ハイスピあのレースどうすれば良かったの?
エピソード1富士の空の下で、エピソード2デビュー!
そう、スピード感がないって言われているレースです。
ただ言うだけなら簡単ですが、あの状態でどうすれば良かったのか少し考えて見ました。
まずは何処で速さを感じるか?
まぁ五感のうち視覚、聴覚、触覚ですよね。ただ、画面越しなので触覚では無理ですよね。
聴覚の場合だとエンジン音と風を切る音でしょうか。
視覚の場合だとドライバーカットだと振動。ドライバー目線だと景色。定点カメラだと通過するマシーンのフレームINからフレームOUTするまでの短さ。マシーンを映してる時は流れる景色。
大雑把に考えるとこのくらいでしょうか。
アニメまたは映像として長いは遅く、短いは速く感じる法則その鍵は2.01秒未満?
バトル、駆け引き、ドライバーの台詞がないマシーンが走っている映像を同じカメラで2秒以上映していると長く(遅く)感じてしまうので、それをさせない様に2.01秒未満にカメラカットを変えると長いとは感じないのでマシーンが速く感じる様になります。たとえレースで少ししか走っていなくても高速で走っていると錯覚しやすくなります。
弱点は残り何メートルと言う情報が入った状態でやると引き延ばしされてるように感じてしまうので最高の盛り上がりの時以外は距離の情報をある状態での使用は控えた方が良いでしょう。
ドライバーの台詞のあるカットの時、駆け引きでバトルしている所に時間を使うと印象を強く持たせる事も出来ます。ただ、並走して抜けそうで抜けないバトルの多様は盛下げてしまうのでやらない方が吉です。
実況こそ第二のレースの支配者!!
映像の映っている時間の短さを速さと言った様に、実況の捲し立てる様な速さがマシーンの速さになる。
実況者の声の熱量がマシーンとドライバーのパワーとして伝わり、実況者の捲し立てる速い滑舌がマシーンの速さとドライバーの焦りなど心情を表して伝わりやすい。
例としてコーナーに入る少し前で悠然かアウトにマシンを振ってからインをついて抜こうとしたがソフィアがブロックして抜けなかった設定とした場合
例
「悠然アウトからと見せかけてインをつくがソフィアきっちりインを締めてブロック」
実況熱量と緩急をいれた場合。太字は強調。『』より強調
「悠然アウトから~と見せかけて~インをつくが~ソフィアきっちりインを締めてブロック」
悠然のマシーンがアウトに振った時、悠然アウトからを声を大きめにしてこれから始まるバトルの熱量の基準となります。その熱量がそのレースでの重要どに繋がるので話の展開を踏まえて調整が必要。
と見かけて~、で一度声量を抑えることでタイミングを狙っている感を強調する事になります。
インをつく、は悠然のマシーンがイン側からソフィアを抜こうとしているバトルシーンなので抜こうとしている悠然の熱量となります。
が~、で声量を戻して切る事で悠然のターンが終了したことになります。
ソフィアきっちりインを締めて『ブロック』、二重強調させることで攻防の苛烈さを表すことができます。
アニメだからこそ、マシーンの動きに合わせて実況が出来るのが映像作品の強みであり、ドライバーの心情やバトルの熱さを表現することもできる。
反響する加工などで最初から実況の熱量を増幅する事で最低ライン上げることも可能。
最後に
カメラに写ってる時間って大事だなって見返す度に思ってました。
実況はスポーツ作品でも登場しますが、レース作品ほど重要なポジションはないと私は思ってます。
まぁ、ヲタが何か独り言いってるよクスクスと笑ってくだされ。
他に何か書きたい事があったらまた記事にしたいと思ってます。
今回もお付き合いありがとうごいました。
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