦?)
トランプ大統領就任式つまり1月20日正午の15分前(1月20日11時45分)に、バイデン大統領はpreemptive pardonを連発した。これは、”円滑な政権移譲を約束した”バイデンによる完全なだまし討ちだ。
さらに先制特赦とは、まだ告訴も、ましたや訴追さえされていないし、罪名も分からない事象に特赦を与えるなど、法治国家としてあってよいものだろうか?
この暴挙に対して、マイク・ジョンソン下院議長(共和党)は、以下のように怒りを表した。
そのpreemptive pardonには次の人物を含めていた。
自分自身と自分の兄弟を含めた家族
アダム・シフ民主党上院議員(16調査委員)
チャック・シューマー民主党上院議員
リズ・チェイニー元共和党上院議員(1.6調査委員)
マークA.ミリー 米軍統合参謀本部議長(DEI採用と国防力低下)
この先制特赦に先立ち、昨年の12月時点で、自分の息子ハンター・バイデンを含み、多くの官僚に特赦を与えていた事も忘れてはならない。
以下の風刺画は、すでに辞任を表明していた前FBI長官のクリストファー・レイが、”バイデンに特赦を頼む”、という風刺漫画。(前の記事でも一度紹介したと思うが再度紹介する)
この風刺漫画の上段は、クリストファー・レイFBI長官がバイデン大統領に特赦してくれますか?と聞く。
下段は、”お前、ちゃんと列に並べよ!”、と特赦を貰いに来て列を作って待っている官僚と政治家から言われる。
下の絵の中央から右に、ブライアン・ディーズ元国会経済会議議長(私は良く知らないがバイデン政権であごひげの男はこのディーズ氏だけだと思う)、アダム・シフ民主党上院議員(トランプ大統領弾劾を主導し、また1.6調査委員会で罪もないトランプ支持者を投獄に追いやった。先の記事では元司法長官としていたが、改めてこの漫画をみるとアダム・シフ上院議員のほうが似ていると気づいたので、訂正します。)、ヒラリー・クリントン元国務長官(自身のロシア疑惑とそのスマホのハンマー割りで有名)、ビル・クリントン元大統領、右端はアントニー・ファウチ元国立衛生研究所所長のようだ。
なお先の記事で”先日お亡くなりになったビル・クリントン元大統領と言ってしまったが、お亡くなりになったのはジミー・カータ元大統領だった。申し訳ありませんでした。
4.DEI偏重雇用で各官庁や軍の基本機能が著しく低下した
トランプ政権ではシークレットサービスに限らずあらゆる官庁でもDEI弊害を除去するだろう。中でも、軍人のDEI偏重の雇用により、国防力が極度に劣化している、と懸念されている。報道では、20数名の軍高官がトランスジェンダーであり、解雇されるとの予測もある。バイデン政権では以下のようなトランスジェンダーが国防省ですDEIを進め、DEI推進室まで作っていた。
以下、マークA.ミリー元統合参謀本部議長。バイデンに特赦してもらったが、自身は私は何の罪も犯していないので、感謝はするが、必要なかった、と発言している。
左の軍服(海軍式?)はUnited States Public Health Service Commissioned Corps (アメリカ公衆衛生局士官部隊)Dr. Rachel L. Levine提督 (女性提督はあって全く不思議ではないが、トランス・ジェンダーの提督などありえない、と私は考える)トランプ政権下では当然首になるはず。(もう首になっているかも?)なお右は前ホワイトハウス報道官(レズビアンと自認していた)KJP(報道官としての資質は全くなかった、と私は思う)
そしてこうしたDEI高官に対して、陸軍小隊長としてキューバのグアンタナモ海軍基地、イラクのバクダッド、さらに陸軍大尉としてアフガニスタンにも従軍したピート・ヘグセス(最終的には少佐に昇進)氏の国防大臣がめでたく議会承認された。上院では共和党から反対がでて、賛成と反対が同数になったが、上院議長をかねるJDヴァンス副大統領が賛成票を投じ、わずか1票差で国防大臣就任が承認された。
下院議会公聴会では、反トランプの議員から強烈な皮肉と批判を受けたが、そこはさすがにプリンストン大学で政治学を先行し、後にFOXニュースでTVデビューを果たしていたヘグセス氏は無難にこの議会試練を乗り越えた。
しかし今の左翼政権のままいけば、我が自衛隊にもDEIの波が押し寄せてくるのだろう。自衛隊はただでさえ、”たまに撃つ玉がないのがたまに傷”、と揶揄され、十分な国防予算を貰えず、肝心の軍事演習だけでなく、各地の災害救済にも動員され、劣悪な環境にもへこたれず一心に救済活動にあたってきてくれた。よく耐えてもらっていると思う。
そんな劣悪な職場環境に加えて、学術会議は国内の軍事技術開発には研究費を出さず、代わりに中国共産党の軍事技術開発には嬉々として留学生を受け入れ、研究費をばらまいてきた。さらに、プロ市民と共産党から非道な中傷を受け続け、さらに左翼教員から自衛隊員のお子さんに対して卑怯な誹謗中傷も受けてきた。
自衛隊内には、特に心ある隊員には相当な不満がたまっていると推測する。そのストレスが左翼主導のDEIに誘導されない事を祈るばかりだ。
5, アメリカ沿岸での石油ガス採掘の全面禁止
この負の遺産のなかで、トランプ政権に一番大きな損害を与えかねないのが、バイデン政権末期のこの大統領令だろうと思う。詳細は以下の記事を参照されたい。トランプ政権の法律家に、先の大統領令を失効させる妙案がることを私は祈っている。
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