「すっぴんで会える人とだけ会いたい」わけではなかった
4日ぶりに化粧をした。出かける用事はないのだが、今日は次回公演のオンライン稽古初日なのだ(てかHP可愛くないですか?)。
化粧、嫌いで。嫌いっていうか苦手っていうか、まあ全然好きではない間違いなく。でも「すっぴんで来た」ことになんか強い意思や意図を勝手に汲みとられる世界なので、そのだるさと化粧のだるさを天秤にかけたのちに、ここ1・2年はすっぴんで人と会うことはほとんどなくなった。ていうかわざわざ嫌いなことをする=化粧をして出かけるっていう出発点から始まる日々、なに?って気持ちもあって、あったんだけど、そんなこと言ったら起床も支度も嫌いなので、結局あんまり気にならなくなった。
習慣化してしまったが依然嫌いな化粧。俄然嫌いだが習慣化してしまった化粧。ゆえに、「すっぴんで会える人とだけ会いたい」と長らく思っていて、なんなら2022年4月21日付でこのタイトルのnoteが下書きに入っていたんだけど、今日、下書きに入っていた=更新できなかった理由がわかった。化粧をしていたら突然。
「すっぴんで会える人」というのは、わたしが化粧をしないことにいちいちだるい意図を汲もうとしない人だし、その意味で無用に何かを強いない人だし、なにより心を許している・許したいと思わせてくれるような人なのだ。そして、そういう人に対してわたしは「え〜じゃあ可愛くメイクアップしちゃおっかな❤︎」という気持ちが湧くのだ。つまり、わざわざ嫌いなことをするというのが気にならないくらい好きな人なら、気持ちよく化粧ができる……とここまで書いて、あれだな、起床も支度もそうじゃんね。と一気に当たり前のことしか言ってないことに気づいちゃったぜ……
まあいい、とにかく、わたしが会いたいのは「すっぴんで会える人」じゃなくて「化粧したいと思わせてくれる人」だったのでした。だから書けなかったんだな4月21日。5ヶ月の時を経て気づきを得た9月21日、もうちょっとで初稽古の開始時刻です。前向きに化粧をした顔で行ってきます。
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