元彼に会う

ライオンの顔がついたシマウマに追い回される夢を見ました。野花紅葉です。限定的すぎて夢占いできねえよ。

さて、GW初日とのことですが、わたしはかつて人生を交差させるという行為をしていた相手に会いに行きます。というのも、わたしは相手の家にめっちゃくちゃ荷物を残したままこの行為を終わらせていたので、ついに今日それらを引き取りに行くのです。

半年以上、膨大な量の荷物をそのままにしてくれるような寛容さが、優しさに写る時もあったし、無関心に写る時もありました。アイデンティティに名前をつけるのは常に他者（という諦めの下わたしは生きている）。今は優しさにしか感じられない部分が、あの頃はたまらなく嫌で、まあだからこそ現在わたしたちの人生は交差していないのですが。

他人は自分用にカスタマイズできない、ということを、いつになったら思い知れるのだろうと、ここ数年同じ自省を繰り返している。それと同時に、

「自分の愛し方と相手が『愛されてるな』と思えるものが必ずしも一致しない悲しさ」は、引き続き日常にいる。なんというか、「わたしなんかが愛してごめん」と、今まで愛してきた人にも、今愛している人にも、きっとこれから愛していく人にも、もれなく思っているし思っていくのだと思う。

冒頭にリンク付けした記事に書いたこのことも、未だに思い続けています。

外は雨。別に気持ちは暗くなく、なんの感慨もなければ、なんの予感もありません。「わたしのために泣いているのね」と言えるわけでもない土砂降りの雨はただただ荷物の運搬を面倒にするだけで、こういう不一致感もなんだか示唆的……ではないですね。さすがに無理あるわ。