不安の壁
さて、今日は函館世界大会後の名古屋シングルスカップ
過去一酷いモルックをしていたので、それに関しての研究内容
写真は函館山からの霧がかかった夜景
実際自分のモルックは今こんな感じ
3ミスの数も多かったけど、当たって倒れない事が6度もあるのもはじめてだった。
世界大会の上位トーナメント1回戦
7m付近の順手のあがり目を外して以来、自分のモルックについて1から考えて作り直している。
今までの変化との違いは、
スキットルに対しての向き合い方、モルックの考え方、投げ方の力の方向性、自分の形とは?
このあたりを中心に全て改善する為にいろいろ試している事。
今までは、当たらない=投げ方を少し変えてみる。
当たる軌道の投げ方の模索だったので、精度が落ちても割りとなんとでもなる感じだったが、
今回は全く別物
思考を回してタスクを増やしてモルックを投げているので自分の理論上、当たる方が不思議な感覚
集中のスポーツだと思っているモルックはタスクや雑音が気になればその分精度が落ちる。
いかにしっかり集中してモルックと向き合えるのか?そこが原点にある。
いろんな選手を見てきて1番強い、凄いと思う形、リスペクトしてる人達はどんなモルックをしているのか?
僕の答えは、『安定感』
スーパーショットをスーパーショットと捉えない考え方で、安定的にイメージ通りの投擲を投げれて外さない。
投擲フォームを見ていても安定しているのを見ると美しく感じる。
投擲の軌道や当て感等はその後にくる。
安定的にイメージ通り投げれる人というのはリスペクトする方達
しかも本人達はきっとまだまだ足りてないと思って努力を怠らない。
だからこそ僕はそこに凄さを感じる。
僕個人の練習方法で言うと
試合に向けた練習はあまり意味を持たないと思っており、試合の中で適応、進化していくのが理想だと考えている。
練習の時は10mも12mもカッサもふわりも飛ばしも別にプレッシャー無く投げれる
大切なのは試合でこれを安定的に出来るか?というところ
その為には試合の緊張感で自分のモルックを作る。
その為の準備をおこなう。
もしくは、試合前からずっと同じ形を維持しながら常に試合の緊張感を残して進化していく。
後者は、トレーニングからイメージの世界に入る為
めちゃくちゃ難しい。
アイモルのシゲGさんやワタさんは、これに近い気がする。
予選も決勝も心のブレが少ない気がする。
じゃあ、それをやってみようとするとこれがまた難しい。
練習してる時の対戦相手も含めてこの領域に近い人達が揃わないと完成しない。
アイモルの強さはそこにあって、個々のスキルがとても高く練習という概念から外れるくらいの質があるように思える。
そんな強い人達と試合をして勝つ為には?
コート内での圧倒的な安定力が必要になる。
とはいえ、僕もわからないことは聞きながら自分の研究を続けており、逆に聞かれる事があれば遠慮なく教える。
包み隠さず全てを曝け出しても勝てるモルックを作る事が自分のモルックをやるという形だと考えている。
結局、何されても全部取れたら勝つし、相手にあがり目投げられた時点でその試合は負ける可能性があるのがモルック
投げ方わからなくなる時期があるのは当然で、野球だって、ホームランバッターから、出塁するアベレージヒッターに変えて、守備のポジションも変えてとやっていたら、ミスをしない方が不思議
でも、アベレージヒッターやりながらホームラン打てて、どこでも守れる選手になろうとするならこの道は通らないといけないはず。
モルックも同じ
ある程度上手いままで良いなら修正で良い
もっと強くなりたいなら進化、変化していくことが大切
どこの大会でも1位争いを常に出来るようにするには、簡単に口に出来る努力やイメージだけでは難しい。
今はモヤがかかっているけど必ず視界が見える時が来ると思っていろいろ視界の見える位置や見えるようにする方法を模索してみます。