
はじめに
愛とはなんぞ、を描いていきます。事実は小説より奇なりとばかりに、ドラマチックな人生を味わっています。進行形で。
パートナー、こども、仕事、親、きょうだい、あらゆる関係性の中で、わたしは何を求めて今世を生きてるんだろうかと考えてきました。他者との関係性のなかで、揺れ動く自分の像、相対する他者との間にある愛とは何ぞ?をずっと探究しています。
書こう書こうと思っても、なかなか筆が進まなかった。揺れ動いて揺れ動いて、書いては消しての繰り返し。失敗をすること、評価を下されることを恐れすぎていたかもしれない。
結論を出すことは死ぬまで無理なので、虚実織り交ぜ、小説とエッセイのあわいの物語を、体外へ書き出して行こうと思います。
書き出すことが、探究の行為。
つまずきも迷いも愛おしい、女の風景の断片集。memo、はじめます。