「人選ミスでしょシンプルに」
自分が過去の恋愛話をした際、友人に言われた言葉。わたしはこれを聞いて「恋人にも『人選ミス』って言葉使うんだ〜〜〜!」と大興奮した。
恋人って、なるもんだと思ってたのね、選ぶもんじゃなくて。いやまあ、それぞれのした数々の選択による結果であることは間違いないんだけども、なんていうか物件選ぶみたいに絞り込んだりソートしたりできないから、極めてたくさんの偶然から起こる必然で奇跡、みたいな。つまりどこか、自分なんかじゃコントロールできないものが恋で、恋人に「なる」ということだと考えていて。
だからさ、人選ミスって言葉を使われたときに、ああ、運命を呪う前に考えることがあるなと思えたんだよね。めっちゃいい言葉じゃんと思った。ミスってたのはわたしの運命じゃなくて選択なら、全然大した話じゃないじゃん、と。
楽をするために大きなもののせいにしたがっちゃうときも確かにあるんだけど、大きいものとしか認識できないままにその実のない重みに押し潰されるような気持ちになっちゃうときもある。あるっしょ?あるんだけど、わたしには。そういうとき、呪わずにはいられない対象がせめて小さくなることは明確に救いだなと思った。
「人選ミスでしょシンプルに」。口馴染みも耳馴染みもいいので、呪う対象が手に負えぬときにぜひ唱えてみてください。まあ、そんなに汎用性が高いとは思えませんが!
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