仕事日記#1「あと1歩の勇気」
入社して1年が経ち、2年目になりました。
私は企画営業をしています。会社で開発の業務をしたり、マーケティング戦略を考えることもあれば、取引先に行ってお話を聞いたり、説明をしたりすることもあります。
説明会に同行することが決まる
2週間前、お取引先への説明会に同行することが決まりました。
今後の取引拡大へ繋がる可能性もある、そんな説明会でした。
上司には「私が説明をするので、補佐としてサポートしてくれればいいよ」と言われていました。
補佐役としてサポートだけしていればいいのか、やったぁという気持ちが70%と、
私が説明しなくていいのだろうかと不安な気持ちが30%でした。
というのも、この1年の間に、このような説明会へは、何度も補佐として同行してきました。
何度も見て勉強し、自分でもシュミレーションしてきました。そろそろ私がメインとして説明すべきではないのかと思っていましたし、いつかは1人でできるようにならなくてはいけないと感じていたからです。
当日
色々な事情で、説明会は急遽3回行うことに。
2時間の説明会を3回行うことが大変であるということは、言うまでもありません。
この時、私の心はとても迷っていました。
とてもいいチャンスだ!1回くらい私が説明をしなくては!
でも待てよ、
失敗したら嫌だな、しかもこんなに大勢の前で。
それもそうだ。そもそも、
こんな大きな取引先だから、私なんかの説明じゃダメだ。
補佐としてしっかりサポートすればそれでいいんだ。
色々な考えが頭をよぎりました。
この説明会への同行が決まってから2週間、念のために私もシュミレーションをしてきました。そのため、一応準備はできていたはず...
だったのですが、
結局私は上司に何も言えず、上司が3回説明することになってしまいました。
正確には、
失敗したらどうしよう、失敗したくないから上司に任せてしまおう
こんな気持ちから、私は逃げたのです。
「私にやらせてください」の一言を言えなかったのではなく、言わなかったのです。
終了後、3回も説明を行ってくれた上司へと申し訳なさと、自分の不甲斐なさに、心が締め付けられました。
補佐としての出来は70% 。
補佐としての役割もまともにできない上に、
失敗を恐れて勇気を振り絞れなかった自分が本当に情けなかったです。
この週末は本当に後味が悪く、モヤモヤが残りました。
振り返り
誰もが完璧ではない。
完璧そうに見える人でも欠点や失敗はある。
私は上司のコミュニケーション能力や、営業トーク、そして気が利くところ がいつもすごいなぁと思っています。
私は到底こんな人にはなれないなと、心のどこかで思っていました。
だけど、なろうとしていないだけなのではないか、と最近は感じます。
上司もきっと失敗をたくさんしているし、今でも完璧ではないと思います。
私も失敗を恐れて逃げてばかりいたらダメですよね。
私は、怖いことややりたくないことに対しては逃げがちなんです。
そのうえ、恥ずかしがり屋で消極的なところがあり、人からどう思われているんだろうというのも気にしすぎるぐらい気にします。こんな性格なので、そもそも人前に出たり、営業したりするのが向いてないのではないかとも感じることもあります。
欠点ばかり書いていますが、それでも、私だけの良さもそれなりにあるんです。社会人になってから学びました。そのため、こういう良さは大事にしていきたいなって思います。
だけど、失敗を恐れたり、逃げたりするのは改めて、ダメだと思うんですよね。後悔が残って、ずっと頭の中で思い出してしまいます。前にも進めず、成長もできないと思います。
つまり、失敗しよう。ってことなんですね。
勇敢な自分なろうってことなんですね。
次からは、自分のために、悔いのない方を選びます。
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