不毛な荒野のその先に
最近、犬の介護とマインクラフトに明け暮れる堕落した毎日を送っている。
↑毎晩の愛犬お灸&マッサージ風景
私もヤツも癒される。
夜中に愛犬のお世話を焼くと目が冴えてしまい、なかなか眠りにつけないので(超言い訳)、ついついスマホでマイクラ(ゲーム)をやってしまう。
今の所、飽きるの出口らしきものが見えない。
色んなプレイスタイルが楽しめるマイクラだけど、私はひたすら、ノーマル、サバイバルモードで、段差の多いガタガタした地形を整地にする孤独な作業や村の発展管理を続ける地味な作業が好き。
ドラゴン討伐とかネザーとかレアアイテムをクラフトとかチートとかどーでもよし。
高所作業と洞窟探検は村発展のためには避けては通れないので毎回勇気を振り絞ってやってるけど、手に汗握ってしまうので余計眠れなくなるという最悪循環。
↓こんな感じの地形を、、、
↓↓↓↓↓
↑こんな感じにするのが大好き。
(画像は正式にはビフォーアフターではない)
この作業に丸一日とか半日とかかかる。
もともと、真面目な旦那が子供にゲーム反対でSwitch自体が家になかったのだが、子供がプログラミングをやりたがりだし、不真面目な私の個人的考えとしては「…ゲームの面白さも知らない子がプログラミングなんか出来るわけなくね?」だったので、Switchを何気な〜くさりげな〜く私の誕生日に購入。
その後、子供に与えるゲームを考えてた時に、Minecraftが浮上。木を斧で土をスコップで石をツルハシで採取したり、おおお!なんかクリエイティブだし、レゴブロックのような立体感覚?もいいかな〜!と思って、手を出してみた結果、自らこのマイクラ沼にズブズブに嵌るという始末。
今では、現実の日常でいい感じの木を見れば斧で切りたくなり、建物を見ればどう積み重ねれば同じものをマイクラで再現できるかを考えてしまう末期状態。
思い起こせば、私が人生で一番やったゲームは、当時1,000回遊べるRPGが謳い文句のスーパーファミコン不思議のダンジョン「トルネコの大冒険」だった。
仕事をしていない20代のある時期に、朝、目を覚ましてから深夜眠りにつくまでコントローラを手放す事なく握ったままの朝が来ての無限ループ状態でひたすらダンジョンに潜り続けるという毎日をしばらく送っていた。
当時同棲していた現旦那は朝仕事に出かけて帰ってくるまで、家の状態、変化のほぼない間違い探し。微動だにしない布団の中から「いってらっしゃーい」「おかえりー」の姿の見えない声と帰宅後のカップラーメンの空きカップがテーブルに乗ってる部分だけ違ったと回想する。
よく結婚したな、そんなやつと。。。
余談になりますが、不思議のダンジョン「トルネコの大冒険」とは、主人公トルネコが挑む「不思議のダンジョン」は入るたびにダンジョンの形状が変化し、自分が一コマ動くと敵も一コマ(早い遅いという特性を持ったモンスターもいる)動くという将棋のようなプレイスタイル。敵の特性、地形を利用したり落ちているアイテムを駆使してダンジョン攻略を目指す。また、いくらレベルを上げても、地上に戻るとレベル1に戻ってしまうという、取り返しの効かない感がたまらないゲーム。
先日たまたま友達のうちにあって20年以上前のゲームをさせてもらったのだけど、コントローラを握った瞬間、指と脳ミソが無意識の作業体制に突入。
今やっても永久にやり続けられる魅惑のゲーム。
ゲームは不毛だ。
不毛だけど、なにが悪い。
世の中、意味があることばかり求められ、飽き飽きしちまうぜ。
不毛な荒野の向こうにしか見えない景色もきっとあるしな。
と、今日のところは言っておきます。。。
by金曜日の戯言