毒親に育てられた話③
中高の話が始まります。
中学受験をして、無事第一志望に合格しましたが、補欠で繰上げ合格という珍しいタイプの人でした。
そのため、入学前から「あんたは同じ学年の子よりバカなんだから勉強をしっかりしろ」と言われ続けました。
入学前に、大学受験のために高校に入ったら部活はしないことを約束させられました。対照的に妹は部活をしっかりやるために高校を選ぶことができました。むしろ応援されているようでした。
また、本当はソフトボール部に入りたかったのですが、土日練習があることで勉強ができなくなること、なんとなくわたしには合わなそうという理由だけで反対されました。
中高は基本的に自由はありませんでした。
やっぱり、妹ととの扱い方の違いを感じました。
そして母親の予想通り、成績は不振でした。今まで小学校の時のテキストは、勉強をしなくても基本100点、低くても9割だったのに、テスト前にしっかり勉強をして良くても7割というギャップに追いつけませんでした。これは自分のせいですが笑。
そして、成績不振と母親のストレスが重なり、
「あなたへの教育方法は間違ってた。妹はまだいいけど…」
「もう1回やり直したい。こんなはずじゃなかったのにいつから間違えちゃったんだろう」
と言われるようになりました。
自分を否定された瞬間だった気がします。
これくらいの時から、周りの大人を信じることができなくなりました。
家では存在感を消して生活しよう、私への目が向かないようにしようと決めました。
この時は、大学進学を機に1人暮らしをしたいと漠然と思っていました。こんな家で生活するのはストレスがかかりすぎる、と感じていたからです。とにかく妹と話す時の目と、私と話す時の目が違いました。今もですが。
ただ、金銭的に厳しいこともあり、今も1人暮らしはできていません。
そして、浪人生へとなります。
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