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親知らずを全身麻酔で抜いた話

海外渡航準備でいちばん大掛かりだったこと

それは、親知らずとの戦い。ベトナムに行くことが決まる数年前から、親知らずがにょきにょきと芽を出し始め、レントゲンで確認してもらったところ、四隅すべてに親知らずを発見。一箇所は神経ぎりぎりでこれが動くと痛いよと掛かりつけの歯医者さんから助言されておりました。
渡航前に歯のメンテナンスをと思って、いつもの歯医者に行くと当時28歳からしばらく医療水準未知数の国へ行くとなると親知らずを抜くことを強くオススメされ、抜歯してから渡航することとしました。

まさかの総合病院での抜歯に

かかりつけの歯医者にレントゲンやら何やらで色々確認していただいた結果、根が深い親知らずが神経ぎりぎりに生えているので、渡航前(抜く決心をしたのが遅かったので、出発まであと3ヶ月ほど)に万全の状態にするには、総合病院で全身麻酔をして抜いた方が良いとのこと。そうすれば一気に4本抜けます、と勧められました。

総合病院の歯科口腔外科

総合病院の紹介状を手に、どきどきしながら病院へ。先生怖かったら嫌だなぁとか思いながら、診察室へ行き歯を抜いてくれる先生とご対面!
結果!めちゃめちゃイケメンでした!手術の日程を決めて、次は麻酔を受ける為の検査があるので別日にまたきてとのこと。

入院準備

このころは、コロナが流行っていたので病院には家族の付き添い等が一切できませんでした。自分で行って、自分で帰る、すごく坦々とした一泊2日の入院体験でした。
手術の説明を受けた際、入院中はお化粧ができないことを知った私。何を思ったか、入院前に眉毛のアートメイクとまつげパーマを念入りにしていきました笑

いざ、手術

初めての全身麻酔、『10数えます』って言われて、3くらいでもう意識ゼロ。名前を呼ばれて目が覚めたら、もう手術終わってました。痛みも恐怖も感じず、おすすめです!!!
無事に親知らず4本抜いてもらえたようで、病室に戻ってから渡されました笑
術後のご飯を記念に残しておきます。

ざ、流動食

手術当日の夜から数日間は、痛み止めの効果が切れると痛くて痛くて悶えてましたが、1週間くらいで何とか落ち着きました。この1週間くらい顔がぱんぱんに。ですが、マスク生活のご時世だったので、特に揶揄われることもなく過ごせました。
一番辛かったのは、ご飯が食べられなかったこと!おかげで4キロくらい痩せましたが、抜歯するまでの2週間ほどは、口が開かず、ヨーグルトや介護職をひたすら食べてました。

そもそもベトナムに歯医者さんは?

渡航準備で親知らずを抜いた私ですが、ベトナムにももちろん歯医者さんはあり、治療を受けることができます。
何なら、日系のクリニックもいくつかあります。
ですが、加入する海外医療保険の関係で、歯科は保険の対象外になるため、また、医療水準が未知数だったため日本での治療を希望しました。
いざハノイで暮らしてみると、通訳常駐の病院もあり、言語の壁は心配いりませんでした。実際、内科や眼科にはよくお世話になっています。
しかし、院内や設備は日本のように最新なものばかりではありません。なので、やはり渡航が分かってる場合は日本でできることをすると良いかなぁと思い、一気に親知らずを抜いたことを後悔しておりません。

以上が私の抜歯経験でした。
手術前は不安でいっぱいで、ずっと「親知らず 全身麻酔」や「抜歯 痛い」で検索していた記憶があるので、どなたかの参考になれば幸いです。


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