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35歳になりました

フォォォォォォォーーーー!!!
アラフォォォォォォォォォ!!!

私、@molmolkenは2023年9月20日に35歳になりました。なりたくなかったなぁ……。

思い返すと、25歳になったときも「ヤッベ、俺アラサーになっちゃったよwww」と自虐していましたが、あの頃はまだ気持ちに余裕がありましたね。
いまアラフォーを迎えて、その重圧に早くも屈しそうです。ゆめゆめ正気じゃいられない、もっと激しい夜に抱かれたい!

この1年を振り返って

昨年の誕生日からの1年を振り返ると色々なことがありました。
離婚、引っ越し、両親の死、初めてのコロナ感染、転職……。
まあほとんどはこのnoteに書いてあるので、気になる人は読んでください。振り返りは以上!

これから1年の目標

さて、ここからが本題です。1年の目標を立てたいと思います。
自分は根が怠惰なので、目標をちゃんと立てないとどうしてもダラダラ生きてしまうんですね。そうして、気付けば何も成さないまま40歳とか45歳とかになっている未来が見えます。
締め切り駆動開発(DDD)とかアウトプット駆動学習(ODS)とかはよく聞くけど、これは目標駆動人生(ODL : Objective Driven Life)ってやつですね。

1. 週に1回は記事を書く

下手なんですよ、書くのが、文章を、自分は。
会社の業務でテックブログや外部記事のレビューをしてるので、人の書いた文章にケチをつけるのは得意なんだけど、自分で書くのは下手だし遅い。気をつけないとすぐ文体も変わる。今もこの記事をここまで書くのになんと2時間もかかってる。

息を吐くようにアウトプットできるようになりたい。
よく言われるのが、アウトプットにはインプットが必要だし、逆にインプットにもアウトプットが必要ってやつだ。これは本当にそうだと思う。もっとインプットするにはアウトプットが不可欠なのだ。

アウトプットは訓練によって上達することができるスキルなので、週に1回は記事を書くようにしたい、当面はnoteに。
内容は何でもいいし、文字数はTwitter(現X)の1ツイート分である140文字より多ければOKとする。ハードルはなるべく低く設定しておくのが良いね、一度でもハードルを跳び損ねると途端に挫折しがちなので。

2. 唎酒師の資格を取る

いきなり趣味100%の話なんだけど、唎酒師の資格を取りたいと思ってる。もう10年以上日本酒が好きで、外出すればついでに酒屋に寄るし、家の冷蔵庫には日本酒が15本以上入ってるんだけど、そろそろちゃんと「日本酒が好き」と言える証として唎酒師の資格が欲しい。

過去にも検討したことはあったけど、唎酒師の資格を取るのって結構お金がかかるんですよね。受講方法はeラーニングやら通学コースやら色々あるけど、どれも6~8万円ほど。これに加えて合格したら認定料やら「日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会(SSI)」への入会金・年会費やらでさらに6万円ほどかかるらしい。
しかも年会費の15,900円は当然のように毎年払う必要がある。金額的には別にネトフリと変わらないんだけど、ただの趣味で実利があるわけじゃないしなぁ……とずっと及び腰だった。

が、最近知り合いが唎酒師に合格したと聞いて、俄然やる気が出てきた!なので!取るぞ!
念のために言っておくと、別に酒屋や飲食業界に転職しようと考えているわけではないのであしからず。

3. 情報を記録して公開する

昔流行った"ライフログ"なんて言葉もとんと聞かなくなって久しいけど、バケットリストとか、好きな食べ物とか、観た映画とか、読んだ本とか、遊んだゲームとか、飲んだ日本酒とか、持ってるボードゲームとか、そういう情報をちゃんとデータベース化しておこうと思う。

その情報を誰かに知ってほしいというよりは、主目的はあくまで自分のためで。自分はわりと記憶力が怪しいので「去年なんの映画観たっけ?」「この日本酒、前に飲んだけど美味しかったっけ?」「この本って読んだことあったっけ?」みたいなことが頻繁にある。なのでこのあたりの情報を整理しておいて、後から振り返りやすくしておきたい。

で、どうせデータベース化するなら全世界に公開してしまって、共通の話題にしたり、自分の為人を説明するための資料にしてしまえば一石二鳥だよねという魂胆だ。

4. 自分をコントロールする

みなさんは3ヶ月ほど前に公開されたこの記事を読んだだろうか?まだ読んでなかったらぜひ読んでほしい。

これを読んだあと、残酷すぎて、わァ……泣いちゃった…!!って感じだったのだが、要するに「勤勉さ」「外向性」などの個性は遺伝による性質であらかじめ決まっており、後天的に鍛えることができないらしい。

前述した通り、自分は根が怠惰である。エンジニア界隈でよく言われる「怠惰は美徳」みたいな良い怠惰ではなく「面倒なことはやりたくない!後回し!放置!何とかなれ!」みたいな悪い怠惰である。

昔からこの怠惰さには苦しめられたもので、夏休みの宿題は間に合わないどころかやらないこともままあったし、大学受験も失敗したし、大学の単位取得もギリギリだった。幸い就活はなんとかなったけど、仕事でも持ち前の怠惰さを遺憾無く発揮して、いつもタスクが終わるのはデッドラインギリギリだったり、想定外のトラブルがあると締切に遅れて他の人に迷惑をかけたりしていた。

そんな怠惰とどのように付き合うか。答えは先の記事内にもあった。

安藤によれば、「特定の状況に置かれたときに、その状況に適応するために意識的にコントロールすることはできる」。

安達 裕哉, 「勤勉さ」は後天的に鍛えることができないと知って。, https://blog.tinect.jp/?p=82683

このように、特定のシチュエーションに身を置けばいいのだ。
例えば、自分は人に見られていると俄然やる気が出るという性質がある。
見栄を張りたい、怠惰だと看破されたくないという気持ちがやる気に火をつけるのだろう。この記事も自宅ではちっとも捗らなかったので、休日に渋々コワーキングスペースに来て書いている。(だから誕生日から1ヶ月以上も経ってしまったのだ……。)

また、高い能力を持つ人たちの身近で一緒に働くのも有用なことがわかっている。
いま自分が勤めているバイセルのマネージャーたちは優秀な人ばかりで、一緒に働いていると学びになることが非常に多い。自分も早くこれになりたい、と俄然やる気が出る。
かの「働きアリの法則」の真偽はあれこれ審議されているが、自分においては偽だったようだ。

自分をコントロールするための手段はわかってる、あとは実行していくだけだ。怠惰には怠惰なりの生存戦略があるのだ。


さて、長くなったけれども、以上が35歳の目標だ。まだまだやれる気はするが、欲張りすぎるとどれも中途半端になりかねないので、あとは進捗を見ながら追加していこうと思う。

  • 週に1回は記事を書く

  • 唎酒師の資格を取る

  • 情報を記録して公開する

  • 自分をコントロールする

この4つをがんばります。こうやって宣言するのも「自分をコントロールする」の範疇なんだよね。

1年後、noteで50本程度の記事が公開され、利酒師を名乗り、あらゆる情報を公開し、セルフコントロール完璧男が爆誕しているのか。
はたまたnoteの記事は三日坊主に終わり、日々日本酒を飲んだくれ、相変わらずの怠惰さを発揮している惨めな状態なのか。

結果は1年後(もう11ヶ月しかない)です。

おわり。


蛇足だが、ちょっと前に読んだ赤坂アカ先生の『かぐや様は告らせたい』でもセルフコントロールについて同じようなことを言っていたので紹介したい。

赤坂アカ, かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~ 20.集英社,2020,138p.

さすがはかぐや様、まだ高校生だってのに良いこと言うな……。
人生で大切なことは全て『かぐや様は告らせたい』に書いてあります。君の努力はいつか報われるんだ!事業が失敗して5億円の借金を抱えてもYouTuberになればいいんだ!

みんなも『かぐや様は告らせたい』を読もう!(アフィではない)

今度こそおわり。



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