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Vol.7 ティーチングとコーチング

今日も、看護コーチの休憩室へようこそ。

医療現場で起きているちょっとした日常を振り返って行きたいと思います。

医療現場では、よく新人に教える、患者に指導や教育をする場面も多くあります。そんな場面で、上手く行く時もあればいつもと同じなのになぜか上手く行かないという思いをしたことはありませんか。

そこには、ティーチングとコーチングの使い分けがあります。

相手の成長を願って関わっているのに、失敗した。。ということもありませんか?

子育てをしたことがある方は、こんなことはありませんでしたか?

昨日できなかったコップで水を飲むことが今日はできるようになった。「できたね〜」と一緒に喜ぶ。初めは、手を添えて、こうやって飲むのよ。と教える。コップの角度を変えることを教えながらトレーニング。こぼした時は、まだ始めたばかりだからと温かく見守る。たとえこぼしてしまっても、決して「どうして飲めないの?」とは言いません。いつのまにか、子供自身が自分でコツを掴んで上手に飲むことができるようになる。

私は、新人も同じだと思います。

やり方がわからないものは教える。「どうやったらできるようになるかなぁ」と問いかける。自分でできるようになるためには何が必要か考えてもらう。そして、行動を変えるのは相手。決して、「どうしてできないの?」とは言わない。できたときには一緒に喜ぶ。

ティーチングとコーチングをうまく使い分けることで、相手の成長を伸ばすことができます。

そこには、できたことを認める「承認」の力も加わります。承認はまた今度。


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