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ガラスペン研究家の名刺を作ったはなし。
――そうだ、名刺作ろう。
創作大賞2024の受賞者には「創作大賞2023の反省を活かして」紙箱入りの名刺が支給されました。
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私は最初から支給品をアテにしてたんですが、創作大賞2023受賞者の方々や既にプロとして仕事をされている方々からはそれぞれがご自身で用意された名刺を頂きました。
いわんやnote運営事務局・メディア関係者の方々をや。
私もnote賞を獲って「(自称)ガラスペン研究家」から「ガラスペン研究家」にランクアップしたのですから、次なる活動に向けてインク沼関係者に顔を売らねばなりません。
そんなわけで「ガラスペン研究家」の肩書きが入った名刺を発注することに決めました。
いつもの私だったら「やるか、活版印刷」とか言いだすんですが、受賞作の記事見出しに使った写真を使いたかったんで素直に印刷所を頼りました。
名刺に入れる要素
創作大賞2024授賞式で支給された名刺に掲載されていた要素は下記の通り。
ハンドルネーム
クリエイターページの二次元コード
note ID
メールアドレス
ここにガラスペン研究家として必要なものを追加。
肩書き
研究分野
受賞歴
note IDはSNS全般で同じモノを使っているので、「SNS ID」という名目に変更します。アタマに@付けるだけですが。
名刺データの作成
今回利用した印刷所はグラフィックさん。特に理由は無く、業務関連でたまたま憶えていたからです。ちょうど名刺印刷がセール価格だったのはラッキー。
名刺テンプレートが豊富で、AIデータも表・裏が「横・横」「縦・横」「縦・縦」の3パターン用意されています。
写真を入れる関係で「縦・縦」を選択。
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PDF保存してIllustratorで読み込めばヨシ
当たり前のようにAIデータとか言ってますが、二次創作の小説同人やってた頃は全ページIllustratorで作ってたんで基本的な操作はできるのです。
InDesignの間違いじゃないです。字下げも禁則処理もルビもノンブルも全部Illustrator使って1ページずつ手作業してました。さすがに文字をアウトライン化して別フォルダにEPS保存するのはアクションで自動化してましたが。
まぁ文字入力とクリッピングパス作成と画像埋め込みできれば何とかなるよ!
フォントはウン年前のブックフェアで購入したイワタUDゴシックとイワタUD丸ゴシックです。なんでそんなもの持ってるのかって? パナソニック製のガラケーのメニュー画面を全部自作するためだよ!
UDフォントはイワタとパナの共同開発なんで、パナのガラケーにはUDゴシックが使われてたのです。
表面のデザインに関してはtomecomonoさんに大いに助けていただきました。各要素の配置やアイコン選択のアドバイス本当にありがとうございます!
データ入稿
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グラフィックさんには「スマート入稿」というタイプのWeb入稿があり、原稿をブラウザにドラッグ&ドロップすると表裏揃った3Dプレビューを表示してくれます。
これで名刺の裏表と天地が正しいかをセルフチェックするのですが、テンプレートを名前を変えずにそのまま使えばまぁ大丈夫じゃないかと。
ちなみに注文内容は下記の通り。納期は一番安くなる7日にしました。
オフセット印刷
表面カラー/裏面モノクロ
特殊加工なし
100枚
上質180kg
完成!
発送予定が11/15のはずだったんですが、印刷所側に余裕があったのか11/13に到着しました。
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(シールの表記は隠してあります)
やけに薄い箱だなと思ったら3束に分割されてた。まぁ保管するのに都合がいいので有難くはある。
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研究分野と受賞歴はこちらに
それにしてもこうして完成品を見ると感動します……! 会社用の名刺が届いても特に何も思わないんですが(使わないし)、ガラスペン研究家としての「顔」になるものなので身が引き締ま――にやにやしちゃいますね!
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母に進呈したら「幸運にあやかろうと思って」と宝くじ入れに仕舞われました。解せぬ。
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