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THIS IS US / ディス イズ アスにめっちゃハマっている。アラフォー世代は死ぬまでには絶対見よ!なドラマに出会った件。

何年振りかにこんな毎話毎話泣くドラマも早々ないやろ!というものに巡り合った2023年下半期。

(メルボルンではアマゾンで日本語字幕で見れます)

遅ればせながら梨泰院クラスも見て家族全員でめっちゃハマって送迎中はGAHOのテーマソングを流したりもしていたけど、w(歌われへんのが辛いよね、韓国語やと。最後ら辺のクーニーカーーーーのとこだけ娘と歌える事象になっている。笑)

んでもって、それ以上にハマってしまっているのが、この THIS IS US。

【これが私達】といったところだろうか。

乱暴に言い切ってしまえば、1つのファミリーに焦点を当てて現在と過去を行き来するハートウォーミングなファミリードラマだ。

昨今のTVドラマにあるあるな、F、Cワード炸裂!、全部見せます!強烈表現な大人の夜シーンとかもないし、むはは。そういう返しね。うまいっ!な英語の表現の仕方もあって安心して毎回泣ける楽しいドラマ。w

あーーーーだからーアレはああなったからやったんやな!というのが過去の回想シーン等で明るみにでて、初めて分かる事が各エピソードに散りばめられている。

なので、次は何?何なん?何が分かるん?という感じで毎回見ている。




そして毎話のテーマ内でメインのキャラである三つ子のケイト、ケビン、ランドルとその父(ジャック)母(レベッカ)の絡みや恋人とのそれぞれのやりとりを通して自分の本当の気持ちを知る、など、メインキャラの設定年齢でもある36歳、アラフォー〜の人達にはオススメのドラマ!

でも特に子供がいたら分かる分かる!な事が多々あるので、とにかく、長い年月一緒にいるパートナーがいる&子供がいる、という人には全力でオススメしたい。私は全てにおいて全力でこのドラマを楽しんでいる。


他にはシネマトグラフィーの良さが素晴らしい。

光の表現法。まだシーズン1しか見ていないのだが、シーズン1は光の捉え方が本当に素晴らしい。記憶の断片をたどる時のざらっとした表現の仕方や、切り取り方やフィルターの使い方の参考になる事が多くてこのドラマを見ているとクリエイティブな気持ちが湧いて、カメラを持ってふらりと写真を撮りに出かけたくなる。

60〜80年代を振り返ったりするから、フィルム仕様な感じにもこだわったのかもしれない。子供時代の回想シーン等はアメリカーンなセットや小道具等が悶絶しそうになるほど素敵だ。



題名にもなっているThis is us、これが私達。

私も自分の家族との思い出が色々あって、今はまた自分の家族を持ってそれぞれの家族内での話や、家族語、思い出、そういう普段の日常は
とても愛おしく儚いものなんだな、ということに気づかせてくれる。

ちょっとサクラのような印象を思い浮かべた。

うまく咲けばそれは見事で素晴らしいけど、周りの環境等によってはすぐにパッと散ってしまう。

それでいて、その後の散った地面の花びらも美しかったり、そういう運びになってしまったけどそこにあるその良さ、現実を受け入れて初めて見えてくる事、等、普段の日常とは桜なのだ。

見ているとそんな普段のあるがままの日常を感謝しんとあかんよな、と気付かされる。

ジャックの良き夫ぷりも半端ないし、面構えもヤバイ!笑

長く結婚しているとそうなるよねー、でもお互い頑張るよねー。と分かることもいっぱいあって、夫婦とは?を考える事にも貢献しているのではないかな、と思う。←少なくとも私はそうだ。

いや〜、でも欧米や西洋の人は本当いやっちゅーほど愛情表現するよね。

私が日本人ということもあるけど、あっさりしすぎてへんか心配になってくるほどである。笑けど、(愛情は普段の料理や家事、送迎等で示すマンダロリアン系です。)と夫にはネタでそう話している。

これも、そう、THIS IS US。


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