ブルガリアの街中にアートが増えていく……(オープニングまで後2日)
ブルガリアに来て数日。
11日からはじまる欧州文化首都atプロブディフのオープニング準備が進んでいます。
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午後。カフェから出たら、センター街のど真ん中に突然に出現していたデヴィッド・ボウイの『HEROES』。
I, I can remember
僕は、僕は覚えているよ
Standing, by the wall
壁の横に立っていたことを
And the guns, shot above our heads
銃弾が、僕たちの頭の上を飛んでいた。
And we kissed, as though nothing could fall
そして僕らはキスをした、何にも倒されることはないみたいにさ
コンクリートでできている3メートル以上ありそうなその壁(wall)の、裏側は泣いているようにも見える顔。
少し離れたところにはいくつもの絵が並んでいて、そのなかに一枚だけあった、銃弾の下でキスをした僕らのような2人。
こんなふうに街にはすこしずつ、さまざまなアートが増えています。
今回のブルガリア滞在と欧州文化首都については先日のnoteに書きました。
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1年をかけて行われる芸術文化のイベント。
年間を通して音楽フェスやら美術展やら演劇など発表されているラインナップだけでも50以上。日本からも数団体のアーティストが来る予定です。
1/11〜13日開催のオープニングではファイアーパフォーマンスなど予定していて、デヴィッド・ボウイもストリートパフォーマンスの一部です。(オープニングプログラムはこちら↓↓)
タバコの展示もあります。
というのも、ブルガリア、とくにプロブディフはタバコ産業がさかんな都市でした。今回の「欧州文化首都/プロブディフ2019」の事務局は“タバコシティ”と呼ばれる場所で、タバコ工場があった一角にあります。
タバコの葉を連ねる作業を手伝いました。
何に使われるのかはまだわからないけど(なにぶん初めてタバコの葉を見たもので!)、たぶんオーナメント的ななにか。
手がタバコの匂いです。
タバコは得意じゃないけど、葉っぱはいい香り!
気温はマイナスですが、広場では大きなフラッグの準備も。このあとすごい大人数で持ち上げられてました。
いくつかのステージも建てられています。
町のテンションが高まってきました。クリスマスのイルミネーションもまだ輝いているので、いっそう華やかです。
そんな初日を目前にして、雪が降った夜。
雪はよふけすぎに雨へと変わるでしょう。
Приятен ден (プリヤーテン デン)
良い一日を。
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from Plovdiv