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バトルガレッガ 全機体の紹介と性能ランキング

バトルガレッガでは全部で8種類の機体の中から自機を選択して使用できる。当然それぞれ性能が違うわけだが、8種類もいると初心者はどれを使えばよいのかよくわからないだろう。そこで、クリア重視のプレイヤーに向けて全機体をおすすめ順に紹介する。もちろん強さの評価はプレイヤーによって異なるが、一つの例として攻略の参考にして欲しい。

機体性能ランキング

1位 : ワイルドスネイル(4号機)

4号機はメインショットに貫通弾が含まれていて非常に攻撃力が高いのが特徴。そのおかげでとにかくボス戦が楽。ブラックハート マーク2でも、きっちりダメージ調整をすれば2回目のワインダーがくる前に倒せる。難しい弾避けをする前に敵を倒せるというのが大きく、明らかに強機体だ。

パワーアップすればメインショットが3方向に広がるので、オプションなしで進めてランク上昇を抑えることもできる。その上ウェポンは威力が高く弾を消せる時間も長い、と優秀。一応スピードが一番遅いという弱点があるが、細かい弾避けがしやすいというメリットにもなるし、スピード強化型を選べば勲章も取れないことはないのでそこまでデメリットでもない。とにかく何でもいいからクリアしたいという人にはおすすめの機体だ。

2位 : ミヤモト

ミヤモトはオプションの大忍術つぶての攻撃力が高く、ザコでもボスでもさくさく倒せるのが大きな強み。スピードは全機体の中で最速で、勲章を落としにくいのもポイント。さらにオプション攻撃の撃ち込み点が高く(通常ショットの約6倍)、スコアを稼いで残機を増やしやすいのもうれしい。ウェポンは威力が低いものの緊急回避に向いていて使いやすい。速すぎるがゆえに細かい弾避けが難しい場面があるので、そこはウェポンの弾消しで切り抜けるといいだろう。

一方オプション攻撃でランクが上がりやすいという注意点があり、オプションをどこで何個付けるかというパターン構築は要求される。総合的に見ると調整ミスかと思えるぐらいのぶっ壊れ性能で、パワーとスピードでゴリ押すようなパワープレイで攻略できる高性能機体だ。

3位 : グラスホッパー(2号機)

世間では評価が低めと思われるが、実はクリア重視ではかなりの強キャラ。2号機のメインショットは幅こそ狭いものの、何段階かパワーアップすれば貫通弾がついて威力が大きくアップする。特にボス戦では範囲が狭いデメリットよりも攻撃力が高いというメリットのほうが大きく、4号機に引けを取らないぐらいの強機体になる。道中もオプションを2個つければ十分攻略可能。6面道中がやや難しいが、それでもホーミングオプションを入れれば対応できる。

ウェポンは効果時間が短いもののクリア目的の弾消し用途には十分使える。スピードは遅めだが4号機よりは速いので、4号機より使いやすい場面もある。ただし予定外のところで死んでオプションが外れてしまったり6面でホーミングオプションがなくなってしまったときの立て直しが難しいので、あまりミスが許されない。そういう意味で、ある程度パターンを構築できるプレイヤーが使うと強い機体である。

4位 : ボーンナム

ボーンナムはメインショットの幅が広く、道中が安定するのが最大の長所。ショットの威力は低めだが、連射を入れれば特に問題はない。スピードは4号機の次に遅いが、ショットが広いのであまり問題にならない。オプションを付けなくても十分強くランクが上がりにくいのもポイント。

さらにウェポンも発生、範囲、威力すべてが優秀で使いやすい。ウェポンを使ったスコア稼ぎがやりやすいので、ランクを下げたり後半面の保険として残機を残したりと余裕を持ったプレイで進行できる。癖がなく全体を通して安定してプレイできるので、初心者にも使いやすい機体だ。ただし上位の超火力機体に比べるとボス戦が若干長引くので、最低限の弾避けは要求される点には注意が必要。

5位 : ガイン

見た目の派手さに反して意外と使いにくい機体。オプション攻撃は貫通弾になっているが、単発であるために敵に与えるダメージは4号機や2号機と比べるとかなり落ちる。ウェポンも威力は強いもののやや発生が遅く、緊急回避には使いにくい。全体的に攻撃の隙が大きく、道中の敵が大量に出てくる場面を苦手としている。

それでもやはり貫通弾は強く、通常ショットの機体に比べるとクリアはしやすい。スピードはミヤモトに次ぐ2番目の速さで、勲章を回収しやすいのはメリット。

6位 : シルバーソード(1号機)

強くもなければ弱くもない、まったく普通の機体。メインショットは貫通弾ではないが、3方向に広がって使いやすい。威力はそこまで高くないので軽く連射を入れたほうがいいだろう。スピードもいたって普通。

一方ウェポンはレバーで発射方向が変更できるという特性があり、うまく使いこなせば強力な武器になる。このゲームの主人公らしい標準的な性能で、プレイヤーの実力がそのまま反映される機体と言える。

7位 : チッタ

オプションが敵をホーミングして癖の強い機体。道中のザコ敵を処理しやすいメリットはあるが、ボス戦で適当に撃っていると勝手にパーツを壊してしまうことがあり、オプションを斜めや後ろに向けたりと独特の操作が要求される。ウェポンは無敵時間こそ長いものの発生が遅く、これまた使いにくい。

このあたりの特徴を理解して使いこなせるようになるとそこそこ強いため、もう少し上に評価する人もいるだろう。プレイヤーによって評価が分かれる機体でもある。ただし、この機体独特の操作に慣れるよりも素直に他の強キャラを使ったほうがクリアに近いのは間違いないだろう。

8位 : フライングバロン(3号機)

3号機はメインショットの幅が狭く威力も低いので、とにかく火力不足に悩まされる。そのため道中はザコ敵に押されやすい。当然ボス戦は長期戦になり、ひたすら弾避けが要求されるのがつらい。

ウェポンは狙った敵に当てにくく発生も遅いので、難所をゴリ押すのも難しい。スピードが速めというところぐらいしか長所がない、文句なしの弱キャラだ。

総評

上記の通りこのゲームには全部で8種類の機体がいるわけだが、実際にはそのうち4つは隠し機体で、隠しコマンドを入れない状態では1号機から4号機までの4種類(いわゆるノーマルキャラ)しか選べない。それらノーマルキャラの中ではスピードと攻撃力に負の相関関係があり、攻撃力が高いほどスピードが遅いというふうに性能を調整した開発者の意図が感じられる。

それに対して隠しコマンドで現れるガイン、チッタ、ミヤモト、ボーンナムの4機体(いわゆる魔法キャラ)は、ミヤモトが攻撃力が高くスピードも速いといったふうに細かなバランス調整はされておらず、それよりも性能に特徴のある機体を入れてプレイの幅を広げることに重点を置いたと思われる。そんなわけで、バトルガレッガは攻撃方法も違えばクリアの難易度も違う個性的な機体がそろったゲームになっている。

今回はクリア重視の観点で性能を評価したが、スコアの稼ぎやすさも加味するとまた違った順位になる。たとえば上のランキングでは貫通弾を持った機体を高く評価したが、このゲームには貫通弾で壊すとスコアが低くなるパーツがあるので、スコア稼ぎにおいては単純に強いとは言えなくなってくる。

結果としてどの機体にも一長一短があるので、やはり自分で一通り試してみて気に入った機体を使うのが一番いいだろう。機体ごとの特徴を活かしたプレイができるのもこのゲームの面白さの一つなので、いろいろ試してみてほしい。

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