我慢が限界ハイスピードエトワール感想文 EP5 耳を澄ませて&EP6バックマーカー
始めまして紅葉紅葉(もみじこうよう)です。ハイスピードエトワールに期待し過ぎて話が進むごとに悪い意味で裏切られ続けて感想をぶちまけたくて綴っております。
※諸注意として下記の事が前提としての感想になります。
・1話~最新話(執筆時11話)まで何回も見返してからの感想であること。
・レースなどで『リアルなら~』や『リアルは~』と言う事より『アニメとして~』と『ストリーとして~』の感想になります。
・それでもハイスピのキャラとマシンが大好き過ぎて本当にハイスピに魅力を感じているからこそ思わず出てしまった感想です。
冒頭からレーシングスーツの拘りを見た
冒頭はレーシングスーツを着た凜ちゃんがサーキットのスタートラインで座ってイメトレから始まります。
イメトレするために足を延ばして座った時、ブーツの底に肉球があって拘りを感じました。
EP浅河カナタにはもっと熱くなって欲しい
ほとんどのレーサーはキングには勝てないと諦めに近い感じになっていて闘争心などが薄くなっているのは分かります。でもルーキーでしかも熱血設定の浅河カナタなら凛とは別の意味で煩い感じでも良いと思うんですよね。
インを攻めて凛のマシンに接触する前の台詞の「まだ、行ける」と言うより、「まだ、行けるぅぅ!!」と声を大きく言って接触直前のアラートまで引っ張って食いしばる感じの方が闘争心がでて良い感じになるんじゃないかな~って感じました。
それ位やっても接触した後で凜ちゃんが立て直したのをバックカメラで確認してホッとした優しい感じは残るので浅河カナタのイメージは損なわれないと思いました。
キングのラインに挑戦しながらソフィアとバトルするが、「まだ、行ける」「もっと」にもっと闘争心に火を付けて欲しかった。トンネルを抜けて縁石に引っ掛ってマシンが暴れるまでの凛ちゃん位の音圧で最初からレースすれば世界は変わったかも知れない。
やっぱりレースを盛り上げられるのは……
凛が覚醒するまでハイスピのレース全体を引っ張れるのは浅河カナタ、劉 悠然、実況の天貝すみれだと思ってます。クイーンことアリス・サマーウッドも熱い感じですが、彼女には凛かキングと対峙した時に盛り上げると言う役目があるので、やはりカナタと悠然そして実況の天貝すみれの三人でスピード感のある迫力で盛り上げるしかないと思うんですよね。マシンのSEや振動などで表現しても結局はコメディ的な要素で打ち消されちゃうんですよね。
おお! 良い感じと思っている時にどうしても実況にツッコミを入れる凜ちゃんが盛り上がってた感じを落としちゃうので個人的には受け入れ難いんですよね。
序盤の悠然(ヨウラン)とソフィアの激しい攻防
攻防の描写は良かったけど、悠然とソフィアのアップのカットの時、目を凝らすなど表情を少し変えるか、悠然から「ちょ!?」くらいの一言は欲しかった。真顔だけのカットなら要らなかったかな~、ソフィアが抜いたかの様に見えてたけど抜きれなくて次のソフィアとカナタの攻防になるけど、そこまでの攻防をやらないなら、ソフィアが抜いたかの様な演出ではなく悠然の方が立ち上がりが上手くてソフィアより前に出ている感じで場面転換して欲しかった。
EP5耳を澄ませての感想
良かった所が沢山あったからこそ、余計にああ~だったら、こうだったら、何でそうなったの?が目立ってしまった回だと思いました。
アミちゃんのアドバイスで順位を上げて行くのも良かったし、主人公だからこそ軽いノリも許されるんだけど、どうしても実況にツッコミをいれるのだけはレース然とした作品にするなら入れては駄目だと思うんですよね。どんなに格好いい演出して良い感じになっても走行中に実況にツッコミを入れてしまうと、そこで見ているこっちのワクワク感もツッコミと同時にバシッと消えちゃうんですよね。
凜ちゃん可愛い、リボルバーストの粒子綺麗、レースの流れも良い感じ、ハイパーのエンジンの見せ方も良かっただけど……ツッコミさえ無ければなぁ……ってのが初回の印象でした。(ここで期待値がガクッと下がりました)
何故そこ……
前々からレースを盛り上げる鍵が浅河カナタにあると言っているが、その理由がEP6のバックマーカーで小町永久と輪堂凛に特訓しようぜと声を掛けるシーンに充分そのポテンシャルがあると感じさせたから余計に勿体ないと思ってます。「あ”あ”」とか野性味のある感じで気合による声の圧も充分なので、その感じをレースで走っている時と変えて欲しかった。そうすれば生きたレースって感じに変わるかもとEP6を見てからずっと思ってます。
レースでステアリングを握ってない時は、こう言うのもあり。
コメディは良くないと言ってますが、レースでステアリングを握ってない時は全然ありだと思ってます。マシンやコースもキャラデザやレーシングスーツなどいい加減で適当な感じでレース然としないなら、レース中でもコメディ感だしてても良いですが、全てがレース然とした感じなのでレース中のステアリングを握ってる時のドライバーによるコメディは否定させていただいております。
ここの悠然の台詞が気になる
特訓後にお腹が空いたと言う凛の言葉で皆で食事に行くのだけど、悠然がグルメ通で美味しい所を知っていると言う事で期待が集まるんだけど、「日本に行くから、キングとクイーンにお勧めのお店教えてって聞いたの。そしたらとっておきの教えてくれて」
これだと女子会する前に聞いた事になる訳で、EP3で悠然が「もん吉」に居た事がちょっと違和感として残ってしまうので、「以前に~」を付け足して言うか、凛の実家である事を教えて貰って面白がって最後に凛にウインク一つでもして凛に疑問を持たせば全てが解決したかも……。
EP6 バックマーカーの感想
もん吉でのやり取りも良かったし、特訓時の神楽知登世が良い事言って空気を引き締めて良い感じだった。
みんなの私服も可愛かった。
アミちゃんによる、クイーンことアリス・サマーウッド、キングことロレンツォ・M・サルヴァトーレ、リチャード・パーカー、ソフィア・B・時任、劉 悠然の走りの特徴の解説は聞けて良かった。
最後に
レース回のプリマステラの2人によるテンポ良いコース紹介が結構好きで更にトラブルが起りそうな箇所を説明していると悪い顔になって相方が「悪い顔」とかってやり取りしてるのが個人的に一番好きです。
クイーンがラジコン飛行機飛ばしてるシーンを見ると、サイバーフォミュラーSINの(EP1とEP5のアバン)を思い出します。サイバーフォミュラーの主人公が同じ緑色のラジコン飛行機を飛ばしているので、サイバーフォミュラー好きの私としては勝手ながら意識し、引き続きキングの場面転換した時に「上手いんでも速いんでもねぇ……強んだ!」を思い出してしまいました。サイバーフォミュラーSINのEP1ではハイスピのキングの様なラスボス化した主人公をそうやって表現する描写がありまして思わず関連付けてしまいました。
だからなのか、本当はレースより期待している部分があったのですが、EP6以降になってから余計に私はハイスピードエトワールに迫力のあるバトルを欲してしまっているのかも知れません。
ではEP7幸運の女神&EP8あなたの走りの感想でお会いしましょう。
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