「もっとおいしいと思ってたな」
昨日、個人的にデカめの決断をしたので疲れ切って14時間寝てしまいました。野花紅葉です。
これまでもnoteで食についてあれこれ書いてきて、作ることについてはある程度自分の加虐性みたいなものがわかったのですが、食べることについては一向に理解が深まらないんですよね。なんでだろう。ということで今日もちょっと考えてみます。
「もっとおいしいと思ってたな」
思えばわたし、常にこれだ。
「創作表現における『食』」みたいな授業を受けている中で、「共食の幸せ」とか「別物のように美味しく感じる」とかよく出てくるんだけど、特にポジティヴな効果で「よりおいしくなる」みたいな経験に関して、え〜わたし全然実感できないんですけどなんで〜って感じになっちゃった。所詮はフィクションで、本当はみんなそんなに影響を受けたりしてないのか?受けてるフリしてるだけ?
わたしの味覚もおそらく状況とか感情に左右されるんだけど、まあカスみたいな気持ちで食べたご飯は当たり前にマイナスの印象になるにしても、好きな人とのご飯とかいい気分で食べたご飯が、果たしてプラスになったかと言えば……この記事でも書いたけど、「好きな人と食べるときご飯は好きな人よりも好きなものにはならない」から、最高❤️っていう気持ちが味覚に影響してくれないのかもしれない。
この3ヶ月で数える程度に慎ましくした外食も、もっと待望の・劇的な・もはや非日常ですらある体験だと思ってた(そうなると思ってたし、そうあってほしかったし)けど全然そんなことなくて、「もっとおいしいと思ってたな」と悲しくなっちゃった。上の仮説が正しければあまりにも損では……マズくはなるくせに!
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