はみ出すための舞台設定
あえて舞台設定をした上で、その枠を揺さぶるように振る舞うのが、私にとってエキサイティングな瞬間。今の私の舞台設定は「会社員」や「母」。
境界線を越えるのが楽しいから自ら枠を設けるだけで、他者によってそこに収まるように指定されるのは好まない。そうなりゃ、いかに抗うか。
説明的な文脈をつくらずに、直感と直感の飛び石を渡り、思わぬところに至る偶然が愉しい。
そんな私の気分を盛り上げ、元気をくれるのは、各地で出会った友人たち。
かつて暮らした瀬戸内海の離島、豊島からアーティストの友人夫妻、usaginingenが全国キャラバン中で、京都へやってきた。銭湯でパフォーマンス。たまたま与えられた舞台を直感的にカスタマイズして彼らのものに。クレイジーで元気な2人(正確にはクレイジーなのは1人だけど笑)のパフォーマンスも生き方も最高です。
パフォーマンスの前に、偶然アーティストの澤田知子さんとのトークセッション。会いたい人に一度に会えた。