077 物ではなく人をほめる

「成功を引きつける、シンプルでたいへん効果的な方法が、物をほめる言葉を、人をほめる言葉に変えることです。」

物をほめることは簡単です。目に入った見たままをほめる。
「その時計素敵ね」「その髪型似合ってるね」「リップ変えた？春色だね」

人をほめるってなかなか難しいと思うこともあります。
よく、「後輩をほめてください。」と研修などでお伝えしても、
「ほめるところがないんですよ！」と仰る方もいます。
ほめようと思うと、何か良いところを探さないといけない。と思いがちです。

「認める」だったらどうでしょう？
「今日も、一番に出勤してくれて、挨拶してくれたね。」
「小さなゴミの一つでも拾ってくれていたね。ありがとう。」
「こぼれていた水を拭いてくれたんだね。ありがとう。」
「いつも最後に全ての電気を消してくれているね。」
「１年間の継続研修をやり終えたね。」
と、その人そのものに目をむけ、その人の行動に目をむけ、認めることは意外と簡単。それでも、その人に意識を向けて見ていないと言葉一つもかけられない。

どんな小さなことでも、毎日一つは誰かに認める言葉をかけることは難しいことではないかも。自分の身近な人から、家族から始めてみよう。