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自然と共生する北欧の世界観
北欧と呼ばれる国々(スウェーデン・デンマーク・ノルウェー・フィンランド)は、福祉・教育・政治・生産性・民主制あらゆる面で世界のトップクラスの国です。幸せの国としても有名です。
若いころは、人々が幸せに暮らすのは、教育や福祉が充実しているからだと考えていました。これは間違いではありませんが、複雑な世界での一つの側面にしかないことがわかってきました。
それは、自然と共生がいまもできていることではないかと。
『北欧の世界観1北欧社会の基礎と構造』には、冬の時間と夏の時間がはっきりわかれる北欧独特の時間の感覚がふれられていました。
北欧デンマークで生活をしたことがあります。12月は11時くらいに太陽がでて15時くらいには日が沈む。6月は逆に夜11時くらいまで明るくて数時間くらくてまた、陽が昇る。冬と夏の時間が全く違うのです。
昔、子どもの頃、明治生まれの祖父に「人間は太陽が昇ったら起きて、陽が沈んだら寝るのが健康的なんだ」と何回も聞かされていました。北欧では祖父のような生活をしたら、身体がもたない。国によって生活様式は違うものだと実感したものです。
さて、北欧でもほとんどの人が、スマホを持ち、家にはテレビや洗濯機、冷蔵庫があり、表面的な生活は日本人と変わりません。しかし、一つどうしても変えられない違いがあるなら、日照時間です。冬時間と夏時間がはっきりしている。自然をいやでも感じるわけです。
日本でも昔の人は、農業や漁業に従事し、祖父のように太陽とともに生活をしていました。クーラーはないので夏は暑く、暖房設備も囲炉裏くらいで極寒でした。季節を感じて自然とともに暮らしていました。しかし、現代の日本では暑さ寒さや冷暖房の設備が行き届き、室内にいれば、一年中快適に過ごせるようになりました。
北欧でも暖房設備が発達したので、冬でも室内にいれば半そでで過ごせるくらい快適です。夏はそれほど熱くないためクーラーはいりません。気温だけみると日本も北欧も一年中快適にくらせます。
しかし、太陽だけは今の科学技術ではコントロールできないので、冬と夏の違いを北欧の人が都会で便利な生活をしていても、嫌でも感じるのです。季節を感じ、時期によるお祭りやイベントは今も盛んです。自然との共生をしている。
かつての江戸時代の人は、今ほど便利ではなく、食べるのも粗末だったけど、幸せだったのではないかと本があります。
これは、人間には自然と共生するとことが、幸せを感じることにつながるのかもしれません。
季節の移り変わりを感じながら、自然との共生をする暮らしをしたいものです。