嘘のレベルもどんどん落ちてきたロシア、モスクワ沈没のショックがデカ過ぎて足にきている模様w
モスクワ轟沈の衝撃があまりに大き過ぎて、ロシアは完全にプランを見失ってしまったようだ。今回の世界戦史初になる地対艦ミサイルによる巡洋艦沈没だけで、世界から屈辱的な評価を与えられたロシア軍は、取り繕う為に支離滅裂な説明で恥の上塗りをした挙句、結局はウクライナ側の主張を認める屈辱を喫している。情けないにも程がある事態に直面していると言っていい。
●歯ぎしりしながら?モスクワ沈没を認めたロシア、敗戦決定か?●
過程はどうあれ、ロシア軍がモスクワが沈没させられたことを認めた為、ネットで暗躍していたロシア工作員が一斉に動きを止めたことが面白かった。怪しいと思っていたアカウントはもちろん、意外な人間もツィートをぴたっと止めてしまい、なるほどモスクワ沈没というロシアにとって都合の悪い現実は、工作員ホイホイにもなっていたのだな、と知った次第だ。
AFPの記事になる。
ロシア黒海旗艦が沈没 ウクライナはミサイル攻撃主張
4/15(金) 5:28配信 AFP=時事
【AFP=時事】(更新)ロシア国防省は14日夜、ウクライナでの軍事作戦中に損傷した黒海(Black Sea)艦隊旗艦のミサイル巡洋艦「モスクワ(Moskva)」が沈没したと発表した。国営タス通信(TASS)が伝えた。
国防省によると、同艦は弾薬の爆発と火災に見舞われた後、港へのえい航中に船体の損傷が原因でバランスを崩し、荒波にもまれて沈没した。
同省は先の発表で、火災は鎮火し、同艦は沈没していないと説明。火災の原因については調査中としていた。艦上にいた数百人の乗組員は別の船に避難したとされる。
ウクライナは、同艦をミサイルで攻撃したと主張。南部オデーサ(Odessa)の軍報道官は、国産巡航ミサイルのネプチューン(Neptune)で同艦を損傷させたと説明している。【翻訳編集】 AFPBB News
https://news.yahoo.co.jp/articles/b846402d6848ed8e19ef046bf50c118f4213cb5e
こうしてロシア軍が正式に認めたことで、この事実がロシア国内でも知られることになる。また、ロシアの工作員たちや陰謀論者もこの事実を認めた上で、筋の通った説明なり釈明をしなければならなくなった。ネットが静かになったのは、それが見つからないまま無為に時間が過ぎたからだと見ている。そらそうだ、擁護も陰謀も無理筋だったのだから、過去の発言のどれが嘘だったのかあたりから整理しなければ、次の発言に対する突っ込みにも対応ができない。だから嘘はダメなんだよ、嘘はさぁw
モスクワを沈められた今のロシア軍、将棋に例えれば「角行」をタダで失った状態だと言えるのだが、その影響で黒海艦隊がウクライナから離れ始めているという話が流れている。地対艦ミサイルの射程内にいればまた狙われると学習できた為なのかはわからないが、逆にウクライナの攻撃に打つ手がないから逃げるしかないとも言える。やはり、旗艦消失でロシア軍が受けた衝撃は小さくはなかったということだ。その姿は、外野から見ればビビりあがった昭和生まれのパワハラ親父のそれだ。
だからこそ、メンツを潰されたプーチンの怒りはウクライナにではなくロシア軍に向けられる、という説も流れている。有能な敵が最大の敵ではない、無能な味方こそが最大の敵だ、ということだろう。ざまぁねーなー、プーチンさんよぉw
で、その一方では側近の裏切りや、クーデターの可能性にも更に怯え始めるわけだ。このあたり、独裁者が最後に辿るルートをそのままプーチンも踏むということになりそうだ。
だから、こういう話も出てくる、と。次項へ続けたい。
●やはり出てきた核兵器使用の噂●
モスクワ沈没で「角行」を失ったなら、残る「飛車」で逆転を狙う、・・・なんか、また弱い将棋指しの見苦しい悪あがきな図と重なるが、ロシアにとっての「飛車」は角ではなく核だ、ということになる(ダジャレ、さーせんw)。
産経の記事だ。
露の核使用恐れ「軽視できない」 CIA長官が異例の警告
4/15(金) 8:32配信 産経新聞
米中央情報局(CIA)のバーンズ長官は14日、ウクライナ侵攻で苦戦するロシアが戦局を一変させるために戦術核や低出力核兵器を使用する可能性を「軽視すべきではない」と警告した。米国の情報機関トップが、ロシアによる核使用の懸念に言及するのは異例。
南部ジョージア州で講演したバーンズ氏は、ロシアが核使用に向けて動いていることを示す「実質的な証拠」は確認されていないとしつつ、「プーチン露大統領と露指導部の潜在的な焦りや(ウクライナでの)軍事的な後退を考慮すれば、核使用に走る可能性を軽く考えることはできない」と指摘した。ロシア側の動きを「非常に注意深くみている。それがCIAの責任だ」とも強調した。
ロシア軍はウクライナ侵攻当初の2月末、プーチン氏の命令で核戦力の運用部隊を高度な警戒態勢に移行。14日にはプーチン氏の側近である露国家安全保障会議副議長のメドベージェフ前首相が、フィンランドとスウェーデンが北大西洋条約機構(NATO)に加盟すれば、防衛力を増強するためバルト海方面に核兵器を配備すると示唆した。
バーンズ氏が講演で明らかにしたところでは、CIAは昨年秋ごろから、プーチン氏がウクライナへの大規模な侵攻を計画しているとの詳細な情報を収集。バーンズ氏は11月、バイデン大統領の指示でモスクワを訪問し、プーチン氏や同氏の腹心数人に直接、米国の懸念や侵攻に踏み切った場合にロシアが被る損害などを伝達した。だが当時のプーチン氏は「最小限のコストで迅速に決定的な勝利を収められると確信していたようだった」という。
またバーンズ氏は、プーチン氏の心理について、欧州諸国がそれぞれの国内事情で団結できないだろうとの予断や、制裁に耐えるのに十分な外貨準備があるとの自信があったと分析した上で、バイデン政権や同盟・パートナー諸国によるウクライナ支援や強力な対露制裁により「(プーチン氏の判断は)すべて誤りだったと証明された」と語った。(ワシントン)
https://news.yahoo.co.jp/articles/cf66d0ab9ea388a9b8a44f39a72b9877f15a7395
過去記事で、プーチンが脅し文句で口にしたものは実戦に投入しないと書いているが、その後の情勢から見て「使わないのではなく使えないのだ」と訂正をさせていただきたい。
ここで改めて言いたい、ロシアは核を使用したくてもできない、と。
まず、保有している核が古い上に整備不良な状態だという疑いがあること(ウクライナが独立後に廃棄を決めたものと同じか、それより古いものしかロシアは持っていない)、そして稼働はできたにしても、ウクライナ侵攻と並行して起きている「プーチン離れ」の影響で、核ボタンを押せる人間がロシア政府とロシア軍に揃っていないという組織的な問題もある。まぁ、いざとなればプーチンが一人で必要なボタンを押しまくればいいだけなのだろうがw、ロシアは今そんな状態なのだ。
で、毎度の話なのだが、こうした説が産経「ごとき」から出てくるということは、既に西側がシミュレートを終えているからだとも言える、と。対策はできているからこそ情報が流れても構わない、というスタンスにあるということで、アメリカやイギリスといった核を保有している西側の国は、既にウクライナに核を使用した場合の対応を決めていると見ていい。決まっていない詳細があるなら、それはおそらく「落としてから落とすのか、落とす前に落とすのか」程度の違いだろう。ロシアが核を、は報復でロシアを消滅させることと同義だという顛末を、プーチンは撃ってから知ることになるだろう。
やれるもんならやってみな、プー太郎くんw
●「ベンチがアホやから野球がでけへん」か?w現場のロシア軍はまた自作自演の模様●
ブチャの虐殺隠しもひどかったが、ロシア軍は相変わらずウクライナに攻撃をされたから自分たちが報復の為に侵攻している、という主張をする為に、自作自演で「攻撃された振り作戦」を繰り返しているようだ。昭和の昔ならいざ知らず、軍事衛星完備の令和の今、自演の一部始終を記録されているかもしれない、くらい思いつかないのかよ、と呆れる限りだ。
AFPの記事になる。
ロシア、ウクライナが越境攻撃と主張
4/15(金) 4:40配信 AFP=時事
【AFP=時事】ロシア当局は14日、対ウクライナ国境に近い西部ブリャンスク(Bryansk)州南部の町が、ウクライナ軍のヘリコプターによる空爆を受けたと主張した。
ロシアがウクライナ軍ヘリによる越境攻撃を公式に主張したのは初めてとみられる。ウクライナ政府は攻撃を否定し、ロシアが「反ウクライナ・ヒステリー」をあおるため自国内で「テロ攻撃」を行ったと主張した。
ロシア連邦捜査委員会(Investigative Committee)は、ウクライナの軍用ヘリ2機がロシア領空に侵入し、国境から約10キロ離れたクリモボ(Klimovo)で少なくとも6回にわたり住宅を空爆したと発表。幼児を含む7人が負傷したとした。
AFPは空爆の事実を確認できていない。ロシアは13日、ウクライナ軍がロシアの領土に攻撃を仕掛けた場合、首都キーウの司令部を攻撃すると警告していた。【翻訳編集】 AFPBB News
https://news.yahoo.co.jp/articles/f7c504d4d6c1fd71296709c5a12836bb076d6452
、
この件、読んでいて思わず笑ってしまったのは、ロシア軍が国境まで詰めていながら、簡単にそれをウクライナ軍に突破されちゃったわけ?お前ら、そこで何をやってんだ?だったからだ。まぁ、ロシア軍の体たらくっぷりも出尽くして欠伸が出てくるほどだが、それにしたって簡単にやられ過ぎだろうよ、とw
しかも自演した場所もウクライナにとって現状では戦線を拡大する必要のない西部で、逆にいえばロシア軍にとっては戦闘の起きにくい箇所だ、そこで敢えて火をつけられたは無理があり過ぎる。逆にそういう場所だからこそ自作自演劇場を開演しやすかった、だからやりました、と筋道が通ってしまう。ロシアって将棋弱いんだろうなぁ、とここでも思わされたと言っていい、戦略にセンスがないだよ、センスがさ。
で、なぜにこんなバカなことまでしでかしたのかと言えば、きっとモスクワが沈められた衝撃から目をそらす為なのだろうと思うのだ。それほどロシア兵の士気が下がる事件で、だからこそウクライナにやられたというきっかけが必要だった、からの自作自演だ。なんかかさぁ、騒ぐネタを見つける為だけに生きてるツイフェミみたいだよね、ロシア軍wダッセーのw
一応、ネットユーザーからは、この攻撃も国内向けのネタで、実際には起きていないのでは?という半笑いな突っ込みも出ていることを書いておきたい。
嘘ばかりのロシアなんか誰が信用する?ということらしいよ、プー太郎くんw