[bowling]下半身エンジンと軸足力
上半身をあおる癖
ずっとフォーム改造を続けています。
この秋頃から、自分がイメージするフォームにだいぶ近づいてきましたが、どうしても治らないのが、リリース時に上半身をあおる癖。頭も上がってしまいます。
自分は非利き手で投げているせいか、球速が遅く、それをなんとか補おうとしてのことだと思います。
上半身をあおるのですから、リリース位置も高い。
無音リリース志向ではなく、叩きつけるリリース志向なことから、リリース位置が高いのもさほど気にしてこなかったのもありそうです。
そしてとうとう今週からは、この「上半身をあおる癖」の克服を目指すことにしました。この1点のみを練習します。
球速もゆっくりいいと割り切り、リリース時に脱力し、視線を下に保つフォームで投げ続けるつもりです。
二重振り子?
そこだけに集中して練習してみると、案外簡単に克服できそうでした。
意識さえしていれば、あおり度は1/4程度に減りました。
年内はずっとこの練習を続け、あおり度をゼロにしたいです。
あおらないようにするために、「上半身を左股関節の上に乗せっぱなしにする」「左股関節にへそを近づけたままリリースする」ということも意識してみたところ、これも効果的でした。
身体の開きを遅らせる効果があったのだろうと思います。
そして、ギリギリまで我慢してから身体を開き始めたところで、視線を下方向(体の開きと逆方向)に振ると、末端である手が身体を追い越して走る感覚がありました。
これが二重振り子的なメカニズムがでしょうか?
これが正解なのか判りませんが、少なくとも「上体をあおる」よりはずっと良さそうですし、投球にもキレが出て、コントロールも良くなります。
「球速は出てないけれど強い球」になっている気がしました。
おかげで10ゲーム目くらいまでは好調に投げれてましたた
下半身エンジン
が、その後はレーンも枯れるし、自分も疲れてくるしで、Xが激減。
ここで普通はオイルを求め内側に入るのだろうと思いますが、自分はそういう器用なことはできないので、外から投げ続けます。
回転が弱いとピンが飛びませんし、スピードがないと裏に行ってしまいます。
「球速もゆっくりいいと割り切り」「あおり癖克服最優先で」とは思っていますが、さすがに球速を上げたくなり、あおらない範囲でなんとか球速アップを試みます。
となると「蹴る」しかありません。
普段自分は蹴りは全く意識してません。ラストステップのストライド幅も狭いほうだと思います。
が、この日は蹴ってみました。
蹴る方向も、下方向と水平を試したりしました。
頭では下方向に蹴るほうが良さそうに感じましたが、実際やってみると水平が良さそうでした。
「蹴りは水平」で、「上半身の肩の回転による下方向への動き」と組み合わさるといい感じな気がしましたが、このあたりはもう少し試してみます。
そして、気づけば球速もそこそこ出てました。
もしかして、「上半身は脱力し、下半身エンジンで投げる」ってのはこういうことかしら?
軸足力(蹴り足力)
今回「蹴り」を初めて意識したところで、左足(軸足・蹴り足)の蹴りが上手くできないことが判りました。
これも、非利き手投げ故の課題です。
片足立ちして、いろんなポーズをとるだけでも、左足は右足ほど上手くできません。
野球のボールを投げる際に「軸足で3歩くらい片足ステップしてから投げる」ような動作も、左軸足では上手くできません。
これはかなり重要なマイナス要素な気がします。特に球威面で。
軸足力の能力強化は、大きな課題な気がしてきました。
といってもこの課題、この年齢になって克服できるの?