高校生の日記
妹の机の引き出しにしまってあった、使っていない国語用のノートを貰った。
貰ったはいいけど、使い道がわからないので、日記をつけ始めた。
が、「誰にも知られていない自分だけの日記」みたいなのを、若干恥ずかしく感じる自分がいるので(わたしがそう感じるだけで、別に恥ずかしいものでもなんでもない)、1週間分の書いたことをまとめて、積極的に晒していくことにする。
それはそれでどうなんだという感じではあるけど、稚拙な文章を晒して被害を被るのはわたしだけなので、よいということにする。
🍎好きな遊びのこと🍎
小さい頃から空想が好きだったので、今も好んで空想をしている。
特にわたしは、自分の周りの友だちをいろいろなものに例えるのが好きだ。
例えば、「みんなをジブリのキャラクターに当てはめたら誰がどのキャラになるか」とか、「みんなで打線を組むとしたら誰がどこのポジションか」とか、自分の友だちをありとあらゆる世界線・設定に落とし込んで、一人楽しんでいる。
今週は、「みんなを果物に当てはめるとどうなるか」と、「みんながハリー・ポッターの世界にいたらどうなるか」を考えていた。
ハリー・ポッターに関しては、Xで見かけた、とある作品をハリポタでパロディしている二次創作の投稿に、ホグワーツの寮分けのみならず、杖の種類まで細かく書いてあったことに感銘を受け、杖の種類やら、守護霊やら、やたらと詳しく設定を練った。
ハリポタは正直、本をシリーズ一周したのと、賢者の石の映画を数回見た程度しか触れておらず、しかもそこそこ前のことなので、杖や守護霊の設定はあまり詳しく知らなかったのだが、インターネットを駆使しまくった結果、満足できるぐらいの出来にはなった。やった〜。
この遊び、本当に本当に好きなのだが、周りの友だちと一緒に考えても、基本相手はそこまで熱を持って考えてくれないし、何より「こいつは私で空想しているのか」と気持ち悪がられたら嫌なので、あまり人と楽しさを共有できない。くやしい。
🧥最近寒い🧥
今週から、制服を冬用のスカートとブレザーにしてみた。
あたたか。朝の寒さにも屈しず、強い気持ちで登校できる。
ブレザーは肩パッドが入っているので、ちょっと窮屈な感じもあるのだが、やっぱり衣替えはなんだかテンションが上がる。学校に行くときも、まつ毛をいつもよりいっぱい上げてしまった。
だってせっかくの冬服はじめだから可愛くいたいじゃん。
そんなかんじなのだが、もうすぐ個人写真の撮影がある。
わたしは絶賛受験生なので、もちろん入試の志願書、ひいては卒業アルバムにまで使われるやつだ。
この日までになんとしてでもビジュを整えなければならない。
最近寒いせいか、食欲が湯水のように湧き出て、お菓子を食べすぎてしまっているので、なんとか自分を制御していきたいと思っている。
🎤カラオケ🎤
写真撮影ももうすぐだが、遠足ももうすぐある。
遠足とはいっても、めちゃめちゃ歩いて、公園とかに行くようなタイプの遠足ではなくて、バスでちょっと遠くの遊園地まで行く、いわゆる「卒業遠足」的な扱いのやつだ。
そのバスの車内で何をするかというアンケートが、なぜか教室の後ろにある白板で行われており、今のところカラオケが優勢になっている。
ちょっと待ってほしい。
個人的に、今のクラスメートたちとの親密度で、カラオケはきつい。
別に仲が悪いとかではなく、むしろいい方なのだけれど、なんだか微妙に盛り上がりきれない自分がいそうで嫌だ。
自分が歌を披露するなんてもってのほか。
というか、なんで打ち上げの定番の一つにカラオケがあるんだろうな。
一人カラオケか、盛り上がりに欠ける曲を歌っても気にしないレベルの友達とのカラオケじゃないと、あんま楽しくないイメージがある。
単にわたしが、大人数でのカラオケ経験が少ないだけかもしれないけれど。
とりあえず、いつ歌を振られてもいいように、自分が歌えて、そこそこ盛り上がりそうな曲を見繕っておかなければならない。大切なのは、やりにいったりしないこと。それだけ。
ノートにはもっといろいろ書いてあるとはいえど、思ったより書いてしまった感はある。
高校生はいそがしいのだ。書きたいことが山ほどある。
次はもうちょっと量をセーブしよう