![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/30837776/rectangle_large_type_2_596c7f72b5941a6574cb7525cac11e09.jpeg?width=1200)
探究型のマイクロスクールに自分の息子が通うまでのあれこれ その③ 「公立小学校で頑張るぞ!」
さて、前回までのお話。
インターナショナルスクールに行かせたい → 諦める
めっちゃいい探究型の全日制マイクロスクールあるやん ← イマココ
過去記事は下記を参照↓↓↓
1. 東京コミュニティスクールの授業見学。その後。
さて、前回記事で紹介した衝撃的に素晴らしかった、東京コミュニティスクールの授業見学。一緒に見学にいった妻とも、
「こんな環境はまじで贅沢だね」
と、二人で話ながら帰りました。できれば6年間自分もここで過ごしたい(笑)。子どもたち羨ましいなあ。なんて思っていました。
さあ、でも入れるとは限らない。だって、そもそもここ最近は東京コミュニティスクールは定員オーバーらしい。そして考査は受験というよりは、親との考え方の一致を見たりする内容なので、勉強させればいいってわけじゃない。
それに、説明会いったら男子の方が多かったからバランス的に女子が入りやすそう(?)だし、プレ初等部っていう東京コミュニティスクールの保育園から上がってくる子たちもいるし、上級生に兄弟がいる家庭の入学は優先されそう。(この辺りの内実はわからないので、あくまで主観的な体験です。)
そんなこんなで、ここに入れたら本当に良さそうだけど、入れなくても子どもが「何かから拒否された」と思わないように、ことを運ぼうと思いました。
2. 公立小学校という選択肢
自分たちが住んでいた地区では、公立に進学したって、都内の結構しっかりした公立が待ってます。広い天然芝のグラウンドがあって、歴史のある校舎があって、オリンピック会場に最も近いという小学校。昔ながらの理科室に放送室。保育園から一緒にあがってくる友達もいっぱいいる。保護者たちとのつながりも深い。
探究型ではないけれど、もちろん担任の先生に当たり外れはあるかもしれないけど、昔ながらの正解ありきの教育かもしれないけど、そんなものだけで子どもは決まらない。
友達がいて、いたずらがあって、親がいて、コミュニティがしっかりしていれば、子どもは勝手に育つ。それに、公立にいけば教育費がかからないぶん、その後の留学したいと子どもがいった時の資金だって貯められるし、悪いことは全然ない。
自分自身、学費で親のクラスターが縛られない公立小学校のごちゃごちゃ感はすごく好きだったし、そのカオス感は私立なんかにはない、良くも悪くも、魅力だと思っています。
ということで、どっちになってもいいと親である自分がまず覚悟を決めた上で、東京コミュニティスクールの考査を受けることにしました。
3. 子どもの1日体験入学。そして考査
そして時は経ち、息子は考査前に必要な1日体験入学へ。
体験入学は、「すごい楽しかった」という長男。大きな魚の絵を書いたり、難しいパズルをみんなで解いたり。ドッチボールもしたのかな。とても楽しそうに帰ってきました。
「この学校と、保育園のお友達がいく学校どっちがいい?」
と聞いてみると、
「うーん、迷うけどこっち(東京コミュニティスクール)かな」
という返答。意外とすんなり、東京コミュニティスクールに行くことをOKする息子。
考査は、書類を提出の上、親二人で面接に臨みました。いつも通り「本音しか言わないスタイル」。受からなかったら、こんないい学校に別の子が通えるわけで、悲しいけどそれはそれでね。
4. 結果...補欠合格。公立小学校への入学を決意。
結果は割りかしすぐに出まして、補欠合格でした。
うーむ、最悪受からなくてもいいとは思ってはいたけど、実際は悲しい。
「補欠って、どうなんでしょうか?ほぼほぼ可能性ないんでしょうか?」と、学校に問い合わせてみると、
「全員が入学手続きを済ませた段階で、ほぼ可能性がない」とのこと。そして、翌週には、「全員が入学手続きを済ませた」と連絡がありました。
残念。。。でも、元から覚悟はしていたので、
「これで公立いくぞ!」と覚悟を決めました。
公立小学校は教員不足に、労働時間超過にと問題はたくさんありますが、そんな先生たちのために何か活動していこう!と気持ちを切り替えました。
息子も自然な流れで、
「やっぱ公立いく!」
と言い始めたので、考査があったことは話さずに、自分で選んだところへ行くという形で公立へいくことにしたのでした。(これが11月末のことでした)
(続く...)