mojico.kiu

何気ない日常にたくさんの小さな奇跡を見つける。 10代後半でインドに渡り、瞑想、東洋哲学、人間心理について学びを得る。 病を期に人生の転機を迎え、現在ご縁あって宿命鑑定をやっています。 Contact→momindiainyo@outlook.jp

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何気ない日常にたくさんの小さな奇跡を見つける。 10代後半でインドに渡り、瞑想、東洋哲学、人間心理について学びを得る。 病を期に人生の転機を迎え、現在ご縁あって宿命鑑定をやっています。 Contact→momindiainyo@outlook.jp

最近の記事

雲一つない空㉞

※注)これは、2020年から私の身の上に起こったことを思い出しながら、それを乗り越えるまでの体験を書き綴っているお話です。先の事はわかりませんが、今現在はたくさんの出来事を超えて新たな課題と共に元気に生きています。 ※注)以下の内容は、私個人が聞いたり、興味を持ち、体験して感じた事をそのまま書き綴っています。個々の選択や考え方、各分野での専門家や医師の見解はそれぞれ違うと思います。癌治療はセンシティブな問題ですが、正解はないのです。自分の体験が誰かの何かヒントになれば幸いで

    • 流れに身を任せること㉝

      断食施設にきて半分の日が過ぎようとしていた。 ゆっくりと流れる時間の中で、意外といいリズムで動いていく。 調度いいくらいすることがあり、合間に身体を休め、何も急ぐことなく一日の自分が決めた予定の為に動く。 理想的な時間の使い方。 日常に戻ったら、ここまでの時間作りは難しいだろうから、ここにいる間に少しでも、この感覚を身体や感覚に記憶させておきたい気持ちだった。 6日目が過ぎる頃には2度目の好転反応。また辛い症状だ。とにかく痛い。身体も頭も引き裂かれそうな痛み。熱っぽくてふら

      • そのままで大丈夫㉜

        ※注)これは、2020年から私の身の上に起こったことを思い出しながら、それを乗り越えるまでの体験を書き綴っているお話です。先の事はわかりませんが、今現在はたくさんの出来事を超えて新たな課題と共に元気に生きています。 ※注)以下の内容は、私個人が聞いたり、興味を持ち、体験して感じた事をそのまま書き綴っています。個々の選択や考え方、各分野での専門家や医師の見解はそれぞれ違うと思います。癌治療はセンシティブな問題ですが、正解はないのです。自分の体験が誰かの何かヒントになれば幸いで

        • 初めてのプチ断食体験㉛ 

          ※注)これは、2020年から私の身の上に起こったことを思い出しながら、それを乗り越えるまでの体験を書き綴っているお話です。先の事はわかりませんが、今現在はたくさんの出来事を超えて新たな課題と共に元気に生きています。 ※注)以下の内容は、私個人が聞いたり、興味を持ち、体験して感じた事をそのまま書き綴っています。個々の選択や考え方、各分野での専門家や医師の見解はそれぞれ違うと思います。癌治療はセンシティブな問題ですが、正解はないのです。自分の体験が誰かの何かヒントになれば幸いで

          旅の始まり ㉚

          ※注)これは、2020年から私の身の上に起こったことを思い出しながら、それを乗り越えるまでの体験を書き綴っているお話です。先の事はわかりませんが、今現在はたくさんの出来事を超えて新たな課題と共に元気に生きています。 ※注)以下の内容は、私個人が聞いたり、興味を持ち、体験して感じた事をそのまま書き綴っています。個々の選択や考え方、各分野での専門家や医師の見解はそれぞれ違うと思います。癌治療はセンシティブな問題ですが、正解はないのです。自分の体験が誰かの何かヒントになれば幸いで

          旅の始まり ㉚

          神様からの昇給テスト㉙

          ※注)これは、2020年から私の身の上に起こったことを思い出しながら、それを乗り越えるまでの体験を書き綴っているお話です。先の事はわかりませんが、今現在はたくさんの出来事を超えて新たな課題と共に元気に生きています。 ※注)以下の見解は、私個人が聞いたり、興味を持ち、体験して感じた事をそのまま書き綴っています。個々の選択や考え方、各分野での専門家や医師の見解はそれぞれ違うと思います。癌治療はセンシティブな問題ですが、正解はないのです。自分の体験が誰かの何かヒントになれば幸いで

          神様からの昇給テスト㉙

          目覚めの一撃㉘

          ※注)これは、2020年から私の身の上に起こったことを思い出しながら、それを乗り越えるまでの経緯を書き綴っているお話です。先の事はわかりませんが、今現在はたくさんの出来事を超えて新たな課題と共に元気に生きています。 (2021年6月) 死に対する恐怖が生み出す現実の世界。何かに追われるように動き、毎日がカオスな状況で、四六時中そのことが頭から離れず、現実が受け入れられずに怖くて泣いていた。子供の前では泣けなかったけど、1人になると涙が止まらない。恐らくこの時期は一生分泣い

          目覚めの一撃㉘

          死と向き合う時間㉗

          ※注)これは、2020年から私の身の上に起こったことを思い出しながら、それを乗り越えるまでの経緯を書き綴っているお話です。先の事はわかりませんが、今現在はたくさんの出来事を超えて新たな課題と共に元気に生きています。 (2021年6月) 前回の続き… 約2年という余命宣告を受けて、生まれて初めて死というものと本格的に向き合うことになった。こんなことになろうとは思っても見なかった。 大切な人とのお別れを体験したり、もし自分が死んだら……とか、死ぬときには……死とは……のよ

          死と向き合う時間㉗

          駆け巡る…私。㉖

          ※注)これは、2020年から私の身の上に起こったことを思い出しながら、それを乗り越えるまでの経緯を書き綴っているお話です。先の事はわかりませんが、今現在はたくさんの出来事を超えて新たな課題と共に元気に生きています。 (2022年5月) 前回からの続き… 自分の人生に起こるとは思わなかった、いわゆる余命宣告された私。 欲しかった答えは、いつも自分が思うようには用意されてはない。 そんな現実を突きつけられるとも知らず、必死で新たな治療法ができる病院、他の医師の見解、もし治療

          駆け巡る…私。㉖

          暗闇の中に落ちる時㉕

          ※注)これは、2020年から私の身の上に起こったことを思い出しながら、それを乗り越えるまでの経緯を書き綴っているお話です。先の事はわかりませんが、今現在はたくさんの出来事を超えて新たな課題と共に元気に生きています。 (2021年4月) 2021年の春を迎え、手術を終えて一年経った私は身体も随分回復して、無理ない範囲で元気に仕事も行けていた。  そのころの私は、気持ちだけは落とさないようにと、毎日できるかぎり元気に少しでも活動するように心がけていた。 とはいえ、そんな風に日

          暗闇の中に落ちる時㉕

          続きのお話 心と身体㉔

          (2020年以前の宣告前症状) 2020年に私が癌を患ってから、入院、手術、約6か月療養期間を経て仕事に復帰した。(※ここまでの流れにご興味のある方は2話からお読みください) 退職の話題とは話が前後してしまったけど、手術が無事終わってからの続きのお話しに戻りたいと思う。 手術後の療養期間中はたくさんの不安や葛藤がありながら、初めての体験だらけで、右も左もわからなかったので、身体や精神の為に良いといわれる事をとにかく一つ一つ試しながら、身体に合うものだけを残して、それを地

          続きのお話 心と身体㉔

          息子の言葉㉓

          (2023年現在の出来事) 色々あって忙しくして過ごしている私に昨日は眠すぎて、寝る前に八つ当たりしてきたうちの次男。 今朝はまた別の事で忙しくて、私の側はそんな事昨日の出来事は気にもしてなかった。 息子は起きてしばらくは気まずそう。 2階の部屋でお友達と遊んでいたのに、不意に降りて来て、『ママごめんね。命がけで産んでくれたのに酷い事言って、人は女の人から始まるっていうし、だからママを大切にしたいと思うから』 『だから人も命も大切にしたいと思ってるから、言い過ぎてごめん

          息子の言葉㉓

          ここ数日で思うこと㉒

          (2023年現在の出来事) 私が癌と宣告されてからは、あまり先の予定を立てたり、未来を考えすぎないように気をつけている。 何故なら、以前の私の生き方には今がなく、過去と未来しか存在していなかったから。『あの時はこうだった、こうなったらどうしよう…。』 そして私も存在してなくて、私以外の誰かしか見ていなかったから。『あの人がこう言うならそうしよう。あの人の為に期待に応えよう』 生と死はいつもセットで、私だけでなく誰しも隣り合わせではある。 だから誰にも先の事なんてどうな

          ここ数日で思うこと㉒

          未知なる扉 ㉑

          (2023年現在の出来事) 自分の人生が変化しようとする時。 何かが変わると予感する時。 私はいつも眩暈に襲われる。 身体に血が巡らず、凍りのようになって、身体が震えて血の気が引いて、しばらく胸が苦しくなる。  パニックしそうな感覚があり、1人になりたくなる。誰にも変わってもらえないから、誰にも助けられないから。自分1人でで冷静になりたい感覚。 先日もそんなことがあった。 そしたら色々な事が起こってきて、変わらざるを得ない状況が用意されてきた。 迷いがない時は進めと

          未知なる扉 ㉑

          新しい時代と共に ⑳

          (2023年現在の出来事) 古い自分のパターンとの決別の日。 あれから時が経ち、体調も回復してしばらく仕事に復帰して働いていたが、ついに長年勤めていたその会社を辞める事を決意した。  自分が病に倒れて、あまり無理ができない状態で、今までのように働けなくなっていたので、時間や体調不良を考慮してくれたり、気遣いのある会社の環境はすごくありがたい存在だった。 でもその分収入は半減したので、経済的理由から働かなくてはというのもあり、今日まで色々な事があっても飲み込んで、自分の

          新しい時代と共に ⑳

          母との関係で辿り着いた思い ⑲

          ※注)これは、2020年から私の身の上に起こったことを思い出しながら、それを乗り越えるまでの経緯を書き綴っているお話です。先の事はわかりませんが、今現在はたくさんの出来事を超えて新たな課題と共に元気に生きています。 (2020年4月) 『母』 それは人生の中で良くも悪くも、とてつもなく大きな影響を及ぼす存在。 癌と宣告された時、自分でもどこかで違和感を感じていた母との関係性。 心理的な観点からみると、自分の健康が崩れてしまう原因の一部に、この関係性が深く関わっていると

          母との関係で辿り着いた思い ⑲