2025年、はじめてのライブのハイライトを書く
2025年、初のライブに行ってきた。
今日はいくつか考えたことをメモ的に残しておく。
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もう数十本と同じバンドのライブに行っていると、景色と感情が、いろんな場所のいろんな記憶とごちゃ混ぜになっている。
もちもん、周年イベントや初めてのライブなんかはハイライトになる特別な景色として残っている。
それ以外のライブの景色や、そのときの感情も、できるだけ鮮明に残しておきたいと思う。
こうして毎日書くようになって、ほんとうによかったと思うし、もっとはやく書いておけばよかったとも思う。
裏を返すと、記録に残していなくても記憶に残っているものは、それだけ特別な思い出なのかもしれない。
思い出は、思い出すきっかけがないと、思い出せない。
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ライブに行くたびに、「今日が最後かもしれない」と思いながら過ごしている。
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今日の日を思い出すなら、この曲。
つらい状況だったとしても、明日を信じて、願望と意志を持って生きていこう、という曲。(だと捉えている。)
いつも必ずぐっとくる詩が他にあるけれど、今日はこの部分が響いた。
不自由さがわかるということは、少しだけ愛を知れたのかもしれない。
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「いろんなことからヒントを得ながら好きな音楽を作り続けてきた。それができたのは、受け取って宝物のようしてくれる君たちがいると知っていたから。」
MCでそんなことを話されていた。
まさに、実現したい世界だ。
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ライブのあとは、ふだんは消化したと思っていた感情が呼び起こされる。
寂しさや喪失感が大きいかもしれない。
消化したくて、余韻に浸っていたくて、噛み締めたくて、歩きたくなる。
高円寺から2時間かけて歩いて帰る。
手と耳が冷たくて、でもそれすらも心地よい。