私の小学校の先生が今思うとすごかった件&おまけ話

最近『金持ち父さん貧乏父さん』を読み進めているmomoです🍀笑

ビジネスのことやお金を作り出す事をいろいろと考えながら、お風呂に入っていたら、ふと。

小学校1年から6年までほぼ担任だったS先生のことを思い出しました。

小学1年生のときのS先生のイメージは、怒るとカミナリ落ちるくらい怒鳴る怖い、嫌な先生でした。笑

激しい感情をそのままぶつけてくるいわゆる”熱血女先生”でした。

中でも嫌だったのが、忘れ物をしたときです。

「忘れました・・・ごめんなさい」と言うのが、ものすごーーーく勇気がいったものです。例のごとく、そのあとは必ずカミナリが落ちました(笑)

今回はこのS先生がしていたことがビジネスの視点で見ても、あてはまるかも!と思ったので書いてみようと思います^^

その1 給食の残飯を無くすS先生の裏技!

担任だったS先生は、有名なアニメの「お残しは許しまへんでー!」のそのままの考えの人でした(笑)

どこの小学校もそうか分かりませんが、私が通っていた小学校では、担任の先生も教室にある自分の机でご飯を食べたり、生徒たちと椅子をくっつけて一緒に食べてました。

そのときの先生はとっても優しくてユニークで好きでした(*^^*)

そして、給食が残っていると、「ほら~!!なんで残すの?!食べなさいもっと~!!」とみんなに呼びかけます。

で、白米と鮭が給食のメニューのときは、必ず、やるんです。

S先生が使い捨てのビニール手袋をつけて、鮭を白米に混ぜて「鮭ごはん」にしておにぎりを握ってくれるんです!!

ほかにもいろいろやってくれてたと思いますが、このおにぎりが一番覚えていて、私はこれが大好きでした!!!

自分の目の前にある、「白米の入った皿」と「鮭の載った皿」と全く同じなのに、それよりもこのおにぎりの方が食べたくなるんです。「これなら食べたい・これなら食べれる」と思うんですよね。

とっても不思議♪

S先生がおにぎりを握ると、クラスメイトみんな、先生が居るところに集まってどんどん売れていきます。

そしていつも給食は空っぽでした(≧▽≦)

あとS先生は、おかわりする子を全力でみんなに聞こえるように褒めてました。「すごいじゃんー!どんどん食べな!」と。

やんちゃなクラスメイトも褒められると嬉しそうで、いつもおかわりしていたのを覚えています。

このようにしてS先生は、生徒を喜ばせ、給食を作った人たちや大切なごはんたちを喜ばせていました。

このS先生がやっていたことは、どんな状況でもお金を価値を生み出せるビジネスマンと同じだと思いました。

金持ち父さん~の本の中では不動産という金額のスケールが大きいものを例にしているので、親近感をなかなか持てませんが、実体験でイメージできると理解も増します^^

『金持ち父さん貧乏父さん』の本はこちら(Amazon)

その2 やる気を出させるS先生のシール作戦!

さて、S先生にはもう一つ、ほかの先生と違っていたところがありました。

S先生は、実はシールを買い集めることが大好きだったんです!

これだけだと意味不明ですが、先生はこのシールをあらゆる宿題に貼ってくれるのです。

女の子には可愛いシールを、男の子にはカッコイイシールを貼ってくれてました。

そこに一言コメントを書いてくれたりもしましたね。

それが、小学校の頃の私はすっごく嬉しかったんです(#^^#)

しかもしかも!

先生はちゃんとシールにランクをつけていて、

良く出来たら、おっきいキラキラのシールを貼ってくれます。

普段でも必ず何かしらシールを貼ってくれます。←これが個人的には肝だと思ってる(笑)

宿題に限らず、水泳検定や、連絡帳などにも貼ってくれてたと思います。

小学生だった私は、普段も毎日のようにシールを貼ってくれることがすごく嬉しかったし、頑張ったらおっきいシールをもらえる!と思うと、もっと頑張ろう!と思えたんです。

だからよくS先生に「この前貼ってくれたあのシールが可愛くて好きです!」とかコメントを書いたこともありました(笑)(笑)あざとww

そうすると先生が、ちゃんとそれを読んでくれて大好きなシールを貼ってくれるんですよねー!><たまらない。

嬉しくて嬉しくて、ずっと見てました。

S先生は私と「シール」を使ってコミュニケーションを取ってくれてたんだなと思います。

S先生はシールを買い集めるのが大好きで、シールを貼るだけで喜んでくれたり心を打ち明けてくれる生徒がいたら、すごく嬉しいですよね。

生徒も勉強をすることに前向きになれて、いつの間にか学んだ事ができるようになって嬉しいですし。

ノートに貼られたシールで繋がってるっていうのは、「二人の秘密」のような感覚でした。

こういう「ひと手間」のマジックはビジネスでも、普段の生活でもどこでも評価されますよね。「+a」を返せることで顧客の満足度がぐっと上がるんですよね。

S先生は子供が何をしたら喜ぶかも把握していたと思います。そういう点ではマーケティングの能力もありありだなと思いました(笑)

おまけ

金持ち父さん~の前半で、著者と親友が幼少期にどんなことをしたかが書かれていて子供ながらにビジネスを成立させていましたが、

私もお金は発生しませんでしたが、今考えるとビジネス的にいい線行ってたかもしれないと思うことがあります。

当時図書委員を務めていて、私が通っていた小学校では、「読書週間」なるものが年に数回ありました。

その時、伝統的に図書委員が「オリジナルしおり」を作ります。

すると、読書週間の期間中、そのしおりをコレクションしようとする生徒たちで図書館が普段より賑わうんですよね(*^^*)

普段はめったに本を借りない子たちも、本を借りてきます。

集客力UP、貸出稼働数UPできてます(笑)

そして、オリジナルしおりを作るのは、委員メンバー全員なので自然と、人気なしおりとそうじゃないしおりとで分かれるので、

自分のしおりを選んでくれる子がいると、めちゃめちゃ嬉しいんですよね!

今思えば、しおりを色画用紙だけじゃなくて、プラバンでしおりを作ったらもっとプレミア化されてバズったかもな~とか

さらに30円払ってくれたら「自分専用のプラバンのしおり作れます」とかにしたらもしかしたら図書室がごった返してチャリンチャリンして面白かったかもと思います(笑)

まとめ

考えることはすごく大切だし楽しいことでもある、と最近改めて思いました。

ただS先生が勉強で教えてくれたことは全然覚えてないし、怒鳴られた記憶の方が強烈だから、勉強の楽しさを教えてくれたわけではなかったけど(笑)

一方で「子供にどうその気にさせるか」に関しては長けていたんじゃないかと思います。

S先生のやり方はダメ・小手先すぎる!など思う人もいるかもだけど、少なくとも生徒だった私にとっては、厳しくも真剣でユニークなすごい先生でした。




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