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デジタルハリウッドWebデザイナー専攻体験記|①デジハリを選んだ理由
こんにちわ。momoです。noteをご覧いただきありがとうございます!
webデザイナーを目指すために医療業界を退職したのち、デジタルハリウッド(以下デジハリ)のWebデザイナー専攻に入学しました。その体験記をnoteにまとめていこうと思います。同じようにWebデザインの学校選びに悩んでいる方などの参考になればと思います。
デジハリのWebデザイナー専攻体験記として、まずはデジハリを選んだ理由からお話しさせてください。
デジハリとは?
まず、デジハリの紹介から。
1994年10月、まだパソコンでホームページを見ることが本格的に始まる2ヶ月前、専門スクール「デジタルハリウッド」は設立されました。
時代に先駆けたデジタルコンテンツ制作専門スクールは、大手電機メーカー、テレビ局、ゲームソフトメーカーなど数多くの企業や団体から賛同と協力を得て、日本初の「産学協同型 実践的クリエイター養成スクール」を実現したのです。デジタルハリウッドと産業界との強固なコネクションは、ここから始まっています。
そして、2004年には株式会社立の専門職大学院、2005年に4年制大学を開学。2015年にはエンジニア養成スクール「G's ACADEMY TOKYO」と「ロボティクスアカデミー」を開校。世界各国からの留学生と企業と共にデジタルコンテンツの研究が進んでいます。
現在はさらに多くの企業ネットワークを築き、デジタルコンテンツ産業の変化と共に進化を続けています。
一言で言うと「社会人向けプロ養成クリエイティブスクール」です。
Webデザイナー専攻の他、動画クリエイターやグラフィックデザイン、UI/UXデザインのコースなどがあります。
なぜデジハリにしたのか?
Webデザインスクールを調べてみると驚くほど沢山のスクールがありました。その中でもデジハリを選んだ決め手となった理由が以下の4つです。
デジハリを選んだ理由
1. 校舎利用ができる。
2. 講師が現役のWebデザイナー
3. カリキュラムやキャリアサポートが充実している。
4. 直感!!!
1. 校舎利用ができる
デジハリに決めた一番の理由がこの「校舎利用ができる」でした。
ほとんどのスクールはオンラインでカリキュラムを受講し、講師とオンラインで添削や質問を行うスタイルが多かったです。ですが、私はこれだけではカリキュラムで生まれた疑問を解消しきれるかが不安でした。というのも、物事を深く考える性格なので、自分の感じた疑問に対して納得いくまで考えたり、すぐに解消できる環境が必要だと思っていたからです。特に、何も知識がない状態では間違った解釈に辿り着きやすいため、「いつでも正しい答えに辿り着ける環境」が必要だと考えていました。その点、デジハリでは、
夜の21時まで校舎利用ができ、講師の先生も14時から校舎にいらっしゃるので、直接質問や相談ができました。
卒業した今、振り返ってみても校舎を利用して講師の先生に直接疑問を伺えたことは、知識の習得や疑問の消化ができた以外にも今後Webデザイナーとして仕事をしていく上で大切なことや、現場のリアルなど深い部分の話まで沢山お話しさせていただいて、貴重な時間でした。デザインツール初心者なので、先生が使うショートカットや小技などにも毎回「どうやるんですか!?」の連続で…😂笑 そういった、現場で実際に使っている先生方の手元が見れたのもオフラインの良さでした!
また、入学月ごとのクラス制になっていて、同じく校舎を利用している他の生徒さんと意見交換ができたこともオフラインの強みだったと思います。他の生徒さんの作品を見て刺激をもらったり、デザインについて意見交換したり、締め切りに追われながら励ましあったり…笑 負けず嫌いな性格も合わさり、オフラインでのつながりがあったからこそ、より成長できたと思います。
2. 講師が現役のWebデザイナー
デザインの勉強をするなら、絶対に現役でお仕事をされている方に教えていただきたいと決めていました。というのも、社会人を経験して、座学で得た知識と実際の現場での知識は必ずしも同じではないと身をもって感じたからです。
デジハリでは校舎利用可能日の14時〜21時まで、先生が駐在しており質問や相談、課題の添削をしていただけます。先生は曜日ごとに決まっているので、同じ先生に継続して課題の添削や相談ができたり、複数の先生から仕事環境やこれまでの経験などを聞くことができました。
また、卒業したらそこで終わりではなく、卒業した後も仕事の相談や協力をお願いできるつながりが持てたことが、非常に心強かったです。
3. カリキュラムやキャリアサポートが充実している。
デジハリでは、「ビデオ教材で基礎を学習→実践→課題→添削依頼し、フィードバックをもらう」 というのが基本のカリキュラムです。このビデオ教材も現役のWebデザイナーの方が作成してくれています。
この基本のカリキュラムの他にも、ライブ授業と呼ばれる不定期で開催されるリアルタイム形式の授業や、さまざまなイベント(企業見学、外部講師を招いての授業など)がありました。基本のビデオ教材を使用した学習と並行して、学校以外のつながりや追加で知識習得できる機会が多いところもデジハリの魅力だと感じました。
使用しているアプリの新機能や更新が多いデザイン業界なので、実際にビデオ教材を使用して学習を進めていると、どうしても操作方法の違いや、もっと便利なやり方が出てきてしまいます。そこは、校舎に駐在している先生がフォローしてくれたり、ビデオ教材に補足資料が加わったりすることでカバーしてくれていました!
また、ライブ授業やイベントにも積極的に参加していましたが、どれもビデオ教材では得られないプラスαの知識を学習できて制作物に応用したり、新しいつながりが得られました。
転職を目指していることもあり、「キャリアサポートが充実しているか」も重要な検討項目の一つでした。デジハリは歴史も長いスクールなので、実際に働かれている卒業生も多いです。そのため、卒業生のつながりで就職につながったり、職場の様子などを直接伺えたりできます。また、卒業後も求人の情報をいただけたり、相談できる点も魅力だと感じました。
私の場合、デジハリ卒業後に語学留学をするので、本格的な就職活動はその後になるのですが、卒業した現在も求人情報が流れてきたり、在学中使用していたslackで相談できる環境があるのが、本当にありがたいです。
4. 直感!!!
何事もわりと直感で「これがいい!」と感じた時は失敗することが少ないので最後は直感でした。笑
でも、卒業した今言えるのは、やっぱり私の直感正しかった!デジハリにして良かったです!
卒業までのスケジュール
簡単に卒業までのながれをまとめてみました。
入学
1ヶ月目 デザインの基本知識、Ilustrator、Photoshop、Figmaの使い方を
学習。
2ヶ月目 HTML、CSSの基礎知識を学習。1ページサイト制作練習。
3ヶ月目 複数ページサイト制作練習。JS、JQuery学習。
4ヶ月目 中間課題(LP制作)
5−6ヶ月目 卒業制作(複数ページサイト制作)
卒業
学習スケジュールはこんな感じでした。デザイン知識0の私にとってはかなりハードスケジュールでした…!(先生方も結構スパルタなスケジュールとおっしゃっていました。笑)
映像授業+課題で約75時間の内容とのことですが、全然それ以上かかりました!笑 私の考えすぎ+疑問を一つ一つ解消していきたい性格の問題もあると思いますが、常に課題の締め切りに追われていた印象です。
どのようなスケジュールで仕事と両立したか
ご覧のとおり結構ハードなスケジュールの中、オンコール+残業もある仕事との両立はかなり大変でした。
私の計画した学習スケジュール
月曜日 学校定休日。日々のビデオ学習で生じた疑問をまとめる。
火曜日 校舎利用。先生に疑問点を確認(主にデザイン)。
水曜日 校舎利用。先生に疑問点を確認(主にコーディング)。
木曜日 自宅学習。
金曜日 自宅学習。
土曜日 自宅学習。今週の学習進捗状況振り返り+来週の勉強計画設定。
日曜日 自宅学習。
オンコールや残業があったので、なかなか毎日校舎を利用することが難しかったです。その中でも、火曜日と水曜日は必ず校舎に行くと決めて業務を調整していただいていました。校舎利用日が限られてしまう分、時間を無駄にしないように、月曜日に一週間で生じた疑問をまとめることで聞き漏れを防いでいました。
火曜日は主にデザインを。水曜日は主にコーディングの相談をしながら、課題の添削もしていただいていました。新しい知識が得られたり、1人で悩んでいた疑問が解消できたり、同じクラス生とお話しできたり…毎週モチベーションが爆上がりしていました。校舎は積極的に利用した方が絶対に上達が早いと思います。
その他の曜日は、使える時間を全部使ってビデオ学習と課題を進めていました。最低でも毎日2−3時間は勉強していたと思います。疲れすぎて課題しながら気づいたら寝てたこともありましたが、時間をなんとか捻出しながら頑張れたのは単純に楽しかったからでした。デザインがつくられる過程を知って、自分自身でもデザインしてみて、普段何気なく見ていたデザインにデザイナーの想いを感じたり、自分でもこんなデザインしてみたい。といったアイデアが出てきたり…どんどん変わっていく自分が楽しかったです。
主に土曜日には、今週の振り返りと来週の勉強計画を立てていました。どうしても予定通りにいかないことも多かったので、課題提出に余裕をもてるよう「いつまでにどこまで進んでいる必要があるのか」「この課題を完成させるには、どんな工程が必要か、どのくらい作業時間がかかるか」を考慮して、作業工程を一週間で振り分けていました。また計画とずれてしまったところは、ずれた理由を明確にし、次回以降の対策と別日への補完をして、常に軌道修正しながら学習をすすめていました。
もともと、計画をたてて目標に向かってコツコツ作業するのが好きな性格なので、この方法を取りながら学習を進められたおかげで毎日のやるべきことが明確になり、進めやすかったです。
まとめ
ここまで読んでいただいてありがとうございます。
デザインの学校選びで迷われている方などの参考になっていれば嬉しいです。個人的には、デジハリを選んで本当に良かったと思います。デジハリの先生方と一緒にお仕事できることを目標に転職活動がんばります…!
momo