きょうだいゲンカ「こんなことされたー」に返す言葉

子供たちが小さい頃、しょっちゅうケンカばかりしていた長男と長女。

一緒にいると、どうしてもケンカが始まってしまう。
どうしてこんなにケンカばかりするんだろうと、聞いてるこっちもどうにかなりそう!

でも、ある日いいことを聞いたので
早速、実践してみた。

いつものようにケンカが始まって、
「おかーさーん、お兄ちゃんがあんなことしたー」
と訴える長女に
「あらそう、それは嫌やったねー」
と返すと、うんと頷いて戻って行った。

しばらくして今度は長男が
「おかーさーん、〇〇(長女)こんなこと言うー」
と言うので、
「ほんとー、それは嫌やったねー」
とよしよしすると、長男も遊びに戻って行った。

あーなんだー、共感して欲しいだけなんだ
と、その時クスッと笑いながら気が付いた。

夫が休みの日に、またいつものようにケンカが始まって、同じようにおうむ返しをしている私を見て、夫が
「いい加減やねー」
と半笑いで言うので、
「こんくらいいい加減やないと、いちいち仲裁してどっちが悪いとかしよったら、体がもたんよ」
と返してやった。

実際、子供たちのケンカを一部始終見ていたとしても、明確にどちらが悪いと分からない事が多い。
短い時間の単位で見れば、ハッキリとどちらかが悪いと言えることもあるけれど、そのケンカの前に、何かがあって、そのことが引き金になっている場合もある。
そのことは本人たちも気づいていないことがあるし、周りも一部始終見ていることなんてほとんどない、というかあり得ないので、判断できないのだ。

おうむ返しをする前は、一人一人言い分を聞いて、客観的にどちらが悪いか判断して、悪い方を叱らないといけないと、四角四面に考えすぎていた。 そもそも、言い分なんて自分に都合の良いことしか言わない。お互いに。
なんなら嘘をつくこともある。

そんな状態でした判断が本当に正しいかなんて、ハッキリ言ってわからないし、間違えていた場合、叱られた子はやりきれないことこの上ない。

そして、その鬱憤を晴らすためにまたケンカが始まるという悪循環にハマっていく。


その悪循環を止めるには、おうむ返しが簡単!
ケンカが少なくなったかというと、またそれは別の話しだけれど、2人の喧嘩に私が付き合わされることがなくなって、おかげでイライラしなくて済んだのは確か。
教えてくれた友人に感謝🙏

ただ、男の子同士の手も足も出る激しいケンカはおうむ返ししてる場合じゃないだろうけど…。

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