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仕事も趣味も心を燃やせ!人生の濃度を追求する『高橋メソッド』 (前編)
話し手:高橋 君成 Moloco 営業部長(愛称:きみー)
年齢:34歳 (2023年8月現在)
2022年11月 Moloco 入社
聞き手:坂本 達夫 Moloco 日本事業統括
10年のキャリアを基軸にMolocoに入社
広告主の広告効果を上げるための発射台を担う
個人的に昔から知り合いだった高橋さんがMolocoに入社してくれてから、既に9ヶ月が経ちました(驚)。
そんな高橋さんの人となりを紹介するなら、僕より適任者はいないだろうということで、まずは今Molocoでどんな業務に携わっているか、話を聞かせてください。
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一緒に働いているので、今さら業務内容を説明するのは不思議な感じですけど(笑)。自分はMolocoの新規開拓・営業を担当しています。具体的には、「アプリのユーザー数や収益性を伸ばしたい」とか、「広告の費用対効果を改善したい」という課題をもった広告主様に対して、Moloco Cloud DSPを使いませんか?という提案をしています。Molocoにはこんなメリットやアドバンテージがありますよ、と説明する入口の役割を担っています。広告キャンペーンを成功させるための最初の”発射台”を作っていると思ってください。
“発射台”っていう表現はいい響きだね。
単に『何でもいいから数字をあげましょう』ではなくて、広告主様にMolocoを使っていただき、本当の意味で成功するように考えながら仕事をしています。どうしたらこのキャンペーンは成功できるんだろう?とか、こうやったらもっと伸びますよ、という流れを作りながらサポートすることにこだわっています。
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そういうサービスを提供するために、社内ではどういったやりとりをしているの?
社内では、自身の所属している新規開拓チームと、配信後にサポートをしてくれる運用チーム、そしてマーケティングチームの3つのチームと連携をしながら、クライアントのアプリを成功へと導いています。
さらに、本社側の経営企画チームとも適宜やり取りしています。代理店様や広告主様にとって何か良い取り組みができないかを、本社側と頻繁に議論しています。
新規開拓の営業はもちろん、初めてではないよね?
初めてではないですね。最初のキャリアは人材系の業界でしたが、2014年から今の業界に入り、広告営業というジャンルでは10年目になります。って、もうそんなになるのかぁ、、、。
プログラマティック広告の先駆け的企業から
日本法人立ち上げまでを経験
広告業界でスタートした2014年からの10年は、どんなキャリアを歩んできたの?
最初はCRITEO(クリテオ)に約3年勤めて、それからAppier(エイピア) に1年弱、RTB HouseというDSPの会社に3年半ほど在籍した後、広告業界とは異なるグローバル企業の日本法人立ち上げをサポートしました。その後、日本企業での役員も経験しました。
なるほど。アドテク系から別の業態に移り、またアドテクに戻ってきたんだね。聞きどころ満載な感じだけど (笑)、なかでも自身にとってのターニングポイントになった、または影響を受けた経験って何?
初の外資でかつ初のアドテク企業だったCRITEOでは、代理店営業も初めての経験だったんです。広告業界でどうやって代理店様と協業していくか、という業務だったんですけど、CRITEOの先輩たちはこれまでずっとそういうのを回してきた、いわゆる本丸の人たちだったんですよ。代理店プログラムのオリジナルな部分を、その時期に間近で見ることができました。あとになって、実はすごいところで貴重な経験をしていたことを認識しました。
今、Molocoでやっている代理店様との取り組みの「型」みたいなものを学んだのがその時期だったんだね。
退社後、別の会社で業務をしました。当然、人が違ったのでやり方は違いました。形の上では同じでも、コアな部分を見ていくと全然違うということが分かったんです。振り返れば、それらの経験が確実に今につながっていると思っています。
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当然といえば当然だけど、経験してみないとわからないこともあるよね。
そうなんですよ。例えば代理店プログラムが無いといった形式的なところから、上司やメンバーの動き方や考え方みたいなところまで違いました。結果、CRITEOで経験したことはターニングポイントだったと言えますし、とても感謝しています。
一方どことは言わないけど、不本意な思いを経験した職場もあったよね。付き合いが長いから僕は知っているけど(笑)。当時の話を聞かせてもらえますか。
実はその会社へは、給与面を考慮して入社を決めました。ただそこを経験して、明らかに気付かされたことがありました。
学生時代の就活時に聞いた言葉なんですけど、ある人が「大人になって自分自身の子どもに対して『自分はコレを売っている』って自慢できないんだよ、、、」と言っていたんですよね。決してその企業を批判しているわけではなく、その人は子どもに自慢できる仕事がしたいという価値観だったんだと思います。
なぜだか、そのことがすごく頭に残っていて、、。将来誰かに「高橋さんのハイライトって何ですか?」と聞かれたときに、あの職場での業務は誰にも自慢できないなと感じたんです。「お金を稼いでいました」とは言えるんだけど、「何を売っていたの?」と聞かれた時に答えられない、そのぐらいカッコ悪いことだと思ってしまったんですよね(大苦笑)。
そのことに自分自身が気付かされた期間でした。
それがキッカケで、自分が売りたいものって何だろう?と考えるに至りました。
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確か、その頃に一度、僕ら電話で話したよね。今すぐ会社を辞めるか、胸を張れない商材でもとにかく“売る”と割り切ってやり続けるか、どちらかだねとアドバイスした記憶がある。
そうでしたね(苦笑)。完全に自分は前者でした。その頃すでに営業としては何を売っても生きていけるという自信はあったんです。ただ、何でもいいから売って、給料をもらって生きていこうとは微塵も考えていませんでした。その意識がどんどん強くなり、転職を決意しました。しっかりと自身の価値観や正義感に向き合ったんだと思います。
とは言え、やっぱりお金も大事、でしょ?
今でも「お金信奉」は感じるから(笑)。
もちろんお金も大事です(笑)。仕事をする上でベースとなるひとつの重要事項です。でも、売るのは社会にとっても良いプロダクト、良いサービスでないと。
「お金はもちろん大事(但し条件付き)」ってことだね。
後編では高橋さんがRTB Houseの立ち上げに従事した際の武勇伝と、タイトルにもなったー人生の濃度を追求する『高橋メソッド』ー について語っていただきます。お楽しみに!
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