No.40 1€=156円、円安に苦しみ勝手に日本経済を憂うフランス・ブザンソン駐在妻🇫🇷
2023.4から約1年間、夫とのフランス・ブザンソンでの海外赴任生活をお届けする駐在妻のnote。
(2023.6.25)
円安がやばいです…。
1€=156円ですって(-_-)
夫も私もお給料は日本円で貰っているのでこれは厳しい。フランスで購入する全てのものが高い!
たまご6個入りで3.6€=561円は高すぎます〜(泣)
おそらく今の時期はヨーロッパの駐在妻さまは皆さん同じように思っておられるのではないでしょうか。
私がフランスに来る前は1€140円くらいだったのに、なぜ今こんなことに…!来週から始まるセールに向けて、ほんのちょっとでもいいから円高になってほしいーー(>人<;)
さて円安が進行すると、極端に節約を意識してしまいます。が、私の夫は節約が嫌いです。
「俺は節約したくない。贅沢したいから一生懸命稼ぐんだ。」と堂々と言う人です。一方で私は貧乏母子家庭で育っているので、贅沢することが苦手です。
昔から高級なものを買ったり、贅沢に暮らすことには罪悪感があります。
しかし最近夫の影響を受けすぎているせいか、このような贅沢することに罪悪感を抱く考えを改めた方が良いのではと思うようになりました。
きっかけはサブスクで購読している日本のアプリ『dマガジン』です。このアプリは日本で販売されているありとあらゆる雑誌が毎月440円で読めるという愛用のアプリです。ファッション雑誌や経済雑誌からマニアックな洋裁雑誌まで幅広く読むことができます。
最近いろんな雑誌に目を通して気づいたことがあります。
それは日本で販売されている雑誌は『節約』について特集される記事があまりにも多いことです。
節約することは悪いことではありません。
しかし節約の推奨は、潜在的に『日本の経済は良くない状況にある』というメッセージが含まれていて、それが知らず知らずのうちに将来の不安を煽っていないかなと思ったのです。
将来の不安は節約に拍車をかけるので、ますますお金が循環しない社会になって、どんどん日本の経済が萎縮してしまうのではないかと心配になるのです。
日本もインフレなのでたくさんの方の生活に影響が出ていると思います。なので節約思考になることは当たり前です。
しかしいつまで節約しなければいけないのでしょうか(@_@) 今までもずっと節約してきているのに、あと何年節約すれば良いんでしょうか…。
私は夫が言うように「節約はしたくない。贅沢するために稼ぐ」方法を積極的に考える特集の方が、今の日本には必要なのかなと考えています。
節約が楽しい方はそのままでもちろんいいと思います。
しかしもっと能動的にお金を稼ぐということに貪欲にならなければ、日本はいつまで経っても経済的に困窮するのではないかと経済素人の私は心配になるのです(>人<;)
少し話が逸れているかもしれませんが、私は一緒に暮らしていた大型の猫を今は実家に預けています。
猫ちゃんは私の家になかった大きい窓からいつも景色を眺めていて、その姿がなんとも幸せそうなんです♪
この姿が毎日のようにLINEで送られてくるので、私はいつかこの子のために大きい窓のついたお家を買いたい❗️と思ってしまうのです。
そう思うと服飾関係で自分のお店を持ちたいと思っている私は、必死に材料を安く購入できるお店を調べ、どのようなデザインを展開するか考え、確定申告の方法について本を読み、とにかく猫のために頑張ろうと行動するのです。
猫は私がお金を稼ぎたいと思う原動力の一つなのです。
節約みたいに我慢を薦めるばかりじゃなくて、動機はなんでもいいので自分らしく収入を得られるような方法も特集してくれた方が日本はもっと元気になれるんじゃないのかなってことを言いたかったのです(^ ^)
起業とかをする上で、日本は社会主義国家なのかと思うくらい法律が多くて複雑なので、そこらへんを解説してくれる特集とか、実際に自分のやりたいことで収入を得ている人の特集とかをして欲しいんです。
とにかく本当に、毎号毎号『節約』特集は気分が下がります。時々なら良いのですが、幅広くいろんな雑誌が毎回特集するようなことではないのではとうんざりします。
今回は円安でテンション下がってるので、雑誌だけでも明るい気分にさせて欲しいと思うフランス・ブザンソン駐在妻でした(*^^*)