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「やさちぃ き のひろば」第5回を新百合丘オーパで開催!

未来を担う子どもたちに国産木材の魅力を伝えるため、川崎市は全7区で「やさちぃ き のひろば」を順次開催しています。今回は11月30日(土)と12月1日(日)、麻生区の新百合丘オーパで第5回が行われ、大変賑わいました!

今回の開催は、新百合ヶ丘駅の南口・北口をめぐって遊ぶイベント「しんゆりくるり」の木に親しむ「Wood Area」のコーナーとして実施されました。

「しんゆりくるり」は、イオンスタイル新百合ヶ丘、新百合丘オーパ、川崎市アートセンターの3会場で多彩なワークショップや無料体験、オープンカフェや野菜販売などが行われ、大人から子どもまで新百合ヶ丘をまるっと楽しめるイベントでした。
2日間とも晴天に恵まれ、多くの方が「やさちぃ き のひろば」に足を運ばれ、木の温もりと楽しさに触れていました!


木であそぼう

新百合丘オーパ地下1階では「やさちぃ き のひろば」ではおなじみの無料で楽しめる「木であそぼう」コーナーが登場。木の香りが漂う空間で、訪れた子どもたちは夢中になって遊び、お父さんお母さんもリラックスした時間を楽しんでいました。

かまぼこつみき

小田原の特産品であるかまぼこの板を小田原産スギで作った「かまぼこつみき」は、子どもたちに大人気!積んだり並べたり自由に遊びながら、子どもたちだけでなくお父さんもお母さんも木の肌触りや木の香りをたっぷり味わっていました。

シズレンガ

静岡産の「オクシズ材」から作られる「シズレンガ」は、遊びながら集中力や想像力を鍛えられ、子どもたちばかりか大人も楽しめる木製の知育玩具。大きいブロックはスギ、連結棒はヒノキでできており、職人さんの手で1つ1つ手作りされているので、温かみが感じられます。

ごろごろ木玉プール

丸い木のお風呂のような大小ふたつの「ごろごろ木玉プール」でも、子どもたちの笑顔が絶えませんでした。
「木の国」とも呼ばれる和歌山県で育った紀州材を、子どもたちが遊びやすい大きさ、親しみやすい手触りに仕上げた木玉が、子どもたちの創造力を自ずとかき立ててくれるようです。

からからつみき

「からからつみき」は木の香りや肌触りを楽しんでいただくため、軽く柔らかい宮崎県産スギを、天日により自然乾燥させた無塗装の素材でできています。小さな子どもから大人まで、自由な発想で木の魅力をたっぷりと楽しんでいました。


木にふれよう

オーパ地下1階を出てすぐのバスターミナル周辺では、木を使った手作りワークショップが開催され、多くの参加者がものづくりに夢中になっていました。

松ぼっくりツリー&木のトナカイ作り

一般社団法人サステナブルマップの子どもたち「カワサキSDGs推進隊」と早野のいちご農園「Slow Farm」が主催したワークショップでは、多くの子どもたちが手作り体験を楽しんでいました。
カワサキSDGs推進隊が集めた松ぼっくりでクリスマスツリーを作り、黒川青少年野外活動センター提供の木材を使用して、かわいいトナカイを作ります。どの子どもたちも真剣な眼差しで取り組む姿が印象的でした。

川崎色々積木

こちらは今回のイベントでデビューした『川崎色々積木』です。
川崎市は、市域の大部分が市街地なので市内で木材を用意することが難しく、これまで川崎市産の木のおもちゃが作れませんでしたが、市制100周年を記念して、仲良しの林産地の木で作成した「年輪アート」で張り付けた木を使って、「川崎色々積木」を作りました。

市制100周年を記念して作った年輪アート

全国各地の色々な木からできた積木です。手触りが違います。ぶつけた時の音の響きも違います。全て同じ形に加工したのですが、「木」って同じに見えて実は全然違うんです。
硬いから良い、柔らかいから良いというものではありません。重いから良い、軽いから良いというものでもありません。それぞれの木の特徴が味わいになります。
適材適所、家や家具など、適した木材を適した場所に使う。これが木材利用の基本であることが、触ってくれた方々に、伝えられたかなと思います。

丸太切り体験

やさちぃ き のひろばではおなじみの「丸太切り体験」ができるコーナーもありました。子どもたちが慣れないのこぎりに奮闘し、麻生区の早野で間伐した「スギ」を一生懸命に切る様子を見ると、知らないうちに力を入れて応援してしまいます。普段味わえない貴重な体験に、子どもだけではなく大人たちまでも夢中になっていました。

丸太や松ぼっくりでクリスマスアイテムづくり

川崎市内や神奈川県内の森林や里山で間伐された木材を使用して、クリスマスアイテム作りが体験できるこのコーナー。地元の木材を有効活用することで、森林保全や緑の大切さを感じてもらえたのではないでしょうか。かわいいクリスマスアイテムを作って満足げな子どもたちを見て、親御さんもとてもうれしそうでした。

アロマスプレーづくり

自分好みのオリジナルのアロマスプレーが作れる「やさちぃ き のひろば」では初めてとなる香りを扱うワークショップ。神奈川県産のヒノキや川崎市内産の柑橘を使用した精油などをブレンドし、自分好みの香りが作れるこのコーナーでは、子どもたちも興味津々で、自分だけのスプレー作りを楽しんでいました。

森のおはなし

オーパ内の木であそぶエリアでは「森のおはなし」という紙芝居が定期的に開催されました。クイズ形式のお話を楽しみながら日本の森や木について学べ、わたしたちにできることは何かを考えることができました。


偶然オーパに来店された方から「しんゆりくるり」のスタンプラリーで会場をすべて巡っている方まで、多くの方々にご参加いただいた第5回「やさちぃ き のひろば」は、おかげさまで盛況のうちに幕を閉じることができました。

当日は「しんゆりくるり」の各会場で、アコーディオン奏者・いしぬきひなこさんの演奏が響き渡り、イベント全体が温かい雰囲気に包まれていました。

第6回「やさちぃ き のひろば」武蔵溝ノ口駅南北自由通路のレポートも近々公開いたしますのでお楽しみに!そして最後の第7回は2025年3月1日(土)2日(日)には多摩区の生田緑地にある『かわさき宙と緑の科学館(川崎市青少年科学館)』で開催!プログラム内容は会場ごとに異なるため、事前に公式ホームページでご確認ください。

皆さんのご参加をお待ちしております!

▼「やさちぃ き のひろば」公式ホームページ

https://kawasaki-mokuzaiforum.com/yasachii-ki-nohiroba/

▼「川崎木づかいタウン」公式インスタグラム
https://www.instagram.com/kawasaki_kizukai/

イベント情報や身近にある国産木材情報を紹介します!

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