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我慢が限界ハイスピードエトワール感想文 EP9上海ナイトレース&EP10最速のその先へ

 始めまして紅葉紅葉(もみじこうよう)です。ハイスピードエトワールに期待し過ぎて話が進むごとに悪い意味で裏切られ続けて感想をぶちまけたくて綴っております。 

 ※諸注意として下記の事が前提としての感想になります。
 ・1話~最新話(執筆時11話)まで何回も見返してからの感想であること。
 ・レースなどで『リアルなら~』や『リアルは~』と言う事より『アニメとして~』と『ストリーとして~』の感想になります。
 ・それでもハイスピのキャラとマシンが大好き過ぎて本当にハイスピに魅力を感じているからこそ思わず出てしまった感想です。


凛に予選のタイムで負けて不安がる悠然

 EP9上海ナイトレース

 凛ちゃんの活躍が来ると思って一週間期待してました

 EP8でnewマシーンのセッティングと次回予告であれだけ盛り上げといて、EP9のアバンの1分だけ……マニュアル車である事が話題性になるような事がオーナーが言っていたのに実況も解説も何も触れてなくて一週間楽しみにしていたのに全力で期待を裏切られた感じ……。

 せめてnewマシーンのそこだけは説明して欲しかった。

 神楽知登世
 何ですかこのセッティングは!? ただでさえ人類が乗れる代物じゃなかったんですよ。 それを、これもう走る拷問器具ですよ!!
 
そこを説明して欲しいんだよな~どう人類が乗れないマシーンなのか……走る拷問器具? それだけじゃ伝わり切らないんですよね、前輪だけブレーキがすっーーーーーごく効いて、後輪はブレーキが全然効かないセッティングってだけなら、1分間の走行の描写でコーナリングで「うっ!」の一言くらい何処かで欲しかったかな、ケロッとした顔で曲がってるんですよね。
 と、まぁ、台詞で語られても他の描写で描かれないと全く伝わって来ないんですよね。


悠然のマシーンもお洒落で良いですよね

 悠然の優勝までに

 EP2で凜が反則ながらキングを抜いた、この事で他のドライバーが注目し、自分達もと言う感じにしたいのは伝わってるし、そうなんだろうなと思って見てました。そして今回の悠然の優勝までの背景が語られ、NEXレースに参戦してから表彰台に中々上れなくても努力している描写もあり、今回のエピソードまでで凛とソフィアが仲良くしてる時も何処か一戦引いている感じになっているのと、EP7幸運の女神の前半で表彰台に上がってキングとクイーンに「あと二つです」と言っている所で真面目な印象をさせているので、やっぱりこれまでのレースを含めて圧倒的に気合と圧が足りないです。
 リタイアした凛を見てから肩の荷が軽くなって何かが吹っ切れるなら、もっと吹っ切れて欲しかった。


プリマステラの二人 左)Hikari 右)Akari

 EP9上海ナイトレースの感想

 プリマステラのコース紹介が一番可愛かった。光莉ちゃんのキャーが個人的に好き。
 やっぱり凛ちゃんの活躍が見たかったが一番強く、解説のクリスさんの「彼女の走り見たかったなぁ~」には全力で同意した。
 凛にオーバーテイクの技術が無くて、カナタと永久がコンビプレイで抜いて行く中で経験の差で悠然が抜いて行くのを見せつけて凛の成長の糧になる描写にしてくれても良かったのになぁ~と感じさせるエピソードだなって思いました。
 個人的には凛がここでクイーンを抜かすのかなって思ってましたが正解は悠然でした。
 

猫耳パーカーとサイドテール凛ちゃん可愛過ぎだろ

 EP10最速の先へ

 冒頭から可愛いが出たかと思ったら凛とカナタの雪玉モードで転がるのはやり過ぎでクスりとも笑えなかった。
 
真面目なレースにコメディを足すなら最低限の枠は守るべきだと思わせる始まり方だった。雪玉モードになるなら雪合戦何てしてないでソフィアと悠然の話しに加わってくれた方が良かった。雪合戦するならソフィアか悠然の何方かに当たって「やったわね!」で投げ合いになってカメラが空を映してナレーション場面転換してくれた方が無難だったかも……


拗ねる凛ちゃん

 それに至るまでの工程と伏線が薄い

 ROUND13のフライング予選でキングのタイムを失神して途中でドライブを引き継いだamiちゃんが抜いた事で拗ねてトランスポーターにあるシミュレーター室に引き籠った凛がゲームのプライベートモードでフレンド限定にして、そこにamiちゃんが凛のフレンドとして登録されているからと入ってきますが、ゲーム画面とチャットコメント欄がEP2の使い回しなのが残念だった。
 今まで伏線としてamiと凛の関係性を大きく描けただろうに……。
 amiちゃんの誕生の理由以外、見ててだろうねって思うだけだった。
 
全てが後出しで、AIだけでレースをしたらどうなるのか、当然の事を当然に話すだけ……今までのエピソードで凜ちゃんとamiちゃんが友達の様である描写があれば凄く感動したかも知れない。
 
普通に携帯端末でamiちゃんを連れて歩いている(EP3とEP6で確認済み)ので描いてくれれば良かったのにと思ってます。もしくは今日も予選落ちとかフレンドにチャットしてて励ましてくれたのがamiちゃんだったとか、色々と面白く出来そうなポテンシャルがあって、一緒にレース以外のゲームした事を凛が言っているので、本当に勿体ないと思いました。

 最後に

 今までのレースを振り返って

 ストーリーのながれで最終話に最高潮の盛り上げを持って行きたい気持ちは分かりますが、ここまでで個人的には盛り上げ度30%位にしか感じないんですよね。(凛ちゃんは主人公なので除きます)負けないって言う気持ちの感情の起伏が薄いレースって見る価値あるのかな?ってなります。レースで表現しないなら何処で表現するのか、それはステアリングを握ってない所でライバル達の前で火花を散らすしかないですよね……でも皆仲良しです。
 仲が良くても負けないって言う描写があれば良いんですけど……そう言う描写もないんですよね。
 アニメとしてストーリーとして何方も視聴者とハイスピの世界の観客とスポンサーを馬鹿にしてる印象を受けてます。
 表彰台に上がりたい、あのライバルには負けたくない。0,1秒でも速く走りたい、そんな気持ちのないレースを観戦したいと思いますか?それぞれのチームにスポンサーが付いてます、そんな勝利を捥ぎ取ろうとしないドライバーやチームに出資しますか?
 
キングとクイーンがどんなに強くて戦意が削がれても何かしらの魅力が無いんじゃ誰も見ないでしょ。
 容姿だけでドライバーやっているなら、レース前にステージで歌って踊ってくれってなる。
 本当に面白くなる要素しかないのに、どうしてこうなったってストーリーが進むに連れてそう思って残り2話……か。
 
次回EP11女王決戦の感想でお会いしましょう。

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