Clammbon @White stage_もろもろ背負いつつもバンドを続けていく使命感に満ちた気迫の65分間
いやー、あっぱれ。まさに圧巻。
彼らのプレイヤビリティは重々承知していたから、フジロックのホワイトでも難なく合格点のライブをするだろうな、と思っていた。しかし、この予想は良い方向に覆された。
上の写真は上部のモニターに注意喚起が表示されてることからサウンドチェックの様子であることが分かると思うが、もうこの段階から2曲ほどタイトに演奏し、トリのベルセバをひっくり返してやるぜ的な並々ならぬ意気込みを感じた。
本編で特に印象的だったのが、yetを演る前。しっかりMCの時間を取り、まだまだ、こんなもんじゃない、これからも続けなくちゃ、と強いメッセージを明確に表示していたこと。もちろん「波寄せて」で示唆される先見性や、ラストを飾ったナイトクルージングからも類似の感覚を受ける。
言わずもがなナイトクルージングはフィッシュマンズの代表曲だし、バイタルサインも今ここに生きることの意義を問うている。
もろもろ背負いながらも、ここまで20年続けてきたバンド活動をyetだと自ら言い切り、前を向いているクラムボン。次はトリで観たい。
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