超今さら!声教と学参の過去問を比べてみた
もう埼玉受験が始まっているというのに、今頃かよ!という話題です。
過去問の大手「声の教育社」と「東京学参」のどちらを買うべきか?論は、もう聞き飽きた感すらあるのですけど、我が家は必要に迫られてどちらも購入したのですよね。
違いについては実際に書店で見比べてみたほうが早いと思うのですけど、一応私の感想を書いておこうかなと思います。
そもそもなぜ今回2冊購入したのか
発端は、声教の過去問には某校の午後入試問題の解説がなかったこと😱
買ってからそれに気付いたんですよね。マジめっちゃ困るやで……
しかし本日ふと、購入しなかった東京学参のほうはどうだろう?と確認してみたら、午後入試の問題の解説が載ってるじゃないですかーーーー!(その代わり第2回実施の解説はなかった)
なんと。もし複数回受験の学校で解説がない回があったとしても、別の出版社のほうにあるかもしれません。クソー!早く気付きたかったYO!😓
なぜ声教の過去問を買ったのか
なぜロクに比較もせず、盲目的に声教の過去問を購入したのかと思われそうですが、それは「東京学参の過去問には国語の問題が載ってない学校もある」と聞いていたからです。著作権的な問題なんだと思いますが、確認したら確かに載ってないケースがありました。
なので、何も考えもせずに声教一択とばかりにアマゾンで購入したのですよね。それがまさか両方購入する羽目になるとはまったく思いませんでした。
声教と学参を比較してみた(個人の意見です)
というわけで本日せっかく両方買ったので、私の感想を書いておこうと思います。1校分での比較になるので、学校によっては異なる可能性はご容赦ください。
解説の違い
解説の充実度はどちらも同じように見えるものの、決定的な違いは、声教には一切ない難易度情報が学参にはある!「基本」「重要」「やや難」の3段階難易度が掲載されていました。
これの何が嬉しいって、解き直しの優先度を付けやすい点ですね。やや難なら最悪放置でもいいかと思えますが、「基本」の問題なら復習は絶対だと判断できますから💦
また、最新年度だけ?っぽいのですが、「合否の鍵はこの問題だ!!」という、合否の分かれ目になったような重要な問題の掲載が学参にはあり、ポイントが細かく説明されているのが素晴らしいです。
他にも年度の教科ごとに「ワンポイントアドバイス」なる2〜3行のアドバイスコメントが付いているのも学参の良いところかなと思います。
というわけで、解説については私は学参のほうに軍配が上がるかなーと思いました。
解答用紙の違い
解答用紙に関しては、私は声教のほうが圧倒的に使いやすいです。声教は配点が解答用紙のほうに記載されているので、採点計算がしやすい。(塾からもこのフォーマットで提出しろと言われていました)
また、学参は解答用紙は巻末にありますが、声教は解答用紙集が別冊になっているためコピーを取るのも非常に楽です。
試験情報(平均点など)
学参には合格者最低点の情報は掲載があったのですが、教科ごとの平均点といった細かい情報は掲載がありませんでした。ネットで検索すれば分かるっちゃ分かるんですが、一覧でまとまっている声教のほうが使いやすいな〜と思いました。
まとめ
さいごに
解説も両者で微妙に違うので、特に算数や理科は、別解を知るという意味でも2冊あると比較が出来て良いかもしれません。つまり、本気度が高い学校については2冊買うのが正解なのかも。たかだが1冊3千円前後ですから、2冊とも買って、両方の良いとこ取りをするくらいの贅沢は全然許されるはずです。もっと早く買えばよかったよ〜〜〜🥲