我慢が限界ハイスピードエトワール感想文 EP4王者到来
始めまして紅葉紅葉(もみじこうよう)です。ハイスピードエトワールに期待し過ぎて話が進むごとに悪い意味で裏切られ続けて感想をぶちまけたくて綴っております。
※諸注意として下記の事が前提としての感想になります。
・1話~最新話(執筆時10話)まで何回も見返してからの感想であること。
・レースなどで『リアルなら~』や『リアルは~』と言う事より『アニメとして~』と『ストリーとして~』の感想になります。
・それでもハイスピのキャラとマシンが大好き過ぎて本当にハイスピに魅力を感じているからこそ思わず出てしまった感想です。
EP4王者到来
レセプションパーティーに出席するはずのキングが会場に現れず、場内は大慌てになっている中で、同パーティの会場に入るために必要なパスを無くして入れなかった輪堂凛はパーティーを諦めて河川敷に来て時間を潰していたら大切な住所が書かれたメモを風に飛ばされて困っていたイケおじと出会い、そのイケおじの探し物である怪獣のソフビ人形を一緒に探すイケおじとのデート回です。
冒頭の感想
ROUND2 ROUND3 ROUND4の結果を実況と解説のすみれとクリスが伝え、最後は結果表の画面で予選落ちした凛が解説者のクリスに定位置になって来たと言われて「定位置言うな!」とカメラINしてナレーションに繋がるコメディ的な始まり方は良いけど、アリスの二勝目の時のキングはリタイアにして欲しかった。
キング自身にも事情があって一戦どうしても落とすのは後々分かるけど、やっぱり絶対王者!と呼ばれているのだからマシントラブルでリタイアとかでもう少し先にまで引っ張って欲しかった。
Aパート冒頭から首を傾げてしまった。
レセプションのナレーションの熾烈なレースで火花を散らすレーサーの皆さん?
勢いが盛んで激しい様の描写は何処だっけ? 火花を散らすような展開も何処だっけ?ってなりました。
まだ4話まででバチバチっとした感じがなく、あるとしたらソフィアと悠然のバトルですが、二人がカメラINしてくるわけでもなく実況と解説で淡々としていたので記憶に残ってませんでした。ここまででレースの内容と実況解説の台詞を変更しないで熾烈なレースで火花を散らす展開にするなら鍵を握っているのは『実況の天貝すみれ』。
綺麗に淡々と止めて話すのではなく、単語をもっと強調して勢いと迫力のある感じにすればレースの描写は生きていたかも知れません。
レセプション会場のメンバー足りなくない?
レセプション会場での冒頭にNEXレースの多大なご支援を頂いている皆様を迎えて楽しいひと時と言っているのに、パーティー呼ばれているドライバーの数足りなくない?
同EP4の冒頭の順位表(公式サイトのポイント表でも)でメリッサ・ワイズ、ベン・エメリッヒ、アスニ・サーリ、 若松やよいの4人を確認できました。
あれれ? NEXレースの支援者達を招いてのパーティーなのに参加してないのは可笑しいぞ??
呼ばれたのは、ロレンツォ・M・サルヴァトーレ、アリス・サマーウッド、リチャード・パーカー、劉 悠然、ソフィア・B・時任、小町永久、浅河カナタ、輪堂凛の8人で残りの4人はどうしたの??
レセプションの場面では女性陣しかいないのは女性用控室とステージ横の衝立の裏にいる場面も男女別れてだと言う事にして納得しましょう。
台詞なしでも良いから四人も出席して欲しかった。
そしてパーティーに招待され出席していると思われるのに一回も登場しないリチャードは草。
凛ちゃんとイケおじのデート回は嫌いじゃないけど……
美味しい物を御馳走するよと言われた時の凛ちゃんの「本当~」って言い方は今までの歴代アニメの中でトップクラスに可愛かった。目にキラキラ加工入ってないのにキラキラしてる感じが出て良かった。
ただ推理しました~って感じは可愛さより面倒な娘だなって感じがでて今までの可愛さが台無しなので、勘が良いんですでとどめて欲しかったかも。
一週間待って天丼は……
前回はクイーンと知らずに接し、今回はキングとは知らずに怪獣のソフビ人形を一緒に探して天ぷら、もんじゃ、善哉とデートして最後にレセプション会場に一緒に行って記者達の前で凛に自身がランキング1位のロレンツォ・M・サルヴァトーレでキングと呼ばれている事を握手しながら名乗ります。これ前回のアリスも同じ様に名乗っています。
確かにコメディで天丼するのはよくあること……ですが、真面目なレースをやるなら、二週連続でやって欲しくなかったし、一週間は間を開け過ぎだと感じてしまった。やるならせめて1レース挟んでからやって欲しかったかな。
ただ、並べて見ると女王襲来、王者到来って綺麗なんですよね。
豪雨の中のレース
豪雨の中のレースでアリス、ソフィア、悠然、カナタ、永久で列を作ってそれぞれキャラのカットインが追加されながら豪雨の中走る事に一言もらうが……カナタ、永久、ソファイアまで会話してるように繋がってる様に聞こえちゃうから違和感しかなかった。悠然も「データ収集宜しく~」と嬉しそうに言っているのも変な感じがしてしまう。ソフィアがポイント貰えるといっているが、それでも引っ掛かるが……カナタ、永久、ソフィアの違和感に比べれば気にならない、ただ豪雨で視界が悪いのに永久、ソフィア、アリスの目を瞑るのは駄目でしょってなった。その後の凛ちゃんの「何も見えない」と凜ちゃん視点で危ないのは伝わるけど、豪雨で漏らす言葉軽すぎないってななりました。
やっぱり
今回も善哉のお店で語っているが、ぶっちゃけアリスにスカウトされた時に一緒の事を話しているんですよね……違うのはシミュレーターで期待に応えようと失敗した凛と期待に応えて怪獣のソフビ人形を見付けた点なんですよね。
豪雨のレースはED後の方が良かった
会場前に来た時にファンファーレのイントロが入ってキングと握手して凛の「またこの展開」で見上げた~って入ってくれた方が、話が一端切れて良かったかも~って思いました。
キングと握手してから内容の全くない豪雨のレースを見せられても……ってなるばかりか、格好良いキングの人となりと凜ちゃんの可愛かった印象が、正に豪雨と一緒に流されてしまった感じです。
もしEP3とEP4のストーリー展開の天丼をやるなら、個人的にはEP3で一気にやるか間にレース回を挟んで欲しかった。
EP3のアバンでアリスが神楽知登世に電話していたので、Aパートの冒頭でシミュレーター室に神楽が連れて来てAパートの終了間際で自己紹介展開、Bパートで河川敷でイケおじとの出会いでBパートの終了で自己紹介で終わった方が良かった……かも。
最後に
今回は何だかんだと凛ちゃん可愛かったイケおじそこ代われとなる回だった……てならなかった。
台詞と演出のチョイスがやっぱり気になるし、本音を言うとレースして欲しかった。レース外の描写も大切だけど、火花を散らす様な展開を見せて欲しいとずっと思ってます。仲が良いのは大いに結構、ハイスピードもんじゃタイムも好きです。でもね、レースはレースとして競う分けなのでバチバチっとして欲しいんですよね。「そこをどけぇぇえええ!!」とまでは言いませんが気持ちの圧で攻めて欲しいんですよね。
そうすればスピード感も一緒に増すので、見てて手に汗握れそうです。
リアルに近い描写にするなら、現状の圧少な目で行くのもありですが、そうするとキャラデザ的に闘争心の欠如したゆるふわレースになっちゃってるんですよね……加えてレースでコメディ的な要素いれているばかりか、走行中に実況解説の言葉にツッコミいれたりピットにいないプリマステラの仕事をしてる光莉ちゃんが走行中の凛の言葉を拾って返しているので、カットイン入れて気持ちの圧で押すしかバトル感だせないかも……。
作品の現状を崩さないで盛り上げられるのは浅河カナタ、実況の天貝すみれしかいないと思う。
と、今回も何だかんだ期待していた部分が大き過ぎて足りない部分にばかり目が行ってしまいました。そんなEP4王者到来の感想でした。
では次回のEP5耳を澄ませての感想でお会いしましょう。
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