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「ヒロイン演じられる程度ってことでしょ」

これ言ったやつ今でも呪ってる。野花紅葉です。

被害者ぶる、とか、悲劇のヒロイン演じる、とか、そういう被害加害の関係性を持ち出さないと一緒にいられなくなったら恋愛なんて終わりだろ。と思う一方で、そういうバランスでもいい(そういうバランスであることを認めてしまってもいい)から一緒にいたいのだ、という気持ちは健気かもしれないとも思う。終わりだけど。

だからこの言葉はあながち間違いではない。なぜなら、わたしにはもう演じてあげられる程度の愛も体力も時間も余裕も気持ちもないから。なーーーんにもないから!

「ヒロイン演じられる程度ってことでしょ」

てめえにヒーロー演じられる度胸も度量もないからわたしが演じてやってたんだよ。気づけバーカ。

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