シチリア島(イタリア)黄金のモザイク画とレモンが印象的
地中海クルーズ2つめの寄港地は、イタリアのシチリア島へ。
ブーツの形をしたイタリア半島のつま先の先にある三角の島ですね。
シチリア島の中にある、イタリアで5番目の人口のパレルモに来ました・
夏が長く、冬は短い温暖な地中海性気候で、湿度が低く、からりとした空気です。そのおかげでオレンジやレモンなどの柑橘類の生産で知られています。
まずは、小高い山の上に建てられたモンレアーレ大聖堂を見学。こちらは世界遺産です。
ビザンチン様式のモザイク装飾が有名で、黄金のキリストやマリアのモザイク画が見られます。
礼拝堂の中には、たくさんの有名な絵画が飾られており、美術館に行かずとも名画がたくさん見られます。
この作品は、聖母マリアがあまりに人間的な容姿をしていることや、訪問者と同様に素足で描かれていることから、公開当初は議論の的となったそうです。
日本語のガイドさんに案内してもらったのですが、カラヴァッジョは相当な変わり者で、喧嘩で人を殺してしまい、死刑になったがそのまま逃げてしまい、39歳の若さで亡くなったといいます。
作風は、明暗がはっきりした写実的な宗教画が多く、バロック絵画に大きな影響を与えたそうです。
確かに絵からすごいエネルギーを感じました。
世界的な名画を間近で見ることができ、ヨーロッパってすごいなあと思いました。
パレルモの2つのメインストリートが交差する交差点「クアットロ・カンティ」は、対面する4つの建物の壁面が対称に見えるように切り落とされており、春夏秋冬を表す彫刻が施され、とても美しいです。
街並みの美しさを見ると、ヨーロッパに来たなあと思いますね。
シチリア島を舞台にした「ニューシネマパラダイス」や「ゴッドファーザー」「イル・ポスティーノ」などが見たくなりました♪
お土産にオリーブオイルを購入。